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2020年11月

    【経営者】コロナ禍でも増収増益、黒字決算に過去最高益…2人の経営者(受講生)の話。

    コロナ禍においてなかなか直接お姿を見ることが出来なかったお二人の経営者にご来校いただきました。

    いや〜お久しぶりです!

    「お久しぶりです」

    お顔が見れて嬉しいですよ〜

    やっぱり直接お顔を見ると、顔色の良さや色艶、笑顔の柔らかさに安心感が湧きます。


    お二人の経営者から最初に出てきた言葉は、

    あの方はどうしてます?

    この方はどうしてます?

    JIMCCA ジムカの学び仲間を気遣う言葉です。


    あの方もこの方も活躍していますし、前向きに頑張ってます。

    「それを聞いて安心しました!」


    この段階で、コロナ禍においてもお二人の躍進の理由が垣間見えます。

    コロナ禍において日に日に高まる

    倒産

    リストラ

    経済の悪化

    これから年末にかけて、さらには年明け以降においてもその傾向は高まることが予測されます。

    このような状況下に於いて、

    増収増益、黒字決算、過去最高益のお二人の経営者の方の存在は、他の多くの経営者の方の希望になることを願います。



    このお二人に共通するのは、

    「どうやったらお客様が喜ぶか」

    この気持ちがとても強く、

    上辺ではなく、心からそう思い、実践しているところにあります。

    お客様ばかりか、

    社員はもとより、

    普段から人を大切にされています。

    人のために、

    時間と労力を費やす姿を見てきています。

    毎回ご相談の中に、

    「友人」「知人」「家族」の話題が必ずと言っていいぐらい入ります。

    ほんとに人がいい方々だなぁ

    自分のことより人の心配。

    私はこんなお二人が大好きなのですが。

    ……

    とはいえ、会社経営には厳しい面がつきものです。

    資金面

    人材面

    マーケティングや営業手法

    社内外の問題対応処理。

    様々な責任を背負っています。

    結果も出さないといけません。


    人材育成や教育研修、コンサル面でJIMCCA として関わらせていただいております。

    ……

    「どうやったらお客様が喜ぶか」


    と真摯に考えて行動し、


    人間的に実に誠実なお二人。

    謙虚で、嘘をつかず、大袈裟に言わず、

    人を思う気持ちが強い。

    感情豊かで時に涙を流して話されます。


    何年も前からこのような人柄がベースにあり、その上で現実的なスキルを積み重ねていっていただいております。

    コロナ禍においても、そんなお二人の会社はびくともしませんでした。

    お二人の言葉の中に、

    「淡々とやってるだけです!」

    というフレーズがありましたが、


    長年の苦労の末に染み付いた良い習慣をブラッシュアップし、

    そのことを、

    「淡々とやっている」

    ということです。


    どうやったらお客様(人・相手)が喜ぶか愚直に考え実践し、

    謙虚で、嘘をつかず、大袈裟に言わず、

    淡々と実践していく。



    この姿こそ、コロナ禍においても、増収増益、黒字決算、過去最高益の躍進の秘訣であると思いました。

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    「私、女子会が苦手なんです…」いじめを受けてきた過去に囚われていた方が…

    「私、女子会が苦手で…陰湿なジメジメしたイジメに会い…それからというもの…また何か言われるのではないかという不安が先行してしまいます…」(水谷さん(仮称))

    こんな話が出てきました。

    すかさず、

    目の前の、この方と一緒でも⁉︎

    と、とにかく明るい安口さん(仮称)を指さしました!

    ははは…(安口さん)

    「大丈夫と思います!」(水谷さん)


    大丈夫なんじゃ(笑)

    さらに、○○さんや☆☆さんと一緒の女子会だったらどう?

    「楽しいと思います!」


    楽しいんじゃん(笑)

    女子会楽しいんじゃん(笑)


    わはは…ほんと!

    楽しそうですね(笑)

    ……

    長年のトラウマが一瞬にして消えた瞬間でした。

    論より証拠!

    水谷さんは、女子会が苦手と思いこんでいましたが、

    陰湿で陰口を言ったり、人をいじめるような人が苦手(嫌い、辛い)なんですよね。

    安口さんみたいに、

    とにかく明るく、

    優しく、

    人の悪口を言わず、

    周りを楽しませてくれる人は、

    大好きなんですよね。

    そんな人と女子会をすると、苦手ではなくなるわけです。



    「なるほど!(水谷さん)

    そうだったんですね〜」

    そうなんですよ!

    安口さん達と女子会を何度かやれば、

    楽しくて仕方なくなりますよ。

    ……

    こんなシーンがありました。

    頭で理解するより、

    現物!安口さん!(笑)


    過去の心の傷は、大きな思い込み(フレーム)となります。

    このフレームが、

    様々な、「苦手」を生んでいきます。

    この苦手を克服するため、

    皆様様々な取り組みをされているようです。


    できるだけ最短コースで克服できるに越したことはないので、

    今回、水谷さんと安口さんのセッティングとなったわけです。

    もちろん他の方々の状況を加味し、

    他の目的も含んでのセッティングですが。



    水谷さんが、安口さんのような方と先に出会ってたら、「苦手」が小さくて済んだことでしょう。

    これからは、どんどん安口さんのような人にであっていってもらいたいですね。

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    「私、人に利用されてます!?」2人の方の言葉が印象に残りました。


    「コーチ!私人に利用されてます!?」と高木さん(仮称)の唐突な質問。

    はい。利用されてます。

    「やっぱりそうですか…」


    やっぱりじゃなくてもどう見てもそうです(笑)

    自覚はなかったのですか?

    「そうじゃないかな…と思うところはあったのですが…」

    どっから見てもそうですよ!(笑)

    「やっぱりそうなんだ…」


    やっぱりじゃなくて!(笑)
    高木さん(仮称)は人から「お願い」をされると断れないタイプ。
    ご自身も「お人好し」を公言している。

    しかし、「人に利用されてる」という意識はなかったようです。

    昔からの知人Aの相談に乗ってあげて、何かと助けてあげていたようです。

    今回、知人Aに高木さんから仕事のお願い(提案)をしたところ、

    知人Aさんは、同内容の契約を高木さん以外の第3者と結んだようです。

    この件より、ようやく高木さんは知人Aさんにうまく利用されていたことに気づいたようです。

    おっそ!
    気づくのおっそ!(笑)

    と言いたいところですが、

    「お人好し」「人がいい」

    そんなところが高木さんの魅力でもあります。

    私もそんな高木さんだからこそ長く付き合えているのだと思います。



    「私は人が良すぎですかねー」

    はい。

    「ははは…」

    人がいいのはいいのですが、良過ぎがいけないんです。

    結局自分が傷ついてしまってる

    信じていた人に裏切られた…

    あれだけしてあげたのに…

    恩を仇で返された…

    など、悲しいやら悔しいやら感情が入り混じります。

    この時の感情処置を間違えますと、性格(心)が悪くなります。

    要注意です。

    ……

    高木さん!

    お人好し、人がいい…これは高木さんの最大の魅力!

    だからぼくもこうして長く付き合えてます。

    高木さんが、お人好しや人がいいのが無くなったら、私もこうして話すことは無くなってるでしょう。

    よーく考えてください高木さん!

    「お人好し」の高木さんだから慕ってくれる人が多々いることを。

    この最大の武器を放棄してはいけません。

    では、どうしたら…


    ここからさらによーく考えてください。

    高木さんの周囲には、

    お人好しの高木さんを

    利用しようとする人達と、

    ためになろうとする人達
    (協力、賛同、助ける、同志、仲間、分かち合い、助け合い、楽しみ合いなど)

    がいます。

    ここをしっかり見極めれるようになりましょう!

    どうしたら見極めれるようになるのか、

    見極めたら、どう接したらいいのかは、

    これからレッスンしていきましょう。



    高木さん!
    くれぐれも性格を悪くしてはいけません!

    利用しようとする人達のために、自分の良さを打ち消す必要はありません。

    確かに、

    ぶっきらぼうになるなど性格を悪くすると、

    利用しにくくなるので、

    利用する人が減り、一時的に楽になるかも知れませんが、

    これは、同時に「ためになる人を失う」ことでもあります。

    お人好しはそのままに、

    見極める力(スキル)と現実への対応力(スキル)を身につけて、

    豊かな人生を築いていきましょう!

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    【リーダー研修】「部下の採用は過去の失敗から学ぶ」

    リーダー研修時に、

    「先生!部下の採用面接を行う予定なのですが、どういうところに気をつけたらいいですか?


    こんな質問をいただきました。

    採用は企業の生命線。

    人材無くして企業は成り立ちません。

    また、採用に失敗しますと、

    人間関係、モチベーション、生産性、社の雰囲気、周りへのネガティブな影響など、そのダメージは計り知れないものがあります。

    たった一人が、数十人の職場の雰囲気を一気に悪くすることはよくあります。

    「見抜けなかった…」

    「まさかこんな人間だったとは…」

    「全く気づけなかった!」

    こんな言葉もよく耳にします。

    確かに人を見抜くというのは難しいことだと思います。

    しかし、この技術を上げないと、会社や職場はガタガタになります。

    短時間の面接で、100%見抜くのは難しいでしょうが、70パーセントは見抜けるようになってもらいたいと思います。

    ……
    採用に関してのポイントを説明させていただきました。

    一般的な性格テストや心理テスト、自己分析や自己診断などは、参考程度にしかなりません。

    なぜなら意図的に書けるからなんです。

    細工ができてしまうと言うことです。

    ※採用に関してはということです。

    ………
    採用に関しては、

    一般的な人物像とスキル(資格や経験)で決められることが多々あります。

    ところが、

    リーダー研修の対象リーダーの周りで過去に起こったこと確認していきました。
    (退職者に関して)

    そうすると、

    スキルが非常に高かった人

    即戦力として期待された人

    が、結局チームを機能不全にして辞めていったことが判明しました。

    リーダー!
    どんな気持ちでした?

    「苦労したなんてもんじゃないです。

    たいへんでしたから!」と。


    ではリーダー!

    そこから学んでいきましょう!

    その方々の特徴は?

    「独善的」(ワンマン、ワガママ)
    「協調性がない」
    「コミュニケーション力が低い」
    (部署内、他部署とコミュニケーションが取れない)
    「素直さがない」
    「誠実ではない」
    「他人への思いやりや配慮がない」

    など。

    では、リーダー!
    あなたと一緒に働く人に有って欲しい要素は?

    「…わかりました!整理できました!

    あんなひどい思いはしたくないですから!」と。

    ……
    会社にとって採用は生命線。

    しかし、

    会社毎に、組織やチーム毎に合う人材、必要な人材が異なります。

    今回は、採用の一例として、過去の失敗とも言える教訓を生かすことにポイントをおいたわけです。

    ただし、

    そのポイントを面接で見抜けるかどうかが、

    鍵を握ります。

    様々な手法がありますので、研修で磨いて参りましょう!


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    【リーダー研修】時代は未曾有の想像力と創造力が必要に。

    人類の英知でも予期することが出来なかった新型コロナウイルス。収束するかと思えば第三波の様相に。

    予期せぬことが起こる時代

    自然災禍や環境の変化、現実的な経済活動の変化や個人の意識の変化

    前例が通用するかどうかわからない時代

    こんな時代をどう生きるかが企業にとっても個人にとっても切迫した課題になってきたかと思います。

    そんな折、

    リーダー研修にて、

    「想像力と創造力の向上」をテーマに進めました。


    身近な題材をもとに、

    段階を分けて、具体的に実感しながら、

    当初全く出なかったことが、出てきたとき、


    それが「潜在能力」と言われるやつです!

    皆さん「なるほど…」と腹落ちされた様子。


    腹落ちしないと何にもなりませんから。

    頭で知識として学んでも、全くつかいものになりません。

    次に、

    アイデアはどのような状況で出やすいかを解説しました。

    PTCHL

    と言うジムカの研究の集大成の理論があります。

    ここでは割愛させていただきます。

    ……

    研修で、アイデアを出す具体的な体感をしていただき、

    さらにそのチカラを高めるために、

    PTCHL


    を活用したところ、

    皆様から時間が足りないぐらいのアイデアが出てきました。

    研修前は、2ぐらいだとしますと、研修後は、

    10ぐらいまで引き上がりました。

    人間の持つチカラはすごいですね〜


    予期せぬことが起こる時代

    自然災禍や環境の変化、現実的な経済活動の変化や個人の意識の変化が起こる時代

    前例が通用するかどうかわからない時代


    において、

    想像力(イメージ力)を引き上げる必要があると感じます。

    想像力を引き上げたとしても、

    想像を絶する出来事が起こる時代に適応できるかどうかはわかりませんが、

    可能な限り、最大限に引き上げることが必要な時代になってきたと感じます。

    ……
    リーダーの皆様が、

    これまでにない発想を繰り返し行うことで、

    「変化」に対応できる会社になると信じていますし、リーダーの皆様もその手ごたえを感じたように思いました。

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    【企業研修】「世界に自社商材を展開したい!」新人社員の言葉にベテラン社員の反応は。

    企業研修の冒頭で、新人社員の方に簡単にスピーチをしてもらいました。

    テーマは、「この会社で何がしたい?」です。

    話の中に、「世界に自社商材を展開したい」

    と言うキラキラした言葉が聞かれました。

    フレッシュさやキラキラ感が満載です。

    いいですね〜

    希望を持ってる若者の言葉は実に爽やかです。

    ……
    ここでベテラン社員さんの反応を聞いてみようと。

    足立さん(仮称)はどう感じましたか?

    「前向きさはいいんですが、これから先思い通りにいかないこと、折れることもあると思うので…」

    今のは大先輩の金言と言うことで(笑)

    後輩を思えばこそのありがたい言葉ということで。


    フォローがたいへん(笑)

    ここは、忘れていたものを思い出しました!

    とか言うところでしょ!(笑)足立さん!

    ……

    渡下さん(仮称)はどう感じました?

    「そう言えば、ぼくは社長になりたい!と言ってましたし、思ってました!…忘れてました!」

    社長になりましょう!
    今からでも遅くないですよ!
    次期社長!

    わはは…

    ……

    他の皆さんも、

    「忘れてました!」

    「思い出せてよかったです!」

    「新鮮な感覚が戻ってきました」

    そんな感想が飛び交い、皆表情が和らいでいきました。

    ……

    コロナ禍において、

    自分をみつめ直す方、

    環境を変える方、

    迷いを吹っ切るように決断される方

    そのようなケースが増えてきていると感じます。


    そんな時に、

    自分の原点やその環境での初心を思い出すことで、新たに一歩を踏み出せることもあります。

    ……

    新入社員の○○さんには、

    入社時の想いを忘れないように持っていただきたいと願います。


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    山口トライアルマラソン42.195キロ完走。

    コロナ禍でマラソン大会が次々と中止されていく中で、福岡の近隣で唯一開催されたフルマラソン。

    10月3日(祝)山口県のきらら博公園で開催されました。

    会場入口で検温and消毒。
    レース開催まではマスク着用。
    コース内エードの水やポカリスエットは、全て350ミリのペットボトルの配給。
    参加人数も800人限定。
    と考えられるコロナ対策を行った上での実施となりました。

    工夫すればできるんですね〜

    コロナ禍でも果敢にランナーのために実施していただいた主催者、関係者、スタッフの皆様に感謝いたします。

    ………

    盟友と福岡を6時32分の新幹線にのり、約1時間で新山口駅に到着。
    現地で師匠と待ち合わせ。

    現地に到着すると、
    見た顔が意外に多い。

    あら〜○中さん! ベンさんも!
    「あー稲田さん!スタート30分前に皆で写真撮りますからご一緒に!」

    他にも、
    いつもの大濠公園で見ていた面々に挨拶。

    しばらく盟友とぶらぶらして、そろそろ写真の時間…ベンさんがカメラマンしてるからあそこだ。と写真に加わることに。

    ふと周りを見ると、
    知らない人ばかり(笑)
    カメラマンのベンさん以外知らない人ばかり。

    そのうち、
    「えっ だれ〜? だれ?」と皆がこちらを注目。

    やはり間違ってたねと盟友と顔を見合う。(笑)

    まいっか!

    と笑いながらその場をいそいそと離れる。

    ……

    いよいよスタート。

    持ちタイムの速い順に色分けしてあり、グループ毎に、1分おきのスタート。

    私の茶色グループは、

    7分遅れの9時7分のスタート。

    さあスタート!

    スタートから快調。


    今年は、コロナ禍で走る練習は積んできた。

    目標は、サブフォー(4時間切り)


    周囲の熱気に後押しされるように、キロ5分〜5分30秒のペース。

    私にとっては過去にないハイペース。

    練習の成果なのか、

    いい感じでスタートが切れた。

    この大会は、最初から飛ばしてみると決めていたのでその通りに実行。

    ……

    コースやコンディション的には、

    暑い

    寒い

    路面がジャリ

    風がきつい

    周回コースで飽きやすい

    などが重なり、私にはハードな環境に思えました。

    ……
    15キロタイムが1時間15分
    20キロタイムが1時間58分

    まずまずのペース。

    しかし20キロ過ぎから急にペースダウン。

    少し前に痛めた腰に痛みが走る

    これは無理かな…

    とリタイアが頭をよぎる。


    ここで、周回コースや折り返しコースの良さ

    すれ違い様に、

    「稲田さんファイト!」

    の声がかかる。

    そこからまたよーし!と走り出す。

    腰のベルトを何度も締め直して走る。

    腰の痛みは、やがて古傷の左足のアキレス腱の痛みに。

    いた〜

    途中で止まり、テーピングを巻いて再スタート!


    よし、まだまだいける。

    しばらく走ると、

    腰の痛み、アキレス腱の痛みをかばって走ってたせいか、

    右膝の痛みが走る。

    どこが走っとるんですか!(笑)

    これはきつい

    三ヶ所に痛みが…


    30キロ地点手前。

    一緒に走り続けてかた盟友は、過酷な条件下、両足の痛みで続行不能に。

    一緒に練習してきた盟友のリタイアは残念でしたが、

    盟友の分まで完走を!と最後まで走ることを決意。

    長いなぁ〜

    残り12キロがとても長く感じた。

    走ったり、歩いたりを繰り返す。

    師匠から教わった腕を振ること、腕は振れる。


    腕を振って前に進む。

    やめようかな…

    大濠公園のランニング仲間が、皆応援ナビで応援してくれている。

    それを思うと、

    やはり完走しよう!

    折れかかった気持ちを持ち直すのは、やはり

    「仲間」

    「仲間」の存在の大きさを感じる。

    35キロを目前に、さすがにもうだめかと思ったところに、

    聞こえた「イッチニー…イッチニー…」な掛け声。

    視覚障害の方と伴走者の方。

    なんてすごいのだろう…


    視覚障害がありながら、

    また、伴走者も一生懸命励ましながら走っている。

    思わず

    ファイト!

    こっちが勇気と元気をもらいました!

    一緒に完走しましょう!

    と声をかけました!

    「ありがとう〜

    頑張りましょう!イッチニー」

    と返ってきました。

    このやりとりでまた気持ちを取り戻す!


    よーし足は動かないけどラストスパート!

    40キロを過ぎ、

    あと2キロ…


    ゴール前で盟友が待つ。

    もう少し

    あと少し

    気がつけば制限時間の6時間が近づいている

    もうこんな時間に。

    ここまできたら完走しよう。

    盟友が待つ。

    応援ナビで応援してくれた人が待つ。


    足が動かないから腕を振る

    腕を振る


    気づけば、

    イッチニーイッチニー

    と口ずさむ。


    ゴールが見えた。

    関係者の応援が心に染みる。

    最後まで腕を振る

    そしてついに、ゴール!

    完走!

    奇跡だなぁ

    今回の完走は。

    走れる状態になかったし、足が動く状態でなかったのにゴールできました。

    またチャレンジしたいと思います。

    FullSizeRender













    ジュニアバレーボール大会(小学生)の始球式で30年ぶりのサーブ!

    コロナ禍に於いてスポーツ競技が延び延びになるケースが多々見られます。

    どの世代、どの競技も大会開催を熱望していることでしょう。

    そんな折、順延になっていた、ジュニアバレーボール大会がこの日曜日に開催されました。

    稲田コーチ=バスケのコーチ

    のイメージを持つ方が多いかと思いますが、

    なんでバレー⁉︎

    ことの経緯はいろいろあるのですが、

    どんな競技であれ、子供達に接する機会は嬉しいものです。


    実は、私は小学生の頃、バレーボールとソフトボールをやっていました。

    その事を小耳に挟んだ主催支援団体の方から、

    「稲田さん…始球式をお願いします!」と。

    えっ⁉︎

    始球式⁉︎

    何をするんですか?

    「サーブ!」

    サーブって…(笑)

    30年ぐらいやってないですよ(笑)

    「頑張って!」


    それから大会が始まる直前に隅の方で壁に向かってサーブの練習。

    これはたいへん(笑)

    しかし何回かやってるうちに感覚を掴んできた。

    うん…この感じ!

    上着を脱いで、

    その時をじっと待つ。


    会場は結構広い。

    緊張感が高まってきたところに場内放送。

    「ただ今より始球式を開始します…」

    ピーっ!(審判のホイッスル!)


    私は、ボールを高々と上げて、

    ジャンプサーブ!

    …なわけありません(笑)


    フローターサーブ!

    ネットにかけるのは恥ずかしい…

    ボールを上げ、

    左手を上げ、

    右手を引き、

    タイミングを合わせてボールをたたく…

    いけっ!

    バシっ!

    ネットを超えて入った〜

    パチパチパチパチ…

    会場からの拍手を受け、

    周囲に挨拶をして、無事終了。


    ほんとに人生何が起こるかわかりませんね。

    まさかバレーボール大会の始球式でサーブを打つとは…

    私の多方面への奉仕活動の一環なのですが、

    この展開は読めませんでした。

    貴重な体験をさせていただきました。

    関係各位の皆様には御礼申し上げます。

    ……

    子供達のプレーは、見ていて感動の連続でした。

    小学一年生の小さな子が動き回り、レシーブをする姿。

    4年生の男の子がエースアタッカーとして、

    バシバシ相手コートに打ち込んでいたり、

    ジャンプサーブをする男の子、

    すごいなぁ〜

    子供達は。

    感心しきり。


    練習も工夫されていて、

    私ならこうするなぁと考えるとまた面白い。

    レシーブされたボールをセッターに返す練習

    私ならヘルメットをかぶり、上に風船をつけるか、ブーブクッションつけて、

    子供達に超集中!させながら、楽しみながら笑いながら、自然と集中できて、なおかつ効果を高める練習をするだろうなぁ

    ボールが的にあたると風船がパーン!

    または、ブー!音!

    きっと盛り上がるだろうなぁ

    そんなことを考えていました。

    ……

    横断幕にも変化が見られました。

    「仲間」「必笑!」

    などソフトムードを演出するものが目立ちました。

    「努力の先に花が咲く」

    「一球入魂」

    「克己」

    などは見当りませんでした。

    昔から思ってましたが、

    子供達にはそんな難しいことわかるわけないのに!と。

    今だと、

    全集中のプレー!

    みんなと呼吸!

    など鬼滅の刃風にすると子供達に伝わるのでは…と思いました。

    ……

    早朝の会場準備の段階から終了後の表彰式まで参加させていただきましたが、

    早朝から会場準備に係る、先生方、関係者の皆様は手弁当のボランティアです。

    このような方々あっての子供達の大会が叶います。

    心より、感謝と敬意を表します。

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