仕事の悩みを抱える人は多い。
このブログでもいろんなケースをご紹介しております。
〇〇さんは、5回目のセッション授業で、「自分の中心的価値観」(JIMCCAでは「心柱」と呼ぶ)に気づかれました。
私の書籍「稲田式コーチング」(Amazon限定販売)にも触れております。
本を読み、そこに目がとまり、「「心柱」が見当たらない・・」ということからセッション授業が始まりました。
あなたが今まで生きてきた中での一番の喜びは?
あなたは何のために仕事をしていますか?
あなたは何のために生きていますか?
さらに心柱を導き出す質問は多数ありますが、このような質問と、様々な実例の紹介で理解を深めながら、出てきた答えを解説していくことで、腹落ちが始まります。
最初に出てきた答、
例えば、
「人に頼られるのがうれしい」
これだと、表面的な答えであり、自身のトラウマやコンプレックスによる「反動的価値観」であることが多いんです。
これを見破るのもコーチングの醍醐味です。
相手が答えたからと言って、なんでもかんでも鵜呑みにしますと、相手の方の成長の妨げになります。
「人に頼られるのが嬉しい」
これを、中心的価値観に認定してしまいますと、
人に頼られるためにどうしたらよいのか・・そのことに気が向き、
相手に気を使い過ぎる。
(ちゃんとお世話しなくちゃ。ちゃんとアドバイスしなくちゃなど)
相手が自分をどう思っているかが気になる。
など副作用が大きく、これが心のバランスを崩す原因となります。
ついには、そのストレスに耐えかねて、
やってられない。
自分中心でいこう。
など、「開き直り」によりバランスを戻そうとすることになるケースが多々見られます。
これでは、「おしい・・」
せっかくいいところまで行ったのに!
で終わってしまいます。
さらに、そのうちまた、「こんなはずじゃない」と本来の自分が信号を送り始めます。
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実際には、
「人の役に立ちたい」など複数の心柱が出てきて、腹落ちされていかれました。
腹落ちすると、
迷いがない自分
決断できる自分
自信が持てる自分
へと変貌していきます。
〇〇さんも目が変わりました!
迷いが吹っ切れ、自信が出てきて、前に進む推進力がついてきたようです。
自分の素晴らしさに気づいたようです。
〇〇さんの今後に期待しております。
