テニスの国枝選手が数ある栄光の歴史を築いてきた秘密の一つ
ラケットの内側に書かれた文字がそうです。
これはメンタルトレーニングの方法でもあります。
自分の弱さを克服する
強いモチベーションを維持する
プレッシャーに負けない強い気持ちを作る
勝つことへの意識を強める
脳に意識を伝達し、最高のパフォーマンスを得る
など、スポーツにかかわらす、ビジネス、仕事、辛い環境にあるとき、心が折れそうな時など、有効な手立ての一つです。
「俺は最強だ!」
この言葉は国枝選手にとって自分を鼓舞する一番の言葉だそうです。
自分はできる!
必ずできる!
やればできる!
自分は変われる!
など口に出してみて、今の自分にとって
「よーし!」
と意欲的になる一番の言葉を発見すると良いと思います。
………………
しかし、これには大きな盲点かあります。
スポーツの一流と言われる選手の多くはメンタルトレーニングを取り入れています。
(一流でなくとも)
しかし、時折目にする
ラケットを叩きつける選手
バットを投げつける、叩き折る選手
ボールを観客席に蹴飛ばす選手
など、感情をコントロールできていないシーン。
また、ビジネスシーンでも見かける光景
「成功意識」の過多により、
自信過剰、傲慢さが出ることで、
他人(部下や取引先など)を罵るシーン(攻撃するシーン)
これなどは、自己啓発系の「成功意識」を植え込まれるセミナー等による影響が見受けられます。
こちらも感情をコントロールできていない状態に陥るという盲点です。
…………
スポーツ選手やビジネスシーンでのメンタルトレーニングによる盲点があることを十分に認識する必要があります。
「勝利」や「成功」への過剰な意識が、
周囲への影響などを考える理性を超え、バランスを失った時に起こる
「暴走」
これが実に怖いのです。
スポーツやビジネスで結果が出ると、
そのままの状態が習慣化されます。
自分の性格に組み込まれてしまいます。
これがさらに怖いことです。
一時的には、うまくいっても、その後の人生に大きくマイナスな影響を与えていきます。
一時的な「勝利」
一時的な「成功」
が、一番大切な人生の、表すなら、
「敗者」や「失敗」を意味することになります。
(あまり使いたくない言葉ですが)
…………
「俺は最強!」などの自分を鼓舞する言葉は、
自分の弱さを克服する
強いモチベーションを維持する
プレッシャーに負けない強い気持ちを作る
脳に意識を伝達し、最高のパフォーマンスを得る
などに一時的に素晴らしい効果を発揮します。
このことは間違いありません。
しかし、その前提となる「理性」を高める(人間性や人間力)ことも怠らないよう
同時にトレーニングを行う必要があります。
最終的には、
理性によるコントロール
バランス感覚
状況に応じた「効果」の使い方
「効果」の後の理性への復元力
さらなる理性を高める向上
が必要になります。
…………
スポーツをすることで性格が悪くなる
一生懸命仕事をすることで性格が悪くなる
など、あってはならないことです。
「アイシキ」IMCコーチングが目指すものは、
理性を高め、(人間性、人間力、性格、品位、など)
バランス感覚を養い
(自分の中心や軸となる心柱を定め、
心と意識と行動の黄金バランスを調える。理性と現実のバランスやその時の「最善」(優先)を実行するなど)
技術による効果を発揮
(コミュニケーション力、コーチング力、カウンセリング力、メンタリング力、ティーチング力、実践力などの技術を習得し駆使することで、自他への現実的な効果(問題、悩み解決、現状打破、より向上などの効果を発揮)
することにあります。
このような土台(基礎)をしっかり築きながら、
メンタルトレーニングを行うことで、
安心安全且つ効果の高いものが得られます。
