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2009年01月

“異変”が始まる前に「早め早め」の対策を!!


・・・最近特に、身近な問題につての具体的なご相談が増えてきています。

社会や環境や人がますます複雑化していることだと思います・・・・。

自分の将来や方向性に不安を抱く方・・・

今の自分や自分を取り巻く環境に悩む方・・・

様々な問題や悩みが交錯し複雑化しているように肌で感じます。


耐え切れずに激流にのまれて自分を見失ってしまう方もお見受けします・・・。

それが自分自身に問題がある場合・・・

他人によってそうなってしまう場合・・・

主にその二つがあると感じます。(その他様々な環境による場合など・・・)


一旦精神的に病んでしまいますとその回復に多くの時間と労力が割かれます。

マスコミ等でよく紹介される例として、俳優の萩原流行夫婦、高島忠雄、歌手の西城秀樹のケースなどがあります。

共通するキーワードは“異変” ・・・ある日突然に・・・という言葉です。

・・・それまでのストレスの蓄積から・・・“異変”への変化です。

・・・知らず知らずに・・・

・・・これぐらい大丈夫だろう・・・

・・・そう思っていてもストレスの蓄積が始まっている・・・そして“異変”へ・・・


 “異変”が起こると、仕事どころか日常生活にまで支障をきたします。


今の我々を取り巻く環境は、“異変”が起こりやすい環境かもしれません・・・。


お仕事をされている方は、そんな環境下でも結果が求められます。

お仕事をされてなくても普段の自分を保つことが難しくなってきているように感じます。



ここからが大切な話になりますが、現実を受け入れた上で、「だからこそ」が必要になると思います。

 先にブログでご紹介した「目標を達成した方」・・・この方にもしも相談する人(相談できる人)がいなかったとしたならば・・・あの時の状態のままストレスが蓄積されていったなら・・・いったいどうなっていたのか・・・。


客観的に見ると、紙一重かもしれません。

(結果は一番いい方向に行ったので安堵しましたし、本当に良かったと思います。)


心(精神面)には弱い面がある・・・こう受け入れると、早め早めに人に話したり、相談したり、視野を広げ視点を変えたり・・・この『早め早め』が鍵を握ると感じます。

私にも「コーチ」がいます。
(いつか公開できたらと思いますが・・・ご本人のご意思がありますので・・・。)

 それこそ『早め早め』対策なんです。


稲田先生だったら・・・先生なら・・・と思われるし、そうおっしゃる方もいらっしゃいますが・・・
私も生身の人間ですので・・・(笑)

 私の場合、立場や役割的に周囲への影響が大きいので、自分の弱い面を認めた上で、『早め早め』に一番いい状態にコンディションを持っていくことを考えています。

 そうすると、本来の前向き、積極的、情熱、強さ、明るさ、愛情などプラスの面が活発になります。

自分自身でそのことを良く知っていると思います。


Iコーチを一人でも多く養成(排出)したい・・・全国に広がって欲しい・・・そう願うのは自分自身のそんな体験からでもあります。

話が逸れましたが、
他人からの影響によって自分を見失う・・・ここでも「だからこそ」学びが必要になります。

その学びとは「知識」によって可能なかぎり視野を広げること。

そして、「気付く」ことにあります。
 (気付きは人それぞれの環境により千差万別です。)


話を冒頭に戻しますと、最近身近な問題の具体的な相談が増えているのは、それを解決しなければ、ストレスが増え・・・“異変”への防衛本能かもしれません・・・。

 ・・・そんな風に感じます。


うーん・・・次々と私にテーマが与えられる気がします。

 今考えられるのが、以前から問合せがある「メールでご相談できませんか?」ということに対応することかなー・・・

実際にもメールでご相談が寄せられていますし・・・。

マンツーマンで行うIコーチングのようにはいきませんが、「早め早め」の対応・・・

そして広範囲がフォローできることもありますねー・・・。

一度この仕組みを考えてみます。


できればそれこそ早め早めに実施できればと思います。

「一番に目標達成しました」初めての目標達成の報告に喜びも一入(ひとしお)

「一番に目標達成しました」
 
 受講生のある女性の方から、朗報がメールで届きました。

 見ると、「今月 見事に目標達成しました!!」・・・・とありました。

 思わず電話をかけました・・・。


「おめでとう!・・・本当におめでとう・・・」・・・涙が出そうなぐらい喜びました・・・。

 「コーチングのおかげです・・・ありがとうございます・・」と言われましたが、
(普通 こういう時は、お世辞にもコーチのおかげで・・・と言うと思いますが・・・(笑)・・・私はそんな言葉を求めていないので大丈夫です。 )


 「いいえ、これはあなたが本来持っている力がそのまま出ただけなんですよ」と答えました。

 ・・・・本当にその通りなんですから・・・。



 「嬉しいですー・・・ありがとうございます・・・」

 ・・・言葉が弾んでらっしゃいました・・・。


 営業職の方で、毎月ノルマを追いかけて1年以上・・・・

 上司に恵まれず、本来の自分の良さを見失っていました・・・。


 授業と授業の中でのIコーチングにより、どんどん気付きがありました。

 知識を得ることにより、営業に必要な現実的な武器を身につけていかれました。


 その武器と、この方の長所や特徴を生かした戦略と戦術の立案です・・・。

 業種やターゲットの絞込みや具体的な展開の仕方などのやり取りをし・・・


 さあ いよいよ出陣!



・・・結果・・・ついに・・ついに・・・快挙・・・

本人にとっての快挙の日がやってきました。


「営業目標達成!!」・・・


素晴らしいとしか言えません・・・・。


振り返るとご本人の中でどのような変化があったのかなー・・・・そう考えると、


まずは、自分自身の心のコンディションを整え・・・・

 考え方、とらえ方など頭の整理・・・・


 新しい知識を得て、上司との人間関係の見方を変えて、実践。

 自分の長所や強みを再確認し、自信を持って・・・


 実践現場に応じたプラン(戦略・戦術)の立案(イメージ)

 具体的なトークを覚え・・・さあ 本番!!


・・・こんな感じでしたね。


授業とIコーチングと実践学(術)のトータル的なプロデュースということだと思います。


1.授業の場で実践心理学やI式コーチングスキル、(営業に必要な質問法など)などの知識を学び・・・

2.Iコーチングにより、自分の強みや特徴、価値観や潜在的な力に気付き、(自分自身を癒し、認め、意欲を湧かす・・・)自身の武器の確立。

3.セールストークや実践の場をシュミレーションしていく・・・実践用の武器を装備。

・・・最後に実践。


弱みを解消(工夫)・・・強みを伸ばし(確認と意識付け)・・・より具体的な実践的行動へ・・・


これがこの方の通ってきたプロセスです。



12月7日が最初の授業の日だったので、まだ2ヶ月たっていないことに驚きました・・・。

恐るべし・・・


 やはり、この方は潜在的な力というべき大きな力をもっておられました。


・・・人は大きな潜在的な力を持っていることを痛感します。


また、1・2・3のステップが大きな効果に繋がることをあらためて知らされました。


 今、勉強中(受講中)の方や、これから受講される方には大きな励みになります。


さらに飛躍するために、再びレベルアップした1−2−3 ステップが待っています。


この方の今後が楽しみになってきました。

そこに携われる自分が幸せなことだなー・・・そう感じました。



ゆなさ塾様主催 研究科受講生様のコーチング研修に行ってきました。

「ゆなさ塾」は女性の元気・キレイ・自立を掲げられ、「自分らしく輝いて生きる」をテーマにこれまで多くの魅力人を輩出されている学びの場です。

 最近では「江戸しぐさ」に通ずる「和」のこころを伝承し、広められていらっしゃいます。
 
そのゆなさ塾の主催者である浜田安代先生は、とても素敵でまさしく魅力的な方でバイタリティーのある方です。
(知る人ぞ知る有名人です)

そんな浜田先生とは、あるラジオ番組の収録でたまたま隣り合わせた・・・・千載一遇の奇跡のような出会いです・・・。

そんなご縁がありまして、今回の研修にお声をかけていただきました。

この場をお借りし、心からお礼申し上げます。


P1270391今回ご参加頂いた皆さんは普段から学んでいらっしゃるからか、とても美しくきれいに輝いていらっしゃるなーと感じました。
・・・であれば笑わすしかない・・・(笑)・・・冗談ですが・・・
女性ばかりで圧倒されるかと思いましたが、そんなことは全くなく・・・さわやかな空気が流れていました。

皆さんのいいところが引き出せて、何か新しいことにひとつふたつ気付いていただき・・コーチングのスキルを役立たせていただければ・・・そんな気持ちを乗せて、
研修が始まりました。




P1270390みなさんの感受性や表現力は素晴らしいものがありました・・・
ひとつ聞くと2つ3つの感じた答えが返ってきます・・・
こちらが意図している気付き以上の気付きの感想が聞かれました。

 私は相変わらず笑わせようと・・・・
そんなことないですよ・・・時々笑いをブレンドしながら楽しく勉強していただこうと・・・そういうことです。




P1270392コーチングの実際の体験談などを交えながら・・・その時のみなさんの表情は真剣でした・・・
メモを取りながら一生懸命聞いていらっしゃいました・・・
カウンセラーを目指される方もいらっしゃいますので余計に興味がおありだったのだと思います。






P1270389ワークとエクササイズを中心に楽しく進んでいきます・・・みなさん本当に楽しそうな表情でしたね・・・
「美しいですねー・・・」
好奇心も旺盛でいらっしゃいました・・・

「先生 若そう・・・」と言われたので、「若いです」と答えました。(笑)

自分では顔に責任を持つ40代・・・

・・・いい顔だと思いこんでいますが・・・(笑)

「目の中に吸い込まれそうです・・・・」

そうおっしゃられるとさすがに照れてしまいましたが・・・それぐらい褒め上手ですね・・・

コーチングの褒めるスキルはバッチリです。



今回も素晴らしい魅力ある方々との出会いに感謝です・・・。

短い時間で(実は予定をかなりオーバーしてしまいました。13時から15時の予定が気がつけば17:30・・・すみません・・・本当に・・・)
コーチングやI式コーチングの奥深いところまではできませんでしたが、実用的なポイントはしっかり掴めていただいたかな(そうであればいいな)と思います。

またどこかでみなさんと再会できることを楽しみにしています。



※2月6日 「江戸しぐさ」の伝承者で第一人者の「越川禮子」先生の講演があるそうです。私も参加します。 詳しくは092−739−3400 ゆなさ塾宛。




「自分の弱みを見せれる人間ほど強い人間はいない」ドラマのひとコマより。

「自分の弱みを見せれる人間ほど強い人間はいない」・・・これはあるドラマの中で梅宮辰夫が発した言葉です。

 ドラマのストーリーと相俟って「ぐーっとくる」言葉でした。

この時、同時に以前のことが頭を過ぎりました。

それは・・・


以前こちらに見えたある方が、「心って折れやすいんですね・・・」そう言われました。


 「そう思われますか・・・どうしてそう思われますか?」という問いに、


「会社の中で、女性でありながら、女性だからこそ!!と10年間頑張ってきました・・・

 ・・・しかし自分が育てた部下の男性が自分の上司になることになりました・・・

   ・・・この時はさすがにへこみました・・・

   ・・・・どうみても彼はそんな器ではない・・・・

・・・私の方が(上というニュアンス)・・・・こんな気持ちが出てきた時に、自分が情けなくて情けなくて・・・」


・・・このようにおっしゃられました。



「今は『心が折れている』状態ですか?」

  「はい。そんな感じです・・・」

・・・・


「では心が折れる前はどんな状態だったのですか?」

  「・・・とにかく仕事に打ち込んでいました・・・」


「その時の心は強かったのですか?」

  「強いというよりも・・・・必死という感じで・・・」

・・・・

「ご自身の弱い気持ちを隠そうとして必死で仕事に打ち込んでいたのではないですか?」

  「・・・・そう・・・そうかもしれません・・・」

「そうだとすれば、もともとご自身の心は弱かったのではないですか・・・
 ・・・その弱い心をご自身が分かっていて・・・分かっていたからこそ必死で頑張ってこられたのではないでしょうか・・・」
  
  
  ・・・しばし・・涙・・涙・・・


  「そうですね・・・弱かったんですね・・・私って・・・」


「弱いご自身を受け入れてあげたらいかがですか・・・

 ・・・自分には・・・こんな弱い面がある! 

・・・しかし、・・・こんなに強いところもいいところもたくさんある!

・・・そうは思いませんか?・・・」



  「・・・・そうなんですよね・・弱い自分がいてもいいんですよね・・・

   強い自分やいいところもたくさんあるわけだから・・・」


・・・ご自分に言い聞かせるように気付かれた瞬間でした。



「強くなくては!」・・・この思いが強くこの方に影響を及ぼしていると感じました。

 「弱くていいんだ・・・」このような気持ちになられた時に、

とてもとても安堵の表情を浮かべられました。


梅宮辰夫の言葉「自分の弱みを見せれる人間ほど強い人間はいない」・・・

とても深い言葉だと思います。





※今回のケースもあくまでもこの方のケースです。
現在の環境(状況)により、心の支え(強さ)が必要な方がいらっしゃいます。
その場合は、その支えを無くしてしまうような言葉になってはいけません。
 場合によっては「崩れ落ちてしまう」ことがあります。
こうなっては元も子もありません。

コーチやカウンセラーには、現実的なバランスや視野の広さが必要だと感じます。

「私、今の仕事に向いてないと思って悩んでいました・・・」ある女性の言葉。

「私、今の仕事に向いてないと思って悩んでいました・・・」

・・・これはある20代女性がつい最近の出来事を受けての言葉です。


よくよく聞いてみますと、「上司から言われた言葉で傷ついて・・・」とのことでした。

 どんな言葉かと聞いてみますと、(概略)

「なぜこのデータから何も読み取れないんだ!?」
「なぜこのデータを生かせないんだ!?」
「・・・だから仕事ができないんだ!・・・」

・・・こういう言葉をたて続きに浴びせられたようです。



そして、その上司の特徴を聞いてみますと、

・・・出ました「W型」・・

 ここ最近多いですねー

えらそう(頑固過ぎる)
冷たい(思いやりがない)
プライド高い
クール


 さらに「セクハラ」があるそうです。

「W」さんはほんとに多くの人に危害を加えていますねー 

・・・こうなってきますと犯罪ですねー

なんとかならないかと思います。


Wタイプの人は多くの人を傷つけています。

その方のみならず、家族を犠牲にさせたり・・・


常識的に考えても、そのようなことを続けていたらどうなるのか想像がつきます。

裁きは今話題の 天・地・人に任せて・・・


しかし、現実問題として、まず自分を守らないといけません。

この方に伺いました。

 「あなたのいいところはどんなところですか?」

   「社交的・・・明るい・・・相手に気に入られる・・・情熱・・・」


 「それは強みと言えますか?」

   「はい。強みです・・・」



・・・中略・・・・


最終的に自らの成功例や強みの自覚から自分らしい仕事のスタイルを再確認されました。


「データ」「データ」という今回のケースに対応するための具体的な対応策もアドバイスさせていただきました。


大切なのは「自分」というポジションです。

 今回の方も「結果を出せばいいんですよねー・・・やる気になってきました・・・」とおっしゃられました。


今回のケースで、もしこの女性の個性を生かそうと考えれる上司であれば、

その個性に応じて一番いい方法をともに考えることができたでしょう。


 松下幸之助さんが人を採用する際に、東大卒ばかりを採らない理由を、人の個性と役割を大切にしていたと聞いたことがあります。

とても大切なことだとつくづく思います。







 






2−3月にかけての取り組み。トライアルカリキュラムや新企画の骨子。

2−3月にかけてはいろんなトライアルカリキュラムや企画を実現させていきます。

ここでその内容の骨子に触れたいと思います。
(詳細はHPに掲載できるようただいま準備中です)

「ONE DAY コーチング集中レッスン講座」

主に企業・団体向けに丸1日かけて行っている実践コーチングの醍醐味を余すところなくご紹介する内容です。
 「コーチング」や「コミュニケーション」のポイントが自身の中で整理され、実践できること、実践するコツを体得していただけます。

土曜日1回、日曜日1回、平日に1−2回を予定しています。


「朝トレ コーチング・ビジネス」

出勤前の1時間 ×4週(4コマ)
7:00−8:00 
コーチングの実践ビジネスに特化した内容だけを集中してマスターします。
仕事で悩んでいたり、伸び悩んでいる方、必見必修の内容です。
 行動を起さないと何も変わりません。 

同じく
「夜トレ コーチング・ビジネス」
遅めの仕事帰りの1時間×4週(4コマ)
21:30−22:30 


「コーチング親子セミナー」

以前からご要望が多数寄せられた待望のセミナーを実現します。
お子様連れが可能です。
平日朝10:00−12:00を予定「しています。


「楽しく2時間 コーチング・ワークレッスン」
コーチングスキルのコミュニケーションに必要なワーク(演習)を中心に楽しく学びなながら自然に身についているという内容です。
「コーチング」って難しそうだなーと思われている方、「コーチング」に興味はあるのだけど・・・と躊躇している方に、『「コーチング」ってこんなに楽しいものなんだ・・・』と思ってもらえるような内容です。

コーチングのきっかけレッスンとしてお勧めです。




「ONEDAY セルフコーチング・自己実現度講座」

自分自身に徹底的にこだわる1日講座です。
自分自身に気付き、自分を変えるための講座。
 今の自分はこれまでの習慣からきています。新しい習慣をつけることがこれからの自分を創ります。


「Iコーチング・無料相談の日」

月に一度、限定3人ぐらい(予約制)
これまでIコーチングにより多くの方がその後を大きく感動とともに変えていかれました。少しでも多くの方にその機会が提供できればとの思いで実施させていただくことにしました。
  

それって「市場?」・・・「しかけること?」

27日にはケイコとマナブに「自己実現度」を取り上げた生徒募集の記事が掲載されます。


 担当者の方もこまめに足を運んでFCAの良さや魅力がどうやったら伝わるのか・・・一生懸命に考えてくれています。


 いい担当の方に恵まれたことにまずは感謝です。


私の考えは、何も飾らずに、そのままをそのままの姿を掲載してください・・・ということなんです。

 ・・・そうすると、担当者の方も困るわけです・・・(笑)


担当者の方もIコーチングを目の当たりにしたり、セミナーに参加したり、体験談を聞いたり、私の話を熱心に聞いてくださり、相当理解して下さっているので、
なおさら、絞込みが難しいようです・・・


 あと、こだわりがありますので・・・担当者泣かせですね・・・(笑)


そのこだわりと言いますと、

 意図的・作為的な「しかける」ということをしたくないからなんです。


「しかける」とは・・・例えば、先日の新聞記事にカウンセリングに相談する方が激増・・・・さらに統計的に30−40代の女性が半数以上に・・・そんなことが書いてありました。

 そうすると、例えば女性のための「カウンセリング」30分無料で・・・

とか、30代40代の女性のための・・・・とか、

このようになりがちです。

(※その言葉が悪いわけではございません。)


その他、女性に響くキーワードもたくさんあるようです。
(問題があってはいけませんのでここでは書きませんが・・・)


ビジネス的に考えたら、「市場」という発想になります。

この考えは決して間違いではないと思います。


しかし、「コーチング」や「カウンセリング」のような生身の人、人の心と向き合う仕事において、そのような「市場」と扱うことに私は抵抗があるんです。


ですから、私の場合は、「縁のある人」という考え方なんです。

その「縁のある人」に少しでも響くきっかけを提供していきたい・・・そんな気持ちです。

ですから一人でも二人でも・・・こういう発想になるので担当者の方も困るわけです(笑)



別の機会に「しかける」「しかけられる」
「・・・・いつのまにかしかけられている」などについて触れたいと思います。



「コーチングは『使えない』と思っていました。」・・・その理由とは?

「コーチングは『使えない』と思っていました・・・。」

そう語り始めたAさん(仮称)

Aさんはある企業にお勤めで、その企業主催で行われたリーダー研修(部下を育成する目的)でそう率直に感じたそうです。

 なぜなら、Aさんの職場(部署)はそれでなくても人が足りず毎日遅くまで残って仕事をしているのに、「そんなめんどくさいことはできない」と感じたようです。

コーチングの質問法で「why〜 ?」(なぜ・・?)と聞かずに、

HOW〜?  どうしたら・・・?  どのように・・・? と聞きなさい

そう教わったそうです。


しかし、実際にはそんな時間はありません・・・指示したことをやってもらわないと・・・そんな本音が出てきたようです。



そこでAさんにこんな質問をしてみました。

「『HOW〜?』で聞かれるとどんな効果があると思いますか?」

  A「うーん・・・悪い気はしないですねー・・・」


「もう少し具体的に表現してもらえますか・・?」
  
  A「・・・自分で考えて答えを出すので、やる気にはなりますねー・・」


「・・・なるほど・・・『やる気』になるんですね・・・」

「ところで『Why〜?』(なぜ〜?)と聞かれたらどんな気持ちになるんでしたっけ?・・・」

  A「・・・いやですね・・・」

「具体的には?」

  A「腹が立つというか・・感情的になるというか・・・うーん・・言い訳も出てきますねー・・・」

「なるほど・・」「仕事の効率が上がらないわけですね・・・」

・・・・・中略・・・・


Aさんは『HOW〜?』の効果(やる気が出る)は感じていたようです。

 自ら・・・・こう思います。
   ・・・・こう考えます。
   ・・・・こうします。

このようにやらされているのではなく、主体的になり、モチベーション(やる気)が高くなるという効果です。


仕事や職場において、個々の経験(新人から中堅、ベテランまで)や能力が違います。さらに会社の方針や目標があります。
全てをトータル的にバランスよく考えてリーダーとしての職務を果たさねばなりません。
 部下の育成(教育)はもちろん職務のひとつです。

・・・となると全ては状況判断がポイントになります。


※Aさんのケース

 A「忙しい時に、いちいちどうしたらいいと思う?聞いてられませんよ・・」

 その通りだと思います。

しかし、「これをこの通りしなさい」と絶えず指示命令していたら部下に「いやいややらされ感」が出て効果(仕事の効率や部下の成長)がありません(※あくまでも今回のAさんのケースです)


「では、1・2・3についてやってほしいのだけど・・・君はどう思う?」

「或いは、1・2・3というやり方があるが、他にいいやり方があるかな?」

一例ですが、このようにもっていくと、教えながら主体性を持たせながら育てるというイメージになります。


どんなに忙しい状況においても、部下の「モチベーションUP」と「育てる」ということは欠かせません。


今回のケースは 「動きながら結果を出しながら部下を育成しながら前に進んでいく」というケースになります。

(実際の仕事の現場ではこのようなケースの方が多いと思います。)




大切なことは、状況に応じた『HOW』の使い方で、

『HOW』をどうやって使うのかではないということです。


そのためには、「HOW」の効果を知っておくことが必要です。

そうすれば、実際の仕事場でその使い方の応用が効くことになります。


その他の「コーチングスキル」の全てにもあてはまると思います。

実際に使えること(応用できること)、実践できることが大切だと思います。



Aさんが最後に、『・・・使えますねー』と言われました。

 なんで・・「使えない」って言ってたじゃないですか・・・(笑)

「会社にいる『W型』」の人間とどう係わればいいのですか?」こんなご質問がありました。

『w型』の人間ってどんな人間のことかと言いますと、

TA(交流分析)による性格的傾向をグラフ化した時に、まさしく「W」の形を描くタイプの方のことです。

※あくまでもその時その時における性格的傾向ですので、変化していきます。
 「あの人はこんな人間」と決め付けることはたいへん危険なことです。

  血液型占いのいように「決め付ける」ことが、コミュニケーションの柔軟性や工
  夫を阻害してしまいます。

  ですから、「傾向」・・・しかも「今現在の・・・」こうとらえることが大事です。

  ・・・この点は十分気をつけたいところです。


今回のケースの「W型」の人の特徴を聞いてみると、

まずプライド高く非常に頑固、

クールで冷たい(やさしさや思いやりがない)

合理的で仕事は非常にできる

あまり感情が出ない(暗い雰囲気・・楽しくない・・・気難しい・・)

上役の顔色や人の顔色ばかりみている(場を見て考えを変える・・言うことを変える)

・・・これほどはっきりした「W型」も珍しいですが・・・(笑)


では実態としてどのような現象が起こっているかと申しますと、


「次々と部下が辞めていく・・・」という現象です。


辞める理由は、だいたい想像がつくと思いますが・・・・

今回の「w」さんは本当に最悪のケースです。


では、なぜそんな「W」さんが会社に残れているのかというと、

上役に取り繕うのが非常に巧みだということだと思います。

人の顔色を伺う能力に長けているので、その場その場でうそを言ってでも自分の立場を守れる人のようです。

さらに、合理的な部分が仕事ができるといういい面と、それ以外のマイナス的要因

作為的、策士的・・・ようするにずる賢い・・・という面が大きく作用しているようです。


この人のために会社を辞めた方にもご家族があったでしょうに・・・

残念ですね・・・。


もし、自分の上司が同じようなタイプの上司だったら・・・

そう考えると他人事ではないと思います。


しかし、そんな上司を客観的に分析できたら必ず策はあります。

そんな上司のために会社を辞めて家族を犠牲にする必要はありません。


「策士策に溺れる」のことわざ通り、策士は必ず策に溺れます。

また、毒は毒をもって制す・・・(ちょっときつい表現ですが・・)

「コーチ、コーチングスキルに溺れる・・」・・こうなってはいけませんね。

(余談です・・)


やはり大切なのは、人間性を含めたバランスの取れた自分・・・これが一番「強い」と思います。

小手先でいくら策をめぐらせても、「達人」には通用しません。

すぐに見破られてしまします。



結局今回のケースにおいて、具体策をアドバイスしました。(この場では書けませんが)
策士(悪い方に作用している策士)に対する正義の策はありました。

自分自身をそのまま出してストレート(直球)で勝負できたらこれ以上いいことはありませんが、変化球が必要な場面が出てきます。


今回のケースで感じたのは、やはり身を守る防具(グローブやレガース、ヘルメットやすね当てなど)を身につけることの必要性・・・・その上ではじめて自分らしく生き生きとフィールドでプレーができるんだろうな・・・ということです。
 













「私、コーチングに向いていると思うんです。」ある女性の言葉。

先日の土曜日のこと、このブログを見ていただいて方の数が、3桁を超えました。

1日に100人以上の方にご覧いただけるようになったことをたいへん嬉しく思います。

ここに至るまでにはいろいろありました・・・。

ブログの内容について、心ない中傷を受けることもありました・・・。

ブログでは伝えたいことが伝わらないのかなー・・・

・・・逆に間違って(曲解して)伝わってしまうのかなー・・・


 いっそ 辞めようか・・・または会員制にしたらどうだろう・・・


そんなことを考える時期もありました。


 ある方にそのことをちらっと漏らした時に、

「それでは、稲田さんの意味がありません・・・」


・・・その言葉に初心と志を思い出し、「誰のために・・・」「何のために・・・」

このことを自問自答しました。(こんな時、セルフコーチングが役立ちます)


・・・その後、

「ブログを毎日楽しみに読んでいます・・・・」

「・・・とても参考になりました・・・」

「・・・気付きがありました・・・きっけになりました・・・」


そんな言葉に励まされ、再びスイッチON!!


目の前のこの人に少しでも良くなってもらいたい・・・そんな気持ちを画面の向こう側にイメージしつつ継続していきました。

そして今があります・・・。


これからも自然体で、必要と感じたことや書きたいことを書いていきたいと思います。


・・・前置きが長くなりましたが、以前から遠隔でIコーチングをしている女性の方が、急に、「私、コーチングに向いていると思うんです・・・」とおっしゃいました。

「どういうことですか?」(笑)

 「私と話をする人がみんな元気になっていくんです・・・・それが凄く嬉しいんです・・・・」

「それはどんな時にそう思うのですか?」

 「・・・いろんな場面ですが・・・私がその時元気なくても話した相手が元気になるんです・・・」

・・・

こんな会話がありました。


ご本人が「コーチング」に向いているというですから・・・そうなんでしょう・・。

向いている向いていないというより、「人が元気になる姿」に喜びを感じるようになったこと・・・こういう転機があったということだと思います。


この方、最愛のお母さんを亡くし・・・絶望の淵にいらっしゃった方です・・・

・・・それから1年・・・

そこから立ち直り、自分を取り戻し、元気になったら今度は人(他人)に対し、何かできることをしてあげたい・・・そんな気持ちが強くなってきたようです。

そのため本格的にコーチングを学びたいと思われるようになりました。

人一人は300人に影響を与えると言われています。


悲しみを乗り越えて来た人ほど

人の痛みが分かります・・・・



是非学び、さらにパワーアップし、周囲に良い影響を与えていただきたいと思います。





I式コーチングのJIMCCA

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