
2018年04月

実際のカウンセリングに同席した塩谷さん(仮称)からその時の様子をブログに書いていただきました。
読み返したら胸がいっぱいになります。
塩谷さんもカウンセリングが終わったあと、ご友人の変化に大粒の涙を流されました。
なかなかカウンセリングの様子をここまで詳しくご紹介することはありません。
というより、その時その時が一生懸命ですので自分ではここまで詳しく書けませんが、塩谷さんのおかげで
カウンセリングの様子が皆様にご紹介できます。
塩谷さんありがとうございます。
……………………
塩谷さんの記事より
私の友人のAさん。彼女も離婚問題が切実となってきました。これからどうしたらいいか分からない、どうしたいのかが分からないと、深く思い悩んでいました。
私もどうにかしてあげたいという思いはあるものの、まだ自分のカウンセリングに自信がない。そこで、コーチのカウンセリングを勧めたところ、受けてみたいと言ってくれました。
コーチには私から事前にある程度説明。
Aさんが6歳の息子さんY君も連れてくる事を伝えると、コーチは折り紙やお絵描きボード、お菓子などを用意してくれていました。
2人が部屋に入ってきて挨拶を交わした後、コーチはY君の肩を抱いて言いました。
「Y君いいかな?今日はママがいっぱいお話ししたい事があるんだって。その間、ここで待っててくれるかな?」
「(コクン)」
Y君はお利口に椅子に座りました。
「子供は何でも分かってますからね。こうして最初に伝えておく事は大事なんですよ。Aさん、今日は何でも思っている事をお話し下さいね」
Y君が持ってきた鉛筆を取り出しお絵描きを始めたところで、Aさんのカウンセリングが始まりました。
「一歩が踏み出せないんです。自分が成長していないように思えて、世間に出る事(フルタイムで働く)が怖いんです。それと家庭の問題が、望まない方向に進んでいってて、どんどん酷くなっているんです」
「ご主人の事、家族の事、自分の事。複雑に釣り糸が絡まっているんですね。問題を少しずつ整理していきましょう。
様々な現実問題を一旦置いといて…っと。
自分の将来を考えてみましょうか?」
「…現実問題が多すぎて、考えられません。」
「では、Y君の事はどうでしょう。この子はどんな子ですか?」
「三人兄弟の末っ子の、この子が1番マイペースで気が強くて、でもすごく優しい子ですね」
「そう、Y君は素晴らしい子ですね。マイペースで気が強くて優しくて…そんなY君の将来、素晴らしい人生を送ると思いませんか?」
「…そうですね。でも絶対的に信じる事が出来ないんです。色々と心配になります」
「それは、子供の事ではなく自分を心配しているんですよ」
「…下の子より上の子の方が心配で。1番上の子が私によく似ているんです。だから私みたいになってしまうんじゃないかと…こうなってはいけない!!って思うんです。」
「親からの連鎖というものがあります。自分の親から、親の親から…と。でも、どっかで誰かが断ち切らないといけない。でないとずーっと続いていく。誰かが断ち切らないといけない。そうは思いませんか?」
「そうですね…。はい、そう思います」
「Aさんの中心を定める事。そうしないと子供達に影響を与えます。子供は母の気持ちをキャッチしますからね。
お母さんの覚悟を決める事。そしてそれを子供達に伝える事です。
僕も小さい頃、両親が離婚して苦労しました。でもその経験があるから、今があってこういった仕事についている。子供の心配はしなくても、何とかなりますよ(笑)」
「…あと、失敗が怖いんです。例えばパソコンとか…。社会人が一般的に出来ることが出来ない。この歳で出来て当たり前でしょう?と思われる事が怖いんです」
「うちのスクールに来る人の悩みは何だと思いますか?職場の出来るフリをしている人を相手に悩んでいます。逆に経営者の方も来られますが、そういった人達は出来るフリをする人が1番嫌なんです。経営者の方が求めているのは、真っ直ぐな人・誠実な人・努力する人。仕事をする上で大切なのはそこだと思いませんか?」
「そうですね…。あ、あと、子育ても合ってるか不安なんです。子供がイジメにあっていた時に、この対応であっいるのかどうか、すごく不安だったし…」
「いいですか?Aさん。
子育てに正解はありません。」
「…」
「子育てで、1番大事なのは何だと思いますか?」
「…大事に思うこと」
「そうです。子供を大事に思う事。愛ですね。Aさんは子供達を愛しているんじゃないですか?」
「はい…」
「子育てに、形としての正解不正解はありません。でも子育てで1番大事な愛を持って育ててきた、愛してきたという事では…大正解です。
愛はあったし、これからも愛はある。ここはAさん、自信に思う事ですよ。
子育ても、仕事も、こうしないといけないという思いは、自分を苦しめます。子供の為と義務感で育てるのではない。子育ては親育て。一緒に育っていこー!くらいで、ちょうどいいんですよ(笑)
『お母さんはあなた達の事を愛してる!お母さん、出来ないこともいっぱいあるし、どうしたらいいか分からない事もあるけれど、とにかく愛だけはいっぱいあるからー!!』
と、開き直って言っちゃうんです。すると、子供達がどうにかしてあげようとしますよ」
Aさんの目に涙が浮かんできました。
すると…
悠志郎君「ねーねーみてー。(ホワイトボードにたくさんの線を描いている)しろいせんとくろいせん、どっちがおおいー?」
Aさん「…え。白い線かな」
コーチ「大丈夫だよー、悠志郎君。ママは悲しくて泣いているんじゃないんだよ。ママは強くなる為に泣いているんだよ。
…優しい子ですね。ママが泣いているのに気がついて、気を紛らわそうとしたんですよ。気がつきましたか?」
「…え、いえ。そうなんですか。言われるまで気がつきませんでした。」
「子供は全部聞いているし、分かっているんです。中身は大人ですよ。そして彼はお母さんを喜ばせる事が出来ると、とっても誇らしい気持ちになるんです」
「そうなんですか…」
悠志郎君、ママは優しい?
やさしー!
どんなところが優しいの?
りょうりつくってくれるとこー。
ママの何の料理が好き?
はんばーぐー。
「悠志郎君がママは優しいと言ってますよ。ご自分ではどう思いますか?」
「いやー優しくはないと思います。よく、あれしなさい、これしなさい、お風呂早く入りなさいって言ってるし…」
「お風呂に早く入るように言うのはなぜですか?」
「…明日の朝、遅刻しないように…」
「それは子供の事を思って言っているんですよね。それは「優しい」んじゃないですか?」
「…そうですね。」
「言い方の工夫はもちろん必要です(笑)
でも、Aさんがしっかり愛を向けているから、子供からもこうして愛が返ってくる。愛するし愛されているんです。さっきの場面もそう。泣いているママを気遣っていましたよね?子供からもいっぱい愛が返ってきているんです。それをキャッチしていなかったんではないですか?」
「そうですね。気づいていなかった…申し訳ない…」
「大丈夫ですよ!今気付いたんだから(笑)」
「Aさんには愛がある。それを信じる事です。自分を信じる事が、子供達を愛すること。愛を受けた子供達がこうやってお母さんに愛を返していますよ。
根拠はなくていい。
子供達の運命、人生を信じる事です。
自分には愛がある事をしっかりと把握して、そこを大きくして、子育ても仕事もご主人との交渉も行なっていくのです。
ご主人への恨みつらみをすぐに無くすことは出来ないでしょう。でも、一旦そこは置いといて。いいですか?怒りを抑えること。ツノを引っ込めるところです。相手を攻撃すると、自分も苦しめます。ツノを出しすぎると、自分の心も傷つける。運を下げる。そして必ず行き詰まります。
もちろん、現実的な交渉の仕方など、工夫していかないといけません。分からないところは弁護士さんなどに知恵を借りるなどして。
愛をベースに、明るく楽しく、子供を育てていきましょう。
お母さんのその姿をみて、子供達は育っていきますよ。」
♡(愛)があるのに✖️(ない)と言っていたAさん。コーチがホワイトボードに、それを図解しながら説明していると、悠志郎君がホワイトボードいっぱいに絵を描き始めました。
♡の中にたくさんの♡。
その横に大きな✖️が…。
でも、その✖️を赤ペンでガシガシ消して、四角で囲みました。そしてこんなマークを…
←∞
一方、♡には花とたくさんの冠マークが、書き加えられていっています。
私「悠志郎君、それなあに?」
悠志郎君「わるい✖️はおりにいりて、ふーいんしたの。わるいのがまけたから、♡には🌼と👑。せかいいち!」
コーチ「悠志郎君、そうだね。ママの♡は世界一だね。そして、ママの✖️を檻に閉じ込めてくれたんだね。でもまた、ママの中から✖️が出てくるかもしれない。そしたらどーする?」
「またとじこめるー!」
「よし、いいぞー!じゃあ、男同士の約束だ。ママの✖️が出てきたら、悠志郎君が閉じ込めてあげるんだよ。約束だぞ!」
コーチの大きな手と、Y悠志郎君の小さな手が近づき、2人は固い指切りを交わしました。
……………
悠志郎くん!
あとはしっかり頼んだぞ!
Aさん 悠志郎くんはお土産の「勝ちグミ」というグミを封を切らずに、お兄ちゃんとお姉ちゃんにあげる…
お兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒にたべる…
悠志郎くんが子供たちの絆を教えてくれ、お母さんの愛、愛を受けとっていることを教えてくれましたね。
コーチング(アイシキ )を部下との面談に生かしてその効果を感じている長津さん(仮称)からメールをいただきました。
(一部抜粋)
いろんな場面で使えますね〜
………
「私が上長になると公表されてからスタッフから感じていた緊張感等も4月以降は少しずつほどけていっている印象です。
今までの体制からどうなっていくのか等の不安や心配があったようです。
そこは、面談の効果が大きくでました
多忙な業務の中で効率よく面談をするのに、今までコーチから教わった事が様々なシーンで役にたっています
相手の話ももちろん聴き、私からの期待も伝える
それを話の流れの中で途切れることなく自然に伝えられています。
不自然に唐突には伝えないですんでいます。なので、私の中でも伝わった感触があります。
何人かからは『面談とかいつしてもらったのが最後だろう?』という声が聞かれました。
信頼感が増したような印象です
まだまだですが、みんなにたくさん助けてもらえて助かっています





























啓介さん(20代男性)より体験談をいただきました。
急成長を遂げた啓介さんの「振返り」を含めた体験談、そこにご自身の体験がどなたかのお役にたてれば・・というお気持ちでお書きいただきました。
啓介さんありがとうございます。

僕が稲田コーチにお世話になったきっかけは、「自分探し」でした。
自分がなにがしたいのか、どう生きていきたいのか分からなくなって、コーチのところに駆け込みました。
コーチとの最初のレッスンは昨日のように覚えています。
そこでは、いきなり大きな学びがありました。
僕に必要なことは、「自分探し」ではなく、「自分の心を整えること」だと、
コーチが教えてくれました。
驚きの連続でした。
最初のコーチからの宿題が、「笑顔でいること」でした。
冗談だと思いました。
けれど、コーチの言葉を信じて、本気で取り組みました。
何が変わるんだろと思ったこともありましたが、笑顔でいることを意識しました。
すると、変わったんです。
道を聞かれるようになったり、交友関係が勝手に広がっていったり。
なんだこれはと思いました。
そこから、徹底してコーチに「心を整えること」をしてもらいました。
そして、僕が「自分」が分からなくなっていたのは、過去のトラウマが原因でした。
自分の負の経験がトラウマとして、自分や他人を攻撃し、足を引っ張っていたのです。
コーチはそのトラウマを追い払ってくれました。
今となっては、あのときの自分はなんだったんだろうと思います。
そして、自分はこう生きていきたいという心柱ができてきました。
その自分の心柱や想いを持って、無事に次の就職先も決めることができました。
はじめにコーチのところへ来たときは、なにをしたらいいか分からないような状態だったのが、就職活動のなかではどれを選ぼうという考え方に変わっている自分に気がつきました。とんでもない変化です。
そして、今は僕もコーチングを通じて、人のためになりたいと思っています。
コーチのI式コーチングは人生を大きくプラスの方向に変えます。
僕もそういう人になるために、これからもコーチングを学んでいきたいです。



自分が転勤する場合もあれば、異動で上司が変わる場合があります。
仕事のストレスで一番負荷がかかるのが人間関係。
特に上司との人間関係がうまくいかなければ、そこから3年間は本当にたいへんな目にあいます。
そこで今回は、新しい上司とどう向き合うか(対応していくか)のレッスンを行いました。
わずかな期間(時間)でも上司と対話(会話)した内容をできるだけ教えていただきますと、その上司の性格的傾向や価値観(何を大切にしているのか)が見えてきます。
そこからは「先手必笑!」
先にこちらから仕掛けていきます。
○○さんは、次のポストに向けて今年が大事な1年!
これまでのレッスンと実践で人間力は十分。
さあ!これから「巧み(匠)の技」を使っていきますよー
○○さん 名づけて「おぬしも悪じゃのー作戦」(笑)
悪じゃのー と言っても実際に悪いことをするわけではありません。
「知恵」を使っていくということです。
人間力(黄金バランス)が低いと、策をめぐらすことは懸命ではありません。
相手に見透かされます。
人間力が高くなってきたら、「知恵」を使いこなすことができるわけです。
「先生! やります!やってみます!」と力強い言葉が聞けました。
よく言われる相手の出方を見てから対処法を考えるというやり方がありますが、
全ては状況と相手によります。
今回は、上司の価値観と○○さんの価値観に似通ったところがあったため、○○さんも
上司に言われる前にやる!
先手必笑 でいきましょう!
なづけて「お主もわるじゃのー作戦」(笑)となったわけです。
「面白そう!楽しくなってきました。・・」と○○さん。
その調子!
たいへんなこともちょっとしたことで「楽しく」なります。
また途中経過をお知らせください。
