「気がつけば、何度も何度も同じことを繰り返していることに気づきました」
○○さんのこんな気づきの言葉が印象的なシーンがありました。
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何度も何度も同じことを繰り返す方のパターンも様々です。
「結局人間関係を崩し、孤独になる」
「必ず人と対立してしまう」
「自分に必要な人を遠ざけてしまう」
「最後に大切な人を失ってしまう」
「結局、不幸と思えるような選択をしてしまう」
「自分にはプラスにならないと思う人と結局よりを戻してしまう」
それはもう千差万別、様々なパターンがあります。
キーワードは、「結局」。
「結局○○してしまう・・・」
その後、待っているのは、
「何をやっているんだ」という自己嫌悪。
「やっぱり自分はだめだ」という自己否定。
「もう、無理だ」という自信喪失。
「失ってはいけないものを失った」という喪失感(孤独感、寂しさ)
「またやってしまった。さらにまた繰り返すのでは」という焦燥感。
など様々なネガティブな感情を持つことに。
さらに、現実の環境をもネガティブなものに変えていきます。
JIMCCAでは、このような状況をネガティブローテーションと呼んでいます。
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自由意思に任されています。
自分がどう考え、何を想い、どう行動するのか、誰と行動を共にするのかは全て自由意志によるものです。
もちろんその結果については自身が全てを享受することになります。
それが良い結果なのか、そうではないのか。
自身のみが知ることになります。
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○○さん:「気がつけば、何度も何度も同じことを繰り返していることに気づきました」
『それでご自身はどうなさりたいのですか?』
○○さん:「もう同じことを繰り返したくありません。過去と決別したいです」
『その過去とは?」
○○さん:「私にマイナスの影響を与えていた人やものです」
(詳細は割愛させていただきます)
こんな言葉が聞かれました。
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そこで飛行機の機内アナウンスのお話しをさせていただきました。
(その時の○○さんの状況に応じて)
飛行機の離陸前の注意事項が案内されます。
それは、
「緊急時には、手荷物をそのまま置いたままで脱出してください」というアナウンスです。
これは緊急時には手荷物を放置・放棄、つまり捨てるということになります。
手荷物の中には、自分の大切なもの(貴重品)が入っています。
写真・ノート・財布・免許証・携帯電話(住所録・連絡先・写真・思い出などが凝縮しています)
普段、捨てられるものではありません。
しかし、緊急時(一刻を争う時)にはこれらを捨てないと、命が危ういということになります。
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『○○さん・・・あなたは今緊急時ですか?』
「はい。そうだと思います」
『では、○○さんの何を捨てましょうか?』
・・・・中略・・・
いや〜 随分たくさんのものを捨てましたねー
○○さんは、思い込み、先入観、さらに過去の体験を増幅させて妄想していたことなどを捨てました。
○○さんの責任ではないこともあります。
しかしそれを捨てれるのは○○さんしかいません。
『すっきりしましたか?』
○○さん:「はい。すっきりしました」
○○さんの人生ですから捨てない選択もあいますよ(笑)
「やめてください・・・(笑)もうこりごりなんですから・・・(笑)」
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○○さん自身が築いてしまっていた闇から見事に脱出成功!
これからはポジティブローテーションの旅を楽しみましょう。
END