JIMCCA福岡コーチングアカデミー10周年を迎え(運営会社創立17年)南の島研修を今年初めて石垣島で行いました。
研修の様子を感想とともに岩永さんがお寄せいただきました。
これを読めば研修の様子がよくわかります。
岩永さんありがとうございました。

1.jimcca福岡コーチングアカデミー10周年、本当におめでとうございます!
改めて本当におめでとうございます。
そして、一番厄介である私を、
いつも応援して頂き、本当にありがとうございます。
これまで、一番長くコーチの元でお世話になり、本気で目の前の方に向き合
い、その方が幸せになるために、年々進化されながらも走り続ける稲田コーチ。
もし間違った方に向かうときは、
勇気を振り絞り、本気で叱って下さり、またそれを乗り越え、
頑張ろうと帰って来た時は誰よりも喜んでくださいます。
これまで一番長く学ばさせて頂き、
沢山の方が自分と向き合い、自分を取り戻していく、そんな美しい姿を沢山見させていただきました。

その理由として、指導も決して色眼鏡で見たり、
教科書を誰かの価値観で上から教え込むなどが全くないからです。
必ずそれぞれの方の思いや人に言えない悩みも、その人に必ず寄り添う。
さらに、現実から逃げないように、一緒になってオーダーメイドのようにサポートしてくれるところなんて、そこら中探してみても、そんな素敵な所はきっとありません。
みんな体は大人ですが、色んなトラウマを抱えながら、心や視界はゆらゆら綱渡り状態。
ここ(JIMCCAジムカ)は、自分の足で自分のやれるところから真っ直ぐ歩くために、みんなで支えてくれる場所。
本当は想像以上に可能性ある自分に気づきながら、どんどん成長していける無二の場所なので、
是非自然な笑顔で一緒に歩く仲間がこれからもっと増えたらいけたらと強く願っています。
一緒に人生を、添加物で惑わされず、自然なままで、マイナスからプラスに変えていきましょう。
最後に、稲田コーチがこれからもどうか健康で、今以上にいつも笑顔に包まれ、15周年、20周年と今後もずっとJIMCCAが続き、幸せになる方々がどんどん増えますように!!

2.南の島研修の感想について。
感想というよりレポートです(笑)
JIMCCA初の石垣島での研修でした。
参加者の皆様は、年代も20代から50代と幅広く、それぞれ違う環境で
それぞれ抱く課題や悩みも違うのが当然です。
時間も3時間。
発表出来る方も限られています。
福岡市から石垣まで直線距離で約1200キロメートル。
真夏のような石垣まで来て、本当に得るものはあるのか?と研修前に不安を感じる方も参加者の方にもいました。
私は沖縄研修が開催されている頃から毎年参加し、毎年自分自身がここを機に成長していることを感じてますので、
そんな不安な会話も、「後のお楽しみですね」と笑ってその方に話してました。
なぜ私がお楽しみと自信もって言えたのか?
実は毎年、沖縄研修では、3部の学びがあります。
1部は研修で自分の課題や克服についてを発表しあい、それぞれのレベルアップに向けて、気付きを促す時間。
2部では参加者全員でそれぞれ1部の振り返りやみんなでそれぞれ応援しあう素敵な飲み会の時間。
3部では、各自沖縄の本当の自然に触れ、自分の中で汚した考えなどを浄化し、自然のパワーを充電する時間。
そのため、帰ってから、現実の場面でさらに力を発揮するというものです。
毎年沖縄研修に参加する度、自分自身や仲間が、研修を機に、確実にステップアップしていること。
さらには、レベルアップのきっかけを掴む機会を作っていることを
誰よりも体験しているからこそ、
私は彼に自信を持って
「後のお楽しみ」と声をかけたのです。
しかし、今年の研修は想像以上に素晴らしいものでした。
それは、まず1部から違いました。
一人の発表が、他の誰かを温め、
また違う一人が発表すると、また他の誰かが温まり、
気づけば全員が、愛と気づきで満たされ
感動と涙の時間になったからです。

一体何が全員を感動と涙へと導いたのでしょうか?
私なりに分析し、ポイントが4
つあると考えます。
1.枠の中でもがく自分との卒業と、
そこから踏み出す第一歩が、社会貢献の始まりへ…について
2.親子の愛や絆について
3.困難でも逞しく活躍する仲間の姿。
4.自然のパワーで晴らす心の曇り。
です。
まず、
1についてです。
石垣研修では、川平ファームの橋爪さんとの出会いがありました。
川平ファームは、添加物なし、熱殺菌することなしに果実そのものの味のジュースを作りたいの信念を貫かれ、
この度、パッションフルーツジュースが国際味覚審査機構2017年度で3つ星を受賞されたという世界で認められた素晴らしい会社です。

「信じるもの、やりたいものがあるなら、土下座なんて対したことない!!」
これは代表の橋爪雅彦さんの言葉です。
1.やりたいことや進む道があれば、それだけを。それ以外は例え儲かる情報が来てもやらないこと。
2.やりたいことなら、言葉も国境も関係なくチャレンジ出来ること。
3.自分の利益に固執しない、国境関係なく汗と涙で作りあげたノウハウを
世のためになるなら教えること。
4.人や環境のせいにしないこと。
ないなら作ればいいというポリシー。
水道ないからじゃなく、じゃあ引けばいい。台風来るから、じゃあ台風来ない所に農園つくればいいという発想。
5.芸能人や著名人が来ても、
サインは貼らない。それは本来やりたいこととは違うから。
橋爪さんとの出会いは、まるで自分の利益だけを考えず、関わった方に
本気に向き合う稲田コーチのような
方でした。
さらに、やりたいことや思うものがあるなら、度重なる困難を困難と思わないと、お話をされながらも時より笑うお姿に、まるで川平の街に光を照らす日差しのような温かくも強い力を感じました。
稲田コーチ、そして橋爪さん。
不可能を常に可能に変えてきては国境とか自分の小さいことに囚わず、やりたいこと、人が輝く方ならポリシーを持って、しっかりと前へ進んでいく方との出会い。
これこそ、本来人が求める幸せがどんどん集まってくるような姿、形だと、
本当に感動しました。
「自分の役割や可能性は枠に当てはめずに、やりたいことをただやる」
「必要ないことや自分の倫理に反するものは必ず断る」
「関わる人を幸せにしたいに国境はない」
本気の社会貢献は、まず自分が出来ないというレッテルを剥がすことから、始まるということを改めて痛感させられました。
2について。
親は子を思い、
社会で困らないように、厳しくしつけするこれも愛。
しかし、肝心の娘さんが、
厳しいしつけが原因で親御さんが嫌いになり、
また注意されたことが大人になってからも本人のトラウマとして残ります。
そうすると、現実で本人はトラウマに苦しんで生活することに。
幸い彼女は稲田コーチはじめ、素敵な方との出会いのなかで、
自分と向きあいながら、就職も決めさらには厳しい親御さんとも和解し、
そして、彼女はついになりたかった夢を見つけ、いまそれを叶えるために、一生懸命頑張っています。
しかし、その発表の中で、実際お子さんを持つ参加者の方の親の気持ちが彼女に伝えられ、子を思う本当の親の気持ちや
またこの彼女の発表で、日頃お子さんと向き合い方について親御さんも涙したり、
親子の関係について話し合っては深く考える時間になりました。
改めて、愛があることは大事ですが、
決めつけや思い込みの愛の怖さ、
またそうならないために、
いかにコミュニケーション力を身につけ相手の心の声を聴かなければ…!!
そう決心し、もっと親に感謝し、
寄り添いながら大事にしていきたいとみなが思える素敵な時間になりました。
3について。
何年たっても、人のために頑張る心の柱はそのままで、日々頑張っている仲間との出会い。
これは、本当に支えになります。
仲間と表現しましたが、これは研修に参加した皆様のことです。
これまでKさんの公務員合格を筆頭に、
私たちの仲間はどんどんなりたい姿を叶えていきました。
分野はみなそれぞれ違いますが、
ただそれぞれ越えた姿や経験を仲間が
研修では発表していくのですが、
それがまた違う仲間に、ここぞというタイミングで勇気や力を与えてくれます。
笑い好きで前向きなメンバーですが、
乗り越えている環境がハードの中でも、人のためにとしっかり自分を持って歩いている仲間との再会、
そんな仲間との情報交換や意見は本当に学びになり同時に励みになりました。
本当にいつも感謝の気持ちで一杯です。

苦労を乗り越えた分、人に優しくて温かい素敵な仲間の存在は、
さらに自分を成長させる素敵なきっかけを作り、皆それぞれパワーを貰えたと思います。
4について。
上記3つのことで、
自分自身の振り返りや家族との関わり方や感謝について、
コミュニケーションについて、
小さい枠の中で自分の可能性を閉じ込めて今を過ごさないこと。
夢をあきらめないこと。
始めようと思えばいつでも踏み出せること。
世の中やりたいことを本気でやる人。
小さいことに拘らず関わる方を良くしたいという気持ちを持って頑張る人が最後は笑うこと。
まるで3Dのように、日頃生きていく中で大切なものを色んな角度から、それも深く、
今回の南の島研修では見せられました。
そして、最後のエンディングには
仲間の一人が、実際にお母様に日頃伝えられない感謝の気持ちを手紙で読んだ時は全員涙で、南の島研修は幕を閉じました。
皆さん、それぞれの発表が、
それぞれの今必要な課題や大事にすべき問題とシンクロし、
さらに全員パワーアップ出来たという
南の島研修は今まで出る一番最高な研修でした。
最後に、そんな気付きや感動の後に、
自分がこれまで抱えてきたトラウマや
余計な考えは、
八重山の綺麗な海で流し、雄大なマングローブの森から生まれる綺麗な空気を吸い、
自然の美しさが最高の美しさと
胸に刻んで、パワーを満タンに出来るのも、
研修のプログラムにない、
南の島研修しか出来ないことです。
石垣までやってこないと、
見れない景色、蓄えるパワー、仲間との更なる絆、感動と涙。
来年はもっと多くの方とシェア出来ますように!!
岩永浩一。
