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2010年11月

「人と人をつなぐコーチング 楽しい新たな人生を開きませんか?」体験談より。

さわやかな日が続いておりますが、素敵なおたよりが届きましたので本日はそちらをご紹介させていただきます。

体験談をお寄せいただきありがとうございます。

「自分の経験や家族のことが他の人の役に立つのなら・・・」と尊いお気持ちを寄せていただきましたことに心より感謝申し上げます。


ごくごく身近な方の生きた経験が多くの方に勇気や希望を与えます。


それは受け売りではなくまぎれも無い実体験(生きた経験)からくる話ですので、共感や説得力を感じます。



それでは早速体験談です。


名前は楠瀬 善夫さんです。







__


人と人をつなぐコーチング
〜楽しい新たな人生を開きませんか?〜

楠瀬 善夫さん  福祉法人勤務
上級マスターコーチコース受講中







Q.コーチングを学ぶきっかけや感想を聞かせてください。

A.
介護の仕事を勤めてから3年が経ち、業務に慣れて周りが見えるようになったころ、職場で新人教育や離職する同僚を見て、どうにかしたい、新人に自信を持って仕事をして欲しいと思いました。

そんなある日、本屋であるコーチングの本を見つけ、読んでみると、その人の持っている力や考え方を引き出して、やる気を向上させたり、自分から進んでやろうと思わせたりすることができることを知りました。現場で使ってみると後輩の意見が聞け、後輩も楽しそうにしていました。

それから1年後、コーチングをもっと知りたいし、勉強をしてみたいと思い、いくつかのコーチングをしているところの資料を問い合わせていました。その中、FCAの無料体験講座を実際に受けて、今時分に必要なのはこれだと思ったのと、ちょうど自分のターニングポイントと思ったので、講座を受けることにしました。


講座を受けていると、コミュニケーションの基本から一つ一つ意味を学んでいくうちに、自分が周りから話しやすいと言われていた理由がわかったり、今までしてきたことがコーチングに近いようなことをしていたりしていたことを知りました。
 そうしていくうちに、人と話す楽しさやコミュニケーションの大切さを知り、講座に行ったり、コーチに会えたりするのが楽しくなっていました。


実践でも習ったことを使ってみると、先輩や後輩の考え方や思いがわかり、仕事は充実していきました。講座やメールで質問すると丁寧に教えてくださったり、元気付けてくださったり、笑いながら講座をしたりして、楽しい時間を過ごしています。


以前、広島から福岡本校の授業に参加した際、他の生徒さんと出会い、自分の家族の話をしました。

簡単に自分の家族の話すと、4人兄弟(内訳:6歳上に姉、4歳上に姉、2歳上に兄、私)の末っ子で、一番上の姉が重度の障害を持っています。
 親から聞いた話では、産まれてすぐ、髄膜に細菌が入ったことによる後遺症で障害が残ったと聞きました。そんなことがあり、親の言ったことを聞き間違えたこと(看護と介護)から福祉の道に進んだことや、障害者について話もしたりしました。


私の話を聞いた生徒さんに、

「自分が伝えたかった障害者は、手助けが必要であって受け身がちになりますが、考え方(見方)を変えると実は手助けをしている人(側)に何か〈気付きや学び〉を与えていることがある」

そんなことを感じ取ってくださいました。


また、他の生徒さんから「家族を改めて大切にしたいといけないな」と感じてくださいました。


自分自身も姉の存在していた意味を深く知ることになり、姉を大切にしていきたいと感じました。こうして、自分の家族の話が、そこのいた生徒さんの役に立てたことを嬉しく思いました。同時に元気をもらって帰ってきました。


今後、コーチングを身に付けて、普段、なかなか話せないことや話せるような雰囲気を作り出して、みんなの笑顔を作っていきたい。自分の夢である隣近所やその周りの人々、障害がある人がもっと笑顔で過ごせるような地域を作っていきたいと思っています。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

編集後記



今回ご紹介する楠瀬さんは、とても親しみやすいユニークな方です。

「人と人をつなぐコーチング
〜楽しい新たな人生を開きませんか?〜」

本来タイトルはこちらで考えるのですが、楠瀬さんは自分でタイトルつけられました。


しかもサブタイトルまで・・・(笑)

しかしなかなか的をえた素晴らしいタイトルだと思います。



また面白いエピソードをご本人が紹介してくださってますが、

自身の進路を決めるとき、

親御さんの話を、「看護師」と「介護士」と聞き間違えたそうです・・・(笑)


介護士になり数年して親御さんと話していて、親御さんが、「わしゃ〜 そんなことは言うとらんぞ・・・」となり、聞き間違いに気づかれたそうです。


笑っていいのやら・・・悪いのやら・・・


ご本人が笑いながらおっしゃるので笑い話になっていますが(笑)



結果的には、ご自身の経験体験を生かし、自身の目指す方向を明確にされています。




しかし人生ってわからないもんですねー・・・

聞き間違いが幸いするとは・・・



印象に残る言葉がいくつかありますが、

自分が伝えたかった障害者は、手助けが必要であって受け身がちになりますが、考え方(見方)を変えると実は手助けをしている人(側)に何か〈気付きや学び〉を与えていることがある」


ご自身も介護を通し勉強することが多いそうです。





また、「自分自身も姉の存在していた意味を深く知ることになり、姉を大切にしていきたいと感じました。」

この言葉もとても印象に残りました。



このお姉さん・・・

周りの家族が言い合いやけんかをするととても悲しい顔をされるそうです。

一方家族が笑顔だと、とても笑顔で幸せそうないい顔をされるそうです。



このお姉さんにとっては家族の笑顔が一番の幸せのようです。



幸せは「笑顔」からなんですねー・・・




楠瀬さんとお話していて感じたのが、

楠瀬さんのお姉さんのように障害を持たれた方は実に純粋で素直であるということ・・・


健常者と言われる人間ははたしてどうなのか・・・


どちらがどうなんでしょうねー・・・


そんな素朴な疑問さえ湧きます。



また楠瀬さんはお姉さんがいてくれてよかったとおっしゃいます。



「姉がいて今の自分がある・・・」

「姉がいて 同じ立場の人の気持ちがわかる・・・」

「姉がいて 自分のいきがいを見つけることができた・・・」



お姉さんの存在が間違いなく楠瀬さんに影響を与えていると思います。





「自分の夢である隣近所やその周りの人々、障害がある人がもっと笑顔で過ごせるような地域を作っていきたいと思っています。」


こんなお気持ちの楠瀬さんを応援していきたいですね。


END









【「ライバルは他人より昨日の自分」課外学習で見えた中学生の名言】

一昨日は、教育大学附属中学の生徒さん二人が課外学習のためにこちらに見えました。



「心理学」について学びたいと、とても熱心な生徒さんでした。



心理学に興味を持ったのは、生徒さんの通う中学のスクールカウンセラーの方が実施したエゴグラム検査がきっかけだったようです。



それがきっかけとなり、どうしたら人と上手くコミュニケーションがとれるようになるのか・・・



相手の性格的な傾向を知りどのように接したらよいのかを研究し、クラスの皆に発表したいとのことでした。



「クラスをよくしたい」という思いがひしひしと伝わってきました。


とても純粋で素直な生徒さん達でした。




しかし、それが故に危険を感じました。


この年代で「技術」で解決しようとしている・・・と感じました。




ですので、お教えする前にいろんな前提をお話しました。


まず、「心理学を学ぶということは、自分自身のココロのバランスを良くすること。そして相手のことを深く知ること。」


「このことが一番大事なんですよ。」と。


中学生にも分かりやすい表現を使いました。




そして、「エゴグラム検査は今の性格的傾向を示す目安となるものであり、自分の性格や相手の性格を決めつけるものではありませんよ」と付け加えました。





それから具体的に説明に入り、質問に答えながら進んでいきました。






さあ・・・いよいよ本題です。


お二人の生徒さん。

とても仲良しで親友という間柄です。


ここでお互いにある質問をしてもらいました。




「好きな言葉は?」という問いです。




Aさん・・・・「ライバルは他人より昨日の自分です・・・」

B[さん・・・・「思った夢は必ず叶う・・・」



お二人からこんな言葉が返ってきました。



さらに互いに深く聞いてもらうと、



「そんなことがあったの?」と思えるような苦労(感動)話が出てきました。

(具体的な話は割愛させていただきます)





I「お互い、今の話を聞くのは初めて?」


   A.Bさん「はい。初めてです。」
  



I「聞いてみてどうだった?」


   A.Bさん「なんか・・・もっと親友になれそうです・・・」

   (目がうるうる・・・感動が伝わってきました)


さらに、


I「クラスのみんながお互いのことをよく知ったら どんなクラスになるのかな?」

  
  A.Bさん「すごくいいクラスになると思います」




I「それって お二人が望んでいたことじゃないですか?」

 A.Bさん「はいっ!!」

 



何が一番大切なのかを掴んだようです。



「心理学」という名のもとに、小手先の技術で相手の性格を分析し対処しようとすることではなく、親友と思えていた一番身近な人のこともよく知らなかった・・・



たった一面が見えただけで、目がうるうるになるぐらい感動し大親友になれそう・・・


こんな貴重な体験をされました。



彼女達に今一番必要なのはこのことだと思いました・・・







ひとつ疑問に思ったのが、スクールカウンセラーの方がなぜ何の目的でエゴグラム検査を実施したのでしょうか・・・?



もし、彼女達が一番大切なことに気づかず、



興味本位で、性格別コミュニケーションの取り方・・・をクラスで発表してしまったら、

その枠に囚われ、意図的なやりとり・・・疑心暗鬼・・・など様々な弊害が出ることが予想されます。



さらに、思春期の揺れ動く時期で自分自身も固まってない時期に下手に考えすぎることで、

ますます自分自身が不安定になります。



機会があればその真意を聞いてみたいと思います。




話が逸れましたが、

お二人は何かふっきれたようにこちらを後にされました。



それにしても、

「ライバルは他人より昨日の自分・・・」

深い言葉です。


なかなか言えない言葉ですねー・・・


大人も負けていられないですね(笑)



END















【7年連続全員正社員に・・・就職内定率100%の県立工業高校から学ぶこと】

「7年連続全員正社員に」就職内定率100%

こんな新聞の見出しが目を引きました。

リーマンショックの影響で高校生向けの求人数が全国で約4割減った昨年度も100%を達成したそうです。

その高校は、福岡県立福岡工業高校。

これは快挙と言える実績です。


同校へはバスケの練習試合によく行っていたので生徒の様子も実感としてよくわかります。



「企業が求めるのはコミュニケーション力」「あいさつはその第1歩」と位置づけてるようです。

では2歩目は?・・・



「二言あいさつ」というのがあるそうです。

先生方とあいさつした後にもう一言会話を付け加える努力をするそうです。


例えば、「おはようございます。今日は天気がいいですね」

という感じだそうです。



確かに同校の生徒には愛着が湧きましたね。



意識の高い多くの高校で挨拶は盛んに行われています。

しかし、同校のように挨拶を1歩目と位置づけ、大切なのは次のコミュニケーションと捉えているところはあまりないように感じます。


そこに着目しているところが素晴らしいですね。




「目的の企業の内定を得る生徒の共通点は?」の問いに、


教諭の答えは、

「高校時代に何かやっていましたかと面接で聞かれて、


『私はこれです!』と言える生徒。3年間をどう過ごしたかが一番大事」近道はない。





この言葉は人生を考える上でもとても意味ある言葉だと思います。




「生きている間に何かやっていましたかと面接で聞かれ、『私はこれです!!』

と言える人。一生をどう過ごしたかが一番大事」近道はない。



人としての内定をもらう旅は一生続きそうですね・・・・



END



【朝は「金」昼は「銀」夜は「鉛」・・・果物にみるそんな効果の違い・・・】

先日行った健康診断の結果が出たため、結果を聞きに行ってきました。


ほとんど問題はありません(笑)


メタボの判定基準となる2種類のコレステロールもクリア。

しかし中性脂肪が若干オーバー気味。

それによって予備軍と位置づけられました。(笑)


ちょっと判定が厳しいようで・・・(笑)



今、運動を継続していて体重も落ちてきていますので、来年の検診のころには予備軍から一軍へ・・・

ちがうちがう・・・

メタボは一軍になってはいけません・・・



検診の説明と同時に栄養士さんから食事の指導がありました。


私はフルーツが大好きで、よく食べます。

夜寝る前にも、みかん・・を食べてました。


この習慣がいけないようでした。




なんでも、果物からでる果糖を夜摂取するとグングン吸収するそうです。


栄養士さんが言われた言葉が印象的でした。


果物は朝食べると「金」

昼食べると「銀」

夜食べると「鉛」になってしまうそうです。


夜のみかんは体内に鉛を・・・




早速今朝はみかんを二つ食べました。

「金」の効果になればと思い、新しい習慣にしていこうと思います。




ところで、同じ果物でも、食べるタイミングによって、「金」「銀」「鉛」とその効果が全く違うというところに注目しました。



これってまるで、「コーチング」ですねー・・・・


コーチングにおけるコーチが使う言葉もタイミングによってその効果が違ってきます。


(スキルの修得やトレーニング、経験などが必要になります)




また、折角の「金」も加工する人によって「鉄」や「鉄の鎖」になってしまうことがあります。

せっかく気づいたのに・・・


自身の課題が見つかり、さあ取り掛かろうとした矢先に、これまでの習慣との葛藤が出てきます。


その課題のハードルが高ければ高いほど(意味が深ければ深いほど)その葛藤が顕著に出てきます。



そんな姿を見た人・・・つまり加工する周囲の人が、「無理しなくていいんんじゃないの。」

「あなたはあなたらしくていいんじゃないの」(などの気休めの言葉)




・・・こんな言葉をかけられ、ついつい「それもそうね」と安易に妥協してしまうケースがあります。


ついには、「私は私・・・これでいいんだ・・・」と思い込む・・・





この時点で以前の習慣を封じ込めてしまうことになります。




周囲の人の言葉が「金」に聞こえ、鉄(鉛の習慣)がさらに重く定着していきます。






確かに、「あなたらしくていい」・・・この言葉が必要な場面はあります。


その時には「金」の言葉となりますが、




今、その壁を乗り越えようとしている時の、「あなたらしくていい」・・・その言葉は「鉛」の言葉になります。




「金」を「鉛」と思い、「鉛」を「金」と思い込むほど不幸なことはありません・・・





同じ果物でも、朝食べると「金」

昼食べると「銀」

夜食べると「鉛」




同じ言葉でも、本当にその人に必要な場面は「金」


楽しくなったり、プラスに作用する場合は「銀」


今その言葉は逆効果(いらない)場合は「鉛」の効果・・・




言葉をかける方もかけられる方もどこかに意識しておきたいものですね・・・









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