１7年/8万5千人が見た稲田コーチのブログ　 : 2009年06月

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2009年06月30日10:17

カテゴリ: 稲田コーチ

【世界にふたつとない自分らしい接遇】・・・のヒント！

昨日のブログの「接遇」についてご反響いただきましてありがとうございます。

ブログでは書ける範囲がございますが、直接お話を伺いますと、

「私もどこかおかしい・・・と思っていまして・・・先生のご意見をお聞きしたいと思っていたんです・・・」

「販売という限定された形だと感じました・・・」

「社名も出てましたが、私がその店に行ったら、何か作られたロボットから接客されるような気になると思うんです・・・先入観がついてしまいました・・・」

・・・するどい～・・

・・・このような鋭いご意見をいただきました・・・。

受講生の方々がだんだん本質を見られるようになってこられたのでしょうか・・・

少しづつ浸透しているのでしょうか・・・

それぞれにいろんな受けとめ方があっていいと思うんです・・・

Ｉ式コーチングのベースになる考え方として、このブログでも度々ご紹介していますが、人の性格的傾向・環境・価値観は全て違う（遺伝子の数だけある・・・）ということがあります。

そこに、その時のコンディションが加わります・・・コンディション（身体の面・メンタルな面）

・・・ですから画一的なものでは到底対応しきれない・・・ということになります。

では、どうするのがいいかといいますと、分かりやすく表現しますと、

①自分自身を好きになること

②相手のことが好きになること

③接遇スキルのセンスを磨く（マナー・コミュニケーションスキル・Ｉ式コーチングスキルなどを含む）

実はそれぞれにたいへん深い意味があります。

①自分が好き・・・自分をよく知り、自分を認め、成長する自分やイキイキ輝いている自分・・・自分自身の人間性を客観的に見ても好き・・・と思えるコンディションを作ることで、自信　イコール　キラキラ感がでてきます。

・・・この状態は作られた自分ではありません

・・・そのままの自分

・・・自分らしい自分

・・・自然な自分

・・・ということになります。

こんな状態の人を見て、よく使われる表現ですが、

「あの人はオーラがある・・・」なんて言われるようです。

②の相手のことが好きになる・・・

これが簡単そうで難しいんです・・・

これについては、少し心理学的な勉強をする必要があります。

・・・この場では詳細を割愛させていただきます・・

③接遇のスキル（技術）については市販の本でも詳しく書かれています。

（コミュニケーション法やＩ式コーチングを身につければ鬼に金棒なんですが・・・（笑）・・・）

トータル的に学んだあとは、「センス」を磨くということになります。

・・・いきつくところが、自分らしい接遇・・・ということになります。

世界ふたつとない自分らしい接遇ということになります。

今日は「一瞬で相手を落とす方法」・・・についてご質問をいただいた件について書く予定でしたが（笑）・・・気がつけばこのようになっていました・・・

こちらについては後日ということでご容赦ください。

2009年06月29日10:26

カテゴリ: 稲田コーチ

【表面的】「・・・この子の笑顔がなんかわざとらしいんですよね（笑）・・・」

研修やセミナーに行きましたら、ご家族、友人などごく親しい関係の方が参加されるケースがあります。

そんな時に他人ではまずありえないような本音を相手に言われるケースがあります・・

そこまで言っていいんですか・・（笑）・・ということもありますし、

笑っていいのかを迷うことがあります。

先日のこと、ある姉妹のお姉さんが実の妹さんに対し、「この子の笑顔がなんかわざとらしいんですよねー・・・」・・・と言われました。

妹さんの方は「そんなことないよ！」・・・と言われていましたが・・・

少しわざとらしいところがあるかな？（笑）・・・と感じました・・

・・・そんなこと言ってはいけませんね。

この妹さんの方には、何か心から笑えない理由があるのだろうな・・と感じておりましたら、案の定そうでした・・・

しかしとても前向きでけな気な方で、一生懸命いい笑顔を作ろうと努力されています・・・

・・・私にはそれが伝わってきましたが、お姉さんからは、毒舌がモロに言葉となって襲ってきました・・・（笑）

この妹さんの場合、本物の笑顔になるのに少し時間がかかりそうです・・・。

表面的な笑顔はいくらでもトレーニングによりできると思います。

しかし、その実、この妹さんのように本来笑いたくないのに周囲からいろいろ言われ、笑わなければならないと思い込み・・・無理やり笑顔を作っていきますと、

周りからみるとわざとらしい笑顔（作られた笑顔）に映ることがあります。

人は本来より自然に戻りますと、笑顔が自然に出てきます・・

優先されるのは無理やりではなく、自然な笑顔が出るようにするには・・・ということになります。

昨日、あるテレビを見ていましたら、あるカリスマ的な接遇講師が紹介されていました・・・

接遇が売上ＵＰにつながる・・・

とても面白い内容でした・・・

「ありがとうございました・・・」と人と同じことを言っていたらだめ・・・

「またのお越しを心からお待ちしております・・・」・・・こんな風に教えています・・・との言葉が印象に残りました。

・・・こんな工夫はとてもたとても大切なことだと思います。

最近終了したテレビ番組で「臨場」という警察の検死官役にスポットをあてた番組で

他人の検死の見立てに対し、「俺のと違う」・・・その言葉が番組を盛り上げていきました・・・。

「俺のと違う」・・・ただその言葉を引用したかっただけですが・・・（笑）

そうなんです・・・「俺のと違う・・・」・・・そんな気持ちが残りました・・。

・・・なにか、ビジネス的、表面的なものを感じてしまいました・・

Ｉ式コーチングと結合させたら本物になるのになー・・・（笑）

・・・そんなことが頭をよぎりました・・・（笑）

普段、私は本物や中身を追及しているためか・・・表面的なものに対しとても敏感に反応してしまいます。

今、私が本格的にやりたい構想の中のひとつに、かつてない企業研修があります。

それも、Ｉ式コーチングの要点をふんだんに取り入れたもの・・

手間でも社員個々に関わり、自分を知り、○○と○○を知る作業・・・

個々のスキル・レベルアップ・・・

・・・その上でその個にあった具体的な方法を見つける・・・

そしてチーム（組織）に反映させる。

チームとして機能させる・・・

売上ＵＰや結果につなげる・・・

概略はこんなところです・・・

普段私は「個」に接し、関わっているから尚更思うのでしょうが、

画一的な研修をする時代ではないと素直に思います。

これについては、さらに実例と実証を積み重ねていきたいと思っています。

話がタイトルから逸れましたが、やはり大切なのは、表面的なものだけでなく、「中身」だと思います。

皮をむいてもむいても美味しい実が出るのが一番だと思います・・・

自然にそうありたいものです・・

2009年06月26日09:18

カテゴリ: 稲田コーチ

「相手を思い通りに動かす」「相手を思い通りに動かすなんてことがほんとにできるんですか・・？」

「人を思い通りに動かすことって・・・そんなことできるんですか？」・・・このようなご質問をいただきました。

稲田：「あなたはどう思いますか？」・・・

　Ｔさん：『・・・そんなことができるのでしょうか・・・わかりません・・・」

私なんか自分の奥さんでさえ思い通りにならないのに・・・（笑）・・冗談ですよ冗談・・・

最近、この手（タイトル）の本がよく出てますねー・・・

それだけ思い通りにならないと感じている人が多いのでしょうか・・・？

人を思い通りに動かしたい・・・と思っている人が多いのでしょうか・・・？

もうひとつお聞きしました。

稲田：「自分を思い通りにできてますか？」

　Ｔさん：「・・・思い通りとまでは・・できてないと思います・・・」

さらにお聞きしました。

稲田：「自分と相手、どちらが思い通りになりやすいですか？」

　Ｔさん：「・・・自分だと思います・・・」

稲田：「その自分は、思い通りにできてるんでしたっけ・・・？」

　Ｔさん：「いや～・・・そうですよねー・・・」

Ｔさんが解決したい点についてはＴさんご自身で解決されたようです・・・。

ではでは一般的にはどうでしょう・・・

「相手を思い通りに動かそう」・・・これは打算です。策略・謀略・はかりごと・・などの気持ちが該当します。

Ｉ式コーチング的に考えますと、その時点ですでに黄金バランスが崩れています・・・

・・・要するに相手からしてもそれを感じる・・・ということになります。

一時的に心理トリック的に相手を上手く動かせたとしても、それは一部分・・・

・・・そんなことが通用するのは一部に限られてきます・・・。

一時的に通用したつもりでも後に、メッキがはがれてきます・・・

・・・その時点で信頼を失うことになりかねません・・・

こんなことがよくあります・・・

相手も自分を思い通りに動かそうとしていた・・・

同じ本を読んで（読んだと思える）同じようなアプローチをしてきた・・・

・・・この瞬間、「俺はひっかからないぞ！！」と強く意識した・・・（笑）

・・・このようなケースです。

今回、違う形のご質問をいただきたかったですね・・・

例えば、「相手の人が自分が思った以上に動いて・・・思った以上の結果が出る方法がありますか？・・」など。

そう聞かれますと、「しょっちゅうです」と答えると思います。

そこには、打算は存在しません・・・

大切なのは黄金バランス。

・・・そのことを多くの受講生の方が実証しています・・・。

（※黄金バランスについてはＩ式コーチングのコース授業のカリキュラムに組み込まれていて、重要なご説明が必要なため全部を公開することができません・・・スミマセン・・・）

それにしても偏った考え方が増えてきているなー・・・と感じます。

そうすると、たとえば、「相手に思い通りに動かされないようにする方法・・」や

「思い通りに動かそうとする相手を見抜く方法・・・」（笑）

・・・こんな授業が必要になってくるんですよね。

（いたちごっこですね・・・より複雑になってしまいます・・・しかしそれをしないと騙されたり、被害者というような人が出てくるんですよね・・・）

もっともっと自然に・・・

シンプルに発想したいものです・・・

2009年06月25日09:46

カテゴリ: 稲田コーチ

【メインコーチとアシスタントコーチ】「コーチの存在って何でしょう？」

受講生の皆様からの声（メール）や体験談はとても感動がありますし、

コーチとして、「共にいる」という自分のポジションや役割を肌で感じます・・

昨日も、あるデザインコンクールに入選しました・・・さらにフォトコンテストに入賞しました・・・こんな声が聞けました・・・。

うれしいですね～

この方、今年に入り絶好調！

「ポン　ポン　」ときたら・・・

　「ポーンでしょう！」・・・こんな会話を交わしながら（笑）

次に何が起こるか楽しみですね・・・

お仕事は全く違うことをされている方ですが、私から見ると才能のかたまりみたいな人なんです・・・

・・・とても魅力的な方です。

芸術的センスがあり、アーティスト（芸術家）の才能をすごく感じます。

それが、今いよいよ形になってきたんだなー・・・そう感じました。

この才能を才能として自覚した時、それを仕事やいろんな場面に活かし始めた時が

この方の「開花宣言」・・・そんな風に感じました。

才能（長所）を自覚せぬまま・・・発揮せぬまま・・・一生を送るのも人生・・・

才能（長所）を自覚し、その才能を発揮し、さらに磨き・・・一生を送るのも人生・・

コーチとして、関わる方の才能が少しでも発揮され・・・それが形や結果に出てきた時の喜びは大きいですねー・・・

別のある方からいただいたメールの中の一行が印象に残りました。

「人生に『自分にとってのいいコーチ』が必要だということがはっきりわかりました。」・・・

・・・私はその通りだと思います・・・

しかし、ここで≪ちょっとまって！≫コール・・・

コーチにもいろんな役割があります・・・

なんといってもメインコーチは自分自身なんです・・・

最終判断や選択などは自分自身が行います。

私のこのケースでの役割はアシスタントコーチ・・・

メインコーチが判断しやすくなるような環境作りが役割になります・・・

メインコーチのコンディションが落ちている時にはアシスタントコーチの役割が大きくなります・・・

時に総監督になったり・・・

育成コーチ（メインコーチを育成するコーチ）になったり・・・

アシスタントコーチになったり・・・

マネージャーになったり・・・（笑）
（家族のような・・親友のような・・友人のような・・・感じです）

私はこのような「自在性」を意識しています。

・・・その結果、その方がいい方向に進むような・・・

そんなその方が望む、『自分にとってのいいコーチ』であれば最高ですね・・

2009年06月24日09:31

カテゴリ: 稲田コーチ

【まずは自分！】「・・・友人からのアドバイスが腑に落ちなくて・・・」

『「まずは自分よ！自分のことを優先して考えればいいのよ」・・・友人にアドバイスされたのですが、どうも腑に落ちなくて・・・どうしたらいいのでしょう？」

・・・このようなご質問をいただきました。

結論から言いますと、この方には良いアドバイスとは言えません・・・

アドバイスを受ける人を間違えますと、余計に考えがまとまらなくなったり、新たな悩みを抱いてしまったり・・・このようなケースの方をよく見ます。

・・・これではアドバイスされない方が良かったということになってしまいます・・

どうも人からの受け売りだったり、本に書いてあった内容をそのまま受け取り、自分でとどめておけばいいのに・・・そのまま人にアドバイスしてしまう・・・

（・・・これは○○○の法則・・・何十万部売れた本の影響だな～・・そう感じました・・・）

・・・いつしかそのようなアドバイスが流行の考え方であるかのような・・・

そんな現象をとても危惧します・・・

人の価値観は遺伝子の数だけ違います・・・

・・・その人の環境もしかり・・・

・・・性格的な傾向もそうです・・・

この方の場合、価値観が自分と家族・・・その両方が大事・・・

・・・家族を犠牲にしたり、ないがしろにする・・・そんなことは考えられない価値観だったんです・・・

もっというなら自分より家族の方が大事・・・と思われているぐらいの価値観の方なんです・・・。

そのような方に、まずは自分！・・・というのは受け入れられないことなんです・・・

この方の場合、結局理想は、自分と家族の思いの両方を満たすこと・・・

そこに現実を照らし合わせ、一番ベストな状態を選択する・・・

・・・この考えが一番納得できたようです・・・

理想と現実のバランスを考えた発想法で、私がよく用いる発想法です・・・

大切なのはバランス感覚ですから・・・・

そのバランスが大きく崩れている時に、一時的に真反対の発想を用いてバランスをとることもあります・・・

ですから一概に「自分優先！」とか、画一的なアドバイスはありえないと思うんです。

≪ちょっとまって！　他人のアドバイス！！≫

バランスよく考えたいものです・・・

2009年06月23日09:19

カテゴリ: 稲田コーチ

【ハッ！これぞコーチングなんだ・・】「・・目からうろこを始めて体験・・」

「Ｉ式コーチング」とは何なのか。

どのような効果が具体的にあるのか・・・

どのような方に具体的に学んでいただきたいのか・・・

・・・など、時に触れ、折に触れご紹介させていただいております。

受講生の方にもご協力をいただき、このような素晴らしい経験体験を一人でも多くの方に体感し実践していただきたい・・・そんな思いを日々募らせています・・・

お蔭様で、最近では毎日のように資料請求をいただいております。

北海道、から沖縄まで、日本全国かなりの広域に広がっています・・・

やはり、必要と感じていらっしゃる・・・縁のある方が全国にいらっしゃるのだなー
・・・そんなことを痛感している今日この頃・・・

しかし、遠方であるがゆえに機会を・・・せっかくの機会を失くしてしまっている方がいらっしゃる・・

自分を知り、自分に気付き、自分らしい人生のスタートをきる・・・人生のターニングポイントとなるぐらいのＩ式コーチング・・・

一度しかない人生・・・

今のきっかけが、５年・・１０年・・・その先にまで影響していきます・・・

それがわかっているだけに「早く早く」と焦る気持ちを抑えながらも・・・

必ず全国展開をやり遂げたいと思います。

・・・これまで多くの方からの体験談が寄せられてきています・・

可能な範囲で（許可いただいた場合、一例として）ご紹介させていただいておりますが、全てはご本人と私のみぞ知る・・・

その感動を毎日のように味あわせていただいております・・・

・・・ですから

『やらなければ！！・・・」

・・・こんな気持ちが強く出てきます。

私の夢を着実に広げていきたいという気持ちをさらに強くしております・・・

私が直接お教えできるうちに・・・

密度の濃い授業を・・・

素晴らしい人財（宝）が育つように・・・

その方がよりよい人生を送られますように・・・

・・・そんな願いを込めながら・・・・

・・・Ｉ式コーチングを体感された方から素敵なメールをいただきました・・・

（この場をかりてお礼申し上げます・・）

・・・本文（全文）はとても感動的な内容なのですが、一部のご紹介にさせていただきたいと思います。

稲田コーチ〓

〓ありがとうございます〓

まだ二度目の受講でしたが、前回の初めての受講の時よりも、もっと『なるほど〓納得〓』が、たくさんありました。

今までは、自分の将来の目標や夢というのは、何となくボンヤリと抽象的にしか感じ取れなかったのですが、昨日は稲田コーチからの問いかけに答えた自分の言葉に、自分でビックリしました思ったことを口に出して、言葉に表しただけなのに…〓

自分が言葉を発した後…
『エッ！？私、そんなこと考えてたんだ？へぇ～〓私はそういうことがしたかったんだぁ〓知らなかった〓』と思いました。

全く自覚がなく、そんなことを考えたこともなく、思ってもみない答えが自分の中から勝手に出てきて、『ハッ！！これぞ〓Ｉ式コーチングなんだ』と、初めてＩ式コーチングによる気付きを体感し、感動を味わいました
“目からウロコ”を初めて体感した気がします。

・・・・・

Ｉ式コーチングを頭で理解するのではなく、このように体感されると、「これぞ！Ｉ式コーチングなんだ・・・」このような感動があるようです。

これは多くの受講生の方が感じられることなんです・・・。

理論や理屈ではない・・・

理論より実践の所以でもあります・・・

今日はいつにもまして熱い自分がいます。

もうすぐ真夏ですからねー！！（笑）

２００９の熱い後半がもうすぐスタートですね。

2009年06月19日09:38

カテゴリ: 稲田コーチ

【能力開発】「能力開発プログラムの危険性・・・まずい！植えつけられる！」

本日は「考える」の後半に触れる予定でしたが、日々、ちょっとした会話や出来事を通して、私の周囲にいろんな「気付き」が起こります。

「あー・・・これ重要だ！」

「これもお伝えしないと！・・・ブログに書かないと！！」

「必要としている人がいる・・・同じような境遇（環境）の人がいる・・・」

・・・そんなことが続きます。

ですから書きたいことが溜まっていき、なかなか追いつけない状況です（笑）

「気付き体質」かもしれません・・・（笑）

・・・または気付かされている？・・・・かもしれません・・・

昨日のこと、「能力開発プログラム」の話題が出ました・・・。

なんでもある高校生にそのプログラムを試しているという話・・・

すぐさま私のＭr.BRAIN が反応しました・・・

「危険！！」

「まずい！！植えつけられる！！」

高校生にとって大切なことは、

○しつけ
○人間性や社会性の基礎作り
○創造性や可能性を広げること
○もちろん学問（勉強）
○etc・・・

脳がとても柔軟で柔らかく、素直な時期です。

この時期に誤った考えを入れるとたいへんなことになります。

話が少し逸れますが、大学が抱える問題の中のひとつに、新入生が入学する時期を狙った新興宗教への勧誘の問題・・・
それがキャンパス内で行われている・・・これに対し、各大学も対策を練っている・・そんなことがあるようです。

せっかく苦労して大学に受かったと思いきや、人生そのものを狂わしかねない問題です・・・

どうしてこのようなことが起こるかといいますと、やはり社会経験が少なく、警戒感も薄く、さらに素直（柔軟）な時期・・・それを狙われている・・・そんなことがが一因としてあげられます・・・。

話を戻しますが、「能力開発プログラム」によくあるキーワードが、

「成功」

「目標達成」

「モチベーション」です。

私は思います。

全ての人が「成功」したいと思っているわけではないと！！

人の性格は人の遺伝子の数だけ違います（全く同じ人はいません）

そして、人の価値観もそうです・・・遺伝子の数だけ価値観が違います・・・

答えはその人にしかわかりません・・・

それをひとつのプログラムを植えつけることにものすごく危険を感じます・・・

これが私の息子だったら・・・と考えますと、おそらく体をはって阻止するだろうなー

・・・と思います。

高校生の私の息子を見ていたらよくわかります・・・

いろんなことに興味を示しますし、対象が変わっていきます・・・

・・・これが自然な姿だと思います。

「決め付けられるのはいや！」・・・そんな言葉を彼から時々聞きます。

・・・これも自然なことなんだと思います。

「モチベーション」についてですが、私が多くの生徒さん（受講生の方々）やクライアントの方々を見ていても思います・・・

「モチベーション」は人から作られるものではなく、自分から自分の中から出てくるのが自然だということを・・・・

他人が植えつけるものでも植え付けられるものでもありません・・・

これからも折に触れ、私のＭr.BRAIN を作動させて正しいことを正しくお伝えできればと思います。

それにしても、キムタクのＭr.BRAIN 面白いですねー・・・

脳に興味がある私にとっては興味をそそられます・・・

2009年06月18日10:48

カテゴリ: 稲田コーチ

【考えるということ】「考え過ぎる・考えられない・考えたくない・・・」①

「考える」ということは良いことなのでしょうか・・・？

良くないことなのでしょうか・・・？

プラスの状態なのでしょうか・・・マイナスの状態なのでしょうか・・・？

コーチングにおいて「考える」・・・というのは非常に重要なことです。

普段考えないことを考えたり、考えることで思いもつかなかった答えが出てきたり・・・

「考える」ことで気付きにつながる場面が多くあります。

しかし、この「考える」ということをきちんと理解していないといけないと思います。

・・・ここ最近そのことを感じる場面が多々ありました・・。

まず、「考える」ということを、辞書で引きますと、

[（事態の解決や探求のために、知的に）あれこれと思いをめぐらす]

とあります。

要するに、考えるということは、建設的・創造的なことで、プラスに作用することなんです・・・。

あれこれ迷い、悩むことを、[考え込む]・・・または、[悩む]ということになります。

・・・こちらの方は何も解決しません

さらに事態を悪化させるケースが多くあります・・・

悩みが悩みを呼ぶ・・・

・・・堂堂巡り・・・

・・・そんな場面がそうです。

・・・「考える」と「悩む」ということは違うということなんですね。

「ポジティブシンキング」や「プラス思考」という言葉がよく使われますが、本来の意味からすると、「考える」ということは、前向き（ポジティブ・プラス）なことということになります。

あえて前向きに考えるという言い方をしなくてもいいということなんですよね。

ですからどんどん考えた方がいいということですね・・・

ここで、「考える」とは、建設的・創造的・・・前向きなことなんだ！というはっきりとした認識が大切だと思います。

しかし、相手の方によっては、「何も考えなくていいですよ・・・」・・・こんな言葉をかけるシーンがあります。

・・・これはなぜなのでしょう・・・？

少し深い話になりますが、これについては次回触れたいと思います。

2009年06月17日13:21

カテゴリ: 稲田コーチ

【究極の接客】「また行きたくなるような歯医者さん・・・」

「歯医者さん」・・・行きたいですか？行きたくないですか？

・・そう聞かれますと多くの方が「行きたくない・・・できれば行きたくない・・」

そう答えられると思いますがいかがでしょうか？・・・

ところが、知人に紹介していただいた歯医者さん・・・

また行きたくなるんです・・・

行くのが楽しみになるんです・・・（笑）

ご夫婦でやっていらっしゃる歯医者さんですが、

（まだ名前を出すお断りを入れていませんので、またあらためてということで・・）

奥様がスーパーレディーなんです。

例えるなら「ひまわり」・・のような、「太陽」のような人なんです・・・

内側から人柄の良さが放出されているような感じです・・・

「放出」です・・・「放出」・・・（笑）

それが実に自然なんです・・・

初めてあってもお友達・・・

全身から１０００Ｗの明るさが・・・

しかも自家発電で・・・（笑）

歯医者さんによく見られる「し～ん・・・」がないんです・・・

患者さんがあちらこちらで笑いが・・・

あのいやな機械音も感じません・・・・

すべて丸聞こえぐらい話が聞こえます・・・（笑）

またものすごい好奇心です・・・

質問がするどいんです・・質問が・・・

「コーチング」って何？・・

「女性スタッフに接するコツは？」

「どうして福岡に？」

「今の仕事をしようと思ったのはどうして？」

その他たくさん・・・

・・・ただすごいのは警察の取調べのような質問じゃないんです・・・

本当に興味があるから聞きたい・・・そんな気持ちがビンビン伝わってくるんです・・・

私も包み隠さずお話をしました・・・

またお話をよく覚えていらっしゃって・・・

前お話したことが少し前のことにようにお話されます・・・

感心しきり・・・

この奥様お一人で、受付、電話、レジ、さらに助手まで・・・

それをしながら患者さんとお話（コミュニケーション）をされています・・・

「あっぱれ！！」

まさしく「スーパーレディー」です。

とても可愛らしい人です・・・

人懐っこい・・・

キラキラされています・・・

笑顔でハキハキと挨拶されます・・・

みてますと、分け隔てなく・・・

驚いたのはそれだけではありません・・・

毎日超多忙なのに、手書きのお葉書をいただきました・・・

手書きです・・

私は奥様に言いました・・・

「学ばせていただきました・・・」と。

スキルより大切なものがそこにありました・・・

こんな方がいらっしゃったんだなー・・・

いつか本格的に取材をお願いしたと思います。

・・・今日はついつい家族ぐるみのおつきあいのお願いをしました・・・

お返事は「喜んで～」・・・でした。

・・・ここは歯医者でした・よ・ね・・・・（笑）

2009年06月16日09:52

カテゴリ: 稲田コーチ

【営業マン】「私の耳は塞ぎっぱなしです・・・」

先日、こちらにある広告関係の営業マンが見えました。

アポイントの段階で、だいたいお断りするケースが多くあります。

その理由としては、①今平日の昼間の時間がなかなかとれないということ。
②もうひとつは、営業マンに無駄足を踏ませたくないという点があります。

②が一番大きいかもしれません。

電話の段階で、これこれこのように考えておりますので・・・そちら様の時間を大事にしてください・・・

・・・このようにお話させていただくことが多くあります。

しかし、今回、「それでも構いません！！」

と熱意が感じられ、「それでもよければお越しください・・」

ということになり、お会いすることになりました。

応接に行くと、アポイントを入れてこられた人以外に、もう一人いらっしゃいました・・・

（この時点で減点です・・・（笑））

そしてその上司（先輩社員）

髪は立っているし、姿勢が悪いし、こちらが並べている名刺の上に資料を置くし・・・

挨拶もそこそこに「説明開始！！」

プレゼンではないんです・・・「説明開始！！」（笑）

・・・私の耳は塞ぎっぱなし・・・（笑）

５分も経たないうちに、この営業マンがこちらに見えた理由が飲み込めました・・・

・・・この営業マン・・・いつもこの調子なんだろうなー・・・

これまで誰も言ってあげてなかったんだろうなー・・・

このままでいくと先が見えてるなー・・・

選択肢は二つ・・・ひとつはそのまま聞くだけ聞いて頃合を見て帰ってもらう・・・

もうひとつは、この出会いを必然と考え、この営業マンに何か今後にプラスになることをアドバイスして差し上げる・・・

私の選択は後者でした・・・

そう決めたらレッスン開始！！（笑）

「あなたのご説明を聞いていても、何かめんどくさそうに・・・とりあえず見込みがないけど来た手前、一通り説明だけ済ませようか・・・・そんな風に感じますがいかがですか？」

・・・グサッー！！・・・といきました・・グサーッと・・。

　営業マン：「いえ・・私は決してそんなつもりはありません・・・」

想像通りの答え・・・やはり全く悪気がなく、何も意識してらっしゃらないのだなと確認できました。

「最初に私の方から気を使い、コミュニケーションをとりやすくするヒントを提供しましたが、・・・・あなたは素通りされましたが・・・（笑）何も感じませんでしたか・・・？」

　営業マン：「・・・気付きませんでした・・・」

「私が何を求めているのかわからないまま　説明をはじめられましたが・・・

　しかも最後にご検討くださいと言われましたが、私の耳がふさがったままなんですが・・・（笑）」

（その場は決してちゃかしたりしていません・・・）

初対面の営業マンに嫌がられるようなことを言わなきゃいいのに・・・（葛藤）

・・・そんな葛藤もありながら、この営業マンと会うのも最初で最後かもしれない・・・と思いなおし、再び意を決して、

・・・いつの間にかＩコーチングに入っていました・・・
（自然な形で入るので相手の方がそれがＩコーチングだというのはわかりません・・・）

こちらに見えてからのやり取りやプレゼンの仕方など詳細を解説しながら・・・

最後に、その営業マンの方が、「・・・気付きました・・」とおっしゃいました。

この言葉が本当であればいいなと思いました。

（この方が少しでも良い方にいけばと思います）

これまでスーパー営業マンの育成に携わってきたのでなおさらそう思うのかもしれません・・・

私にも気付きがありました。

自分の力を発揮できていない・・・そんな方がたくさんいらっしゃるのだろうなー・・・

もっともっとフルパワーでいかないといけませんね・・

まずは縁のある方からですね・・・

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稲田 昇（いなだ の...

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