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2008年03月

湘南高校 男子バスケ部 25 進むしかない!!

先週末の土曜日 春から夏にかけて大敗した I島高校との練習試合がありました。
ハーフゲームでしたが、10点差ぐらいにくらいついていくことができました。
 この試合は生徒達は多くのことを学んだようです。
エースの前原くんはオフェンス大好きな選手であまりディフェンスをしない選手です。その彼がディフェンスがんばろう!! と突然言い始めました。
すかさず私は「ディフェンスしない前原がディフェンスしよう! と言ってるのだからがんばろうや!!」(笑い)と言ったらベンチがなぜか大爆笑!・・やはり影響力のあるやつだと思いました。
 また、もうひとつの出来事がありました。
キャプテンのジョーが仲間のプレーに切れてしまい、ついにベンチに引き上げるやいなや「バカー!」と他の選手に言ってしまいました。
 「バカー言うなんや!!」・・・険悪なムード。
試合前に顧問のティー先生から話をされていたのにもかかわらず、自分の感情を抑えられなかったようです。
 ジョーは、たいへん責任感が強く、人一倍努力をする人間です。「勝ちたい」という気持ちも誰よりも強い人間です。彼は本当に素晴らしいやつだと思います。
しかし、まだ自分の感情をコントロールしきれないでいました。

 翌日の日曜日、元キャプテンO澤くんが練習に来てくれました。
キャプテン率いる湘南高校のスタメンVS O澤くん率いるセカンドチーム・・・結果はセカンドチームの勝利。
 ・・・ジョーに何が違うか話をしました。
 O澤くんを見てみろ・・・常にドンマイ ナイッシュー 次・・見方に指示を出し続けている・・・ けっして 上からものを言ったり、けなしたりはしない・・だからチームがいきいきとしている・・・O澤くんから学べ!!吸収しろ!!

「責任はコーチの私にある。嫌われ役、いやな役はコーチが引き受ける。君はチームに入り込め!もっとバスケを楽しめ!」

たった一度の高校生活です。
青春を謳歌してほしいものです。

騙されない!騙さない!自分のことをよく知ることが大事。

今朝の新聞に「人を信じれないという人が70%」近くいるというデータが載っていました。
 悲しい現実かと思いますが、「やはり」という気持ちです。

 多くのご相談者の方からよく「裏切られた・・騙された・・・信じていたのに・・」こんな言葉をよく耳にします。

 信じていた人の保証人になったばかりにその負債を抱えることになり、その後の人生が激変してしまった・・・このようなケースが実に多いことに驚きが隠せません。

保証人になる方にはその特徴があり、「人の頼みが断れない、情にもろい、親分姉御肌、優しい、涙もろい、お世話好きなど」の特徴があります。

 頼む方の心理からすると「この人なら引き受けてくれるだろう・・・断らないだろう・・・」というものがあります。
 中には「涙のひとつも見せればハンコをついてくれるだろう・・」こんな悪質な場合もあるようです。

 相手はその方の性格を利用し、操作しているということが言えます。

騙される人は、本当に律儀でやさしく、世話好きで面倒見がよくて本当に「いい人」が多いように感じます。
 またそのために騙されて人生そのものがマイナスに激変してしまうケースが多いのも現実です。

 ただ騙されたで済まず、家族をも巻き込んで不幸になってしまうケースもあります。

 このようなケースをなんとか防ぎたいという思いにかられます。

まずは「だまされない自分」を確立し、同時に「だまさない自分」を確立することが大事だと思います。

 人を信用できないような、「疑い」を持つ人生は不幸な気がします。

「信じるに値する人」もたくさんいらっしゃいます。

「人ってまんざらでもないな・・・」こんな気持ちになることも多々あります。


授業のカリキュラムの中でTA(交流分析)を入れ、自我分析で客観的な性格的傾向とご本人の自覚の面から「自分を知る」ということを取り入れているのも、このような現実的な背景があることに基づいています。

『ピンと来ない』なんとかなるではなくなんとかする。

FCAの体験授業に多くの方が見えます。

いろんな方がいらっしゃいます。
 自分の将来を真剣に考えてらっしゃる方、何かを求めて何かを学ぼうと思いたたれた方、 自分を成長させたい、人間関係に悩んでいるので 解決したい、キャリアを積みたい、仕事に生かしたい、など皆さんいろんな思いがあるようです。

しかし、中には全くピンとこない方がいらっしゃいます。
 ピンとこないというのは今の自分の状態がどんな状態かがわからない、あまり深く考えていない・・なんとかなるよ(浅はかという感じです)こんな状況です。
 
 決してこの方が悪いとかそういうことではありません。

これまでの育った環境や 職場などの環境がそうさせてるのだと思います。

特に若い方に時々見受けられます。
 たった一度の人生!
本当にもったいないと思います。

「なんとかなる」ではなく、「何とかする!」「必ずする!」「自分はこうなりたい、こうありたい」という前向きな人生を送ってもらいたいものです。

「なんとかなる」は自分が限界まで追い込まれたときやギリギリのところまで努力したときに 後は天に任せる・・・そんな思いの時に使う言葉だと思います。

『人事を尽くし天命を待つ』こんな心境のことだと思います。

時に、スポーツばかりやってきて学問(学び)が たりないなー と思う方もいらっしゃいます。

スポーツのよさと学問の両立がとても大切だと感じます。

学問が足りないと、次に学ぶ機会さえ失ってしまう。
つまり自分の成長が止まってしまう・・こんな危険性を感じます。

いよいよ学びの春です。 多くの方との出会いが楽しみです。

『自分の目標が明確になりました』縁ある方々の何かのきっかけになりたいと願います。

二級コースを終了したある受講生の方の感想です。

そのままの文章は体験談の方に掲載させていただきます。

 この方、『自分自身を見つめることによって、自信や勇気、やる気が湧いてきて前向きに進んでいけるということに気付きました。』という感想を書いてくださいました。

人生にはいろんな出会いがあり、きっかけがあることを強く感じます。

そのきっかけを通し、自分の目標が明確になった時に、人は『やるぞ!』という勇気が湧いてきます。

そのきっかけは日常のいたるところにあるようです。

ふらっと本屋で手にした一冊の本、友人との何気ない会話・・・。

時に『きっかけ』を意識した一日を送ってみてはいかがでしょうか。

今、自分探しをしている方がたいへん多いと感じます。
 自分がわからない・・・・何か迷っている・・・この先(将来)が不安だ・・・。
こんな気持ちを抱えていらっしゃる方が多いんです。

 私自身が縁ある方々の何かのきっかけになれば・・・そう思っています。

湘南高校 男子バスケ部 24  最後?の渇!!

湘南高校男子バスケ部もいよいよ架橋に入ってきました。
4月の2週目から公式試合が入ってきます。
この重要な時期に、福岡でも古豪で実力もあるH高校とG高校との練習試合がありました。結果は惨たんたるものでした。2連敗・・・久しぶりの大敗です。
シュートはリングにことごとく嫌われ、皆が不調・・・その成果気持ちまで落ち込んでいました。ここのところチーム状態は上向きで勝ちが続いていた矢先の大敗に、生徒達は大きなショックを受けたようです。
しかしピークを来月持っていくことを考えたらとてもいい薬になったと思います。
競合チームに勝つためには基本練習への取り組み方、意味を持たせる練習がいかに大切かが身にしみてわかったと思います。
試合後、久しぶりに大きな渇!!を入れました。
「練習はうそをつかないぞ!練習への取り組み方、意識の違いがそのまま出ただけだ・・・相手は部員が50名弱・・・ユニフォームを着るだけでたいへんだ・・まして試合に出るチャンスになんとかアピールしようとする気持ちがとても強い・・・普段の練習も芋の子を洗うような状況の中で練習をしている・・・このような現実的な厳しさが彼らを強くしている・・」このような趣旨の話を淡々としました。
個々の課題に対する指摘もしました。
最後には「君達のバスケット!!君達でよくよく考えろ!!」そう締めくくりました。

彼らは本当にいい人生勉強をしていると思います。
努力することの大切さ・・・しかし努力しているのは自分達だけではないという客観性・・・現実の厳しさ・・・。
さあ! これから彼らが一番大事なことを学ぶ時期です。
それは『決してあきらめない!』ということ、『最後までやり遂げる』ということ・・そのために自分自身の気持ちに勝つということ。
コーチとしての正念場でもあります。

仕事は仕事 プライベートはプライベート。まずは割り切り自己防衛・・・最後に学問の力。

『あなたは友人とお茶をするとき、どんな話をしますか?』

このような問いに多くの方の上位に『仕事』に関することの返事がきます。
上司、部下、同僚との人間関係、はたまた恋愛に関する話題などなど・・・。

プライベートの時ぐらい仕事のことを忘れて楽しく過ごせばいいじゃない と思いますが、実際はなかなかそうはいかないようです。

それだけ仕事が人に人の心に与える影響が大きいということが言えます。

特に人間関係の悩みは深刻です。

もし、仕事が(職場)がとても働きやすいいい環境であれば、心のコンディションがいい状態を保ち、プライベートも充実することでしょう。

 ところが、仕事の悩みや人間関係の悩みが、自分の気持ちに大きくのしかかってきます。
 ・・・とても大きな影響力です。

このようなケースでよくアドバイスさせていただいてるは・・・・まずは、仕事は経済活動の手段として割り切ることをお勧めしています。
 この段階をクリア出来ずに(割り切りができないで)退職せざるを得ないケースをよく見ます。
 ・・・とても残念なことです。
さらに後にこのことを悔いる人を多々見かけます。

次の段階では、心のコンディションを保つように心がけます。

それは自分をよく知り、相手をよく知ることが必要で、できるだけストレスをためないということが大事です。

さらに次の段階は今度は積極的に自分を変えることにより、環境を変えることにトライします。

そしてさらには仕事の意味、今自分がその環境にある意味を深く考えていきます。

試練の意味や『失敗』のとらえ方も同時に考える必要があります。

目指すは仕事とプライベートの充実。
自分らしい生き方でしょうか・・・。
そのためにも学問(学び)が必要だと感じます。

湘南高校男子バスケ部 23

湘南高校男子バスケ部の二年生達から学ぶことがたくさんあります。
今では彼らに対し尊敬の気持ちさえ出てきます。
彼らは勉強の方もとてもたいへんなんです。
朝課外授業、放課後の課外授業、土曜日の課外授業、さらに習熟クラスの子はさらに授業があります。その上、半端じゃない週末課題。これだけでもたいへんです。
その上での部活動です。
最近の彼らは全員の目が違います。
練習時間の短いのを言い訳にしません。
そればかりか智恵と工夫 そして絶え間無い努力を継続しています。
昼休憩は体育館でシュート練習をしているようです。
練習後、家に帰ってさらに走っている子もいます。
試合に出れない子もレギュラーと同じかそれ以上に練習しています。
先日、岡田くんと小早川くんに声をかけました。
『君らはものすごく上達している。しかし試合に出してやれなくてごめんな。・・・』
彼らは笑顔で答えてくれました。
こんなに頑張る子達は見たことがありません。

部員は28人。二年生は18人。ベンチに入れるのは15人。

これからが大事なんです。

「言葉にとても敏感なんです・・・」言葉は言霊・・生きている。

「言葉にとても敏感なんです・・・人の言葉に過剰に反応し、傷ついてしまうんです・・・」これはある受講生の方の一言です。

よく人間関係の中で、ふとした相手の言葉に傷ついたり気にしたり、悩んだり・・こんな経験がありませんか?

 なぜ言葉からそのような気持ちになるのでしょう・・・?

ぶっそうな話ですが、言葉で人を殺すことができるという方がいらっしゃいます。

それほど「言葉」にはとてつもない影響力があるということの例えだと思いますが、
この反対に、いい言葉は人を幸せにしたり、勇気を与えたり、元気を与えたりすることができます。

まるで「言葉」が生きているようですね・・・。

 「言葉」は「言霊(魂)」といい生きてるようです。

ですからとても影響力が大きいのです。

もしも今自分が言った言葉が全てその通りになる(マイナスな表現を使うとマイナス が返ってくる)そう考えると、マイナスな言葉を使わなくなるでしょう・・・。
それどころかいつもプラスの言葉を発していることと思います。

今回の受講生の方の言葉からあらためて「言葉」の大切さを確認させていただきました。

人を褒めたり励ましたり・・・どんどんプラスの言葉を発しましょう!!


「先生を追い越します!」自分らしいコーチが相手が求めるコーチだと思います。

「先生を追い越します!!」
授業の中での二人の受講生の方の言葉です。
 とても頼もしいお言葉です。
お二人とも将来はプロのコーチとして活躍を目指すとても将来性のある方々です。
 
一般的には「先生を追い越します・・・・」という言葉は先生に対し失礼ではないか・・・そんな風に考えがちですが、私は大歓迎です。
 とても大切な「情熱」「意欲」「やる気」がみなぎれば必ず「行動」に移るからです。
 「先生を追い抜きます・・・」この言葉は目標の設定であり、「やる気」の源になります。
 是非頑張って頂きたいと思います。

本物のプロコーチはこれからの時代が求めているものであり、自分自身の成長につな がるばかりかとてもやりがいのある仕事だと思います。

もちろん今の仕事を持ちながら週末や空いた時間での活動でも十分です。

私が考えるI式コーチングのプロコーチ=「Iコーチ」は「自分らしいコーチ」です。
 相手の方の潜在能力や可能性を信じるコーチにも同じことが言えます。

自分の長所(特徴)や潜在能力を思う存分に発揮し、自らが輝くこと・・・つまり自分らしいコーチということになります。

相手(クライアント)の方からしてもコーチ自らが夢と希望に燃え自らを磨き輝かせる・・・そして慈悲と愛情に満たされている・・・こんなコーチにコーチングをお願いしたいと思います。

 「先生を追い越します!」というぐらいの情熱のある素晴らしいコーチの誕生を楽しみにしています。

『気付くということ』気付かないと何も変わらない。気付けば変わる。

ふらりと街の書店に行くと最近になって特に目立つようになってきた言葉が『気付き』という言葉です。
 「気付き」「気付きのメッセージ」「気付いたら・・・」などのタイトルやセミタイトルがやたらと目につきます。
 これは私に何か気付けということなのでしょうか。・・・(笑)

何かに気付きなさいというようなメッセージをあちらこちらで放たれているような気がします。
 いつたい何に気付きなさいというメッセージなのでしょうか・・・?
人それぞれ違うでしょうし、人類全体として考えないといけない地球環境の問題、さらには、人間としての「神性」というべき本来の姿なのでしょうか・・・?

 ところで『気付く』とはどういうことなのでしょうか?

そこでまず「付かない人」の特徴を上げてみますと 、人の言うことを聞かない、頑固・自分本位(わがまま)・固定観念(こだわり)・先入観(思い込み) 等々マイナス的な要素が上げられます。

 では、「気付く人」の特徴はと言いますと、素直・前向き(向上心)・学び(自己啓発)・柔軟性・客観性、愛情 等々が上げられます。

 では『気付く』とはどういうことかと考えますと、多くの生徒さんに見られるように 「行動に移す」ことだと思います。

 行動することにより、必ず何らかの学びがあり、また次の行動に移れます。結局行動に移せない(一歩踏み出せない)のは気付いてないのと一緒ということになります。

気付かないかぎり、自分は変わりません。

多くの気付きがある日々を送りたいものです。



I式コーチングのJIMCCA

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