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2021年04月

「あなたは応援される人間ですか?」大谷翔平の運をよくするために必要とする目標「応援される人間になる」

「二刀流」で今や連日世界的な話題になっているメジャーリーガー大谷翔平選手。

つい先日、本塁打トップで先発投手。
ベーブルース以来100年ぶりの快挙が報じられたのは記憶に新しいところ。

その大谷翔平選手は技術面の他、「運」を大切にしているという。

「運」をよくする

「運気を上げる」

「運勢を向上させる」

など「運」と言う言葉が、占いなどの非現実的なこと、俗に言う「怪しい使われ方」として目にすることが多く、「運」を語ると、「怪しい人」と思われる節もあります。

しかし、大谷翔平選手は、「運」を大事にし、
現在に至っています。

大谷翔平選手が、「運」を語ると全く怪しさを感じません。

この違いはいったいどこにあるのでしょう。

大谷翔平選手の言う「運」を構成するものには、「行い」「努力」「人間性」があります。

つまり、「現実的行動が伴う」と言うことです。

※(「運」と言う目に見えない抽象的なことではありますが、多くの方が求めるものでもあります。

それゆえに、

依存的なことが横行します。

そうすると、非現実的な「怪しいもの、こと」が出てくるわけです。)


大谷翔平選手は、

ゴミ拾い

挨拶

部屋の片付け

も具体的に目標の中に掲げられています。

こんな些細なこと?

そんな些細なことが「運」をよくするためにとても大切なのでしょう。

日常の当たり前のことを行うことの積み重ねなのでしょう。

大谷翔平選手が、「運」をよくするために大切とする興味深い言葉が、

「応援される人間になる」

と言う言葉です。

この言葉を、自身に当てはめると、

「あなたは応援される人間ですか?」と言う問いかけになります。

コーチング的な投げかけになりますが、ここはじっくり考えていただきたいところです。

自分は人から応援されているかされていないのか、

応援される人の特徴は。

応援されない人の特徴は。

応援されるのはなぜか。

応援されないのはなぜか。


自分はどうなんだろうか。

応援される人になるためには、自分はどうすれば良いのだろう。何を変えたら良いのだろう。


是非、セルフコーチング(自分に問いかける)

を行ってみてください。


そこに、

自分に必要な「成長」と「変化」の要素があると思います。


私は、正しい「運」は必要だと思います。

正しい運とは、

「行い」「努力」「人間性」がもたらすものです。

それは、

「応援される自分」を創り出すことであり、

「応援される力」を活用できることでもあります。

この力を活用し、

今を乗り越えていきたいところです。


……

JIMCCA で、「応援される力」を是非身につけていただきたいと願います。



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「きっと勝つ!」キットカットの記事を読んだ受講生の蛤さん(仮称)から感想が寄せられました。

以下蛤さん(仮称)より。

「お疲れ様です!

キットカット5年で500%利益アップの記事を読みました。

内容は、受験生へ"きっと勝つ"とメッセージを込め、ホテルなどでキットカットを渡しファンをつくるというものです。

思えば、スカイマークの機内サービスでもキットカットが出てきます。

記事ですが、キットカット大ヒットの裏側には"感動"が多くのファンをつくることを学びました。
一生を決めかねない"受験"に立ち向かう中高生に勇気を与える素晴らしいPRだったこそ、その後の大ヒットにつながったと思いました。

人生の節目の感動は一生もの。
小さなチョコ一つでも大きな感動と勇気を与えることができると思いました。」

………
キットカットだから「きっと勝つ」

最初にそのダジャレのようなベタなフレーズを思いついた人は、

社内からオヤジ扱いされたのでは?
と推察してしまいますが笑

ダジャレをよく言う私からすると、公認を得たような気持ちになります。

ベタなダジャレから、その生かし道を考えたマーケティングにより、

5年で500%利益アップになるのですから。

ダジャレも捨てたもんじゃないですね〜

そっちかい!

注目するのはそっちじゃないですね。

受験のげん担ぎで食べたキットカットの味。

きっと勝つ!

と自身を鼓舞した経験。

これは、後に成人してからも、「きっと勝つ!」といろんな場面に応用できるのではないでしょうか。

中には感動するような体験があり、そのままファンとなった方がいたのではないでしょうか。

……

現在のコロナ禍に於いても、

きっと勝つ!

は励みになりそうですね。

……

蛤さん
素敵な感想をありがとうございました。

蛤さんは、いつもながら勉強熱心。

授業で学んだことを、レポートすること、アウトプツトすること、疑似体験や行動に起こすことで、自分のものとし、急成長を遂げています。

この調子でいきましょう!

きっと勝つ!の精神で。




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「コロナ禍の前の状態に戻ることはない。戻れるという妄想を捨てなさい」歴史学者加来耕三氏の話より。

第四波のコロナが襲来中。連日繰り返される感染者数増と医療崩壊危機の話。

そんな折、歴史学者加来耕三氏の講演をオンラインで聞く機会がありました。

「歴史小説は読むな。」

「歴史の事実から学ぶことが大事」

など、歪曲された歴史の事実の紹介などとともに歯にきぬきせぬ語りでたいへん興味深く聞かせていただきました。

印象に残ったのは、

有史以来、歴史が過去に戻った事実はないということ。

つまり、

コロナ禍の前の状態に戻れるなどは妄想に過ぎず、コロナ禍の前の状態に戻ることはないということ。

歴史が物語っているということ。

なかなかインパクトがありました。

……
コロナ禍の第四波による緊急事態宣言が出ても、自粛疲れが叫ばれ、若者を中心に自粛が浸透しない状況に。

これまで、コロナが終息したら元の生活に戻れると思い、自粛を繰り返していたものの、なかなか思い通りにならず、

我慢も限界に来たのかも知れません。

歴史学者さんが言うように、

元には戻れない

とはっきり示した上で、

だからこそ、これまでも歴史から学んできたように、これからどうしていくか、ということを考え、ビジョンを作り、そのビジョン実現のために、今はこうすると打ち出した方がよいと思います。

既に一年間の歴史があるのですから、科学的根拠に基づく、ビジョンを示してもらいたいと思いますね〜

ワクチンを打てば収まる

と思っていたら、また新しい変異型や、ワクチンが効かない新たなウイルスの出現、さらには
強毒性のウイルスの出現などを想定したビジョン作りが必要かと思います。

それにより、科学的な進歩が進むことを期待したいと思います。

外出しないようにお願いするばかりでは、限界があります。

早くそのことを知り、方向転換してもらいたいものです。

……

コロナ禍の前に戻ることはない

そう聞くと、希望を失いそうになりますが、

歴史を振り返ると、

新たな技術革新、発明、仕組みや制度、環境の変化など、必ず新しいものを生んでいるのがわかります。

もちろん失うものもありますが、

新しく生まれるものにクローズアップしていきたいものです。

ですから、

このコロナ禍を、変化のチャンス、成長のチャンスと捉えていきたいものです。

過去に固執、執着すると自分が苦しくなることがよくあります。

また、苦しむ人に、自分のことばかり考えている人がよく見られます。

過去に固執、執着せず、また自分のことばかりではなく、人のことも考えて行動していきたいものですね。

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「つらい境遇を経験されてきたから立派な方かと思ったのですが…」「苦労してきた人」=「良い人」?

「あの方すごく苦労してきたので大丈夫かと安心してたのですが…」

「つらい境遇を経験されてきたから立派な方かと思ったのですが…」

「悲しい過去を乗り越えて来られて、今は同じような境遇の人のために生きようと思ってる方なので、信頼していたのですが…」


他人から酷い目にあわされた方からよく聞く言葉です。

えっ!?
酷いめに!?
そんな疑問が湧く人も多いでしょう。

よく「あの人は苦労人だから」と苦労と努力で今の状況に至った時に、肯定的に使われる言葉があります。

苦労してきた人を讃え、美化する言葉に使われることが多々あります。

実際に、そのような方も多々いらっしゃいます。
ですので、意外に思ってらっしゃる方も多いのではないかと思います。

……

酷いめにあった方は、

言葉の暴力

騙される

裏切られる

ケースが多く、実際に暴力を振るわれたケースもあります。

……

つらく、苦しく、悲しい過去を背負ってきたからきっと人の気持ちがよくわかる良い人だと思うところ、

現実には、必ずしもそうではありません。

つらく、苦しく、悲しい過去を「昇華」できている人と、

つらく、苦しく、悲しい過去に囚われている人がいます。

つらく、苦しく、悲しい過去を「昇華」できている人とは、


自分の経験を、同じような経験を人にさせまいと、ミッションや役割のように感じ、実行していく人です。

つらく、苦しく、悲しい過去に囚われている人とは、


自分がされたことを、意識的、または無意識的に相手にやってしまうことです。

言葉の暴力

人をいじめる

自分の思い通りに相手動かそうとする

平気で嘘をつき、相手をだます。

弱さを見せ、同情を誘おうとする

泣いたふりをする

苦手のタイプを極端に避ける

自己否定や自虐的になる

など、様々なタイプの方がいらっしゃいます。



このことをよく知っておかないと、

酷いめにあって自分の人生を狂わしかねません。

世の中、不幸を売りにして人を油断させ自分に近づけ、相手を自分の思い通りに動かそうとする輩も後をたちません。

被害に遭った方からのご相談も多く受けてきました。

心が弱った人につけ込むやり方に、

怒りが出てきますが、

目の前の方の再生が優先ですし、こうして注意喚起を地道に行うしかありません。

しっかり、相手を見極めていきましょう。

表情、態度、言葉、周囲にいる人間などを冷静に見ますと、

あれ!?
えらそうな言い方してるなあ

なんか違和感を感じるなあ

話のつじつまがあってないなあ

ちょっとした時に出る顔が怪しかったなあ

など何かのヒントがあります。

また、行動やくせなどに現れることもよくあります。

心が弱った時には、

相手のつらく、苦しく、悲しい不幸と思える過去の話を聞くと、

ついつい共感してしまい、自分を見失いがちになります。

さらに、心につけ込まれがちになります。

上記のことをヒントにしっかり見極めていきましょう。

何か不安や不審に思うことがあれば、

第三者の意見を聞いてみましょう。


また、つらく、苦しく、悲しい不幸と思われる過去に囚われていて、自分で自覚がある場合で、それを昇華させたいと思う方は是非一度ジムカにお越しください。
多くの方が、自分を取り戻していかれています。
そして、自然に自分の経験を人のために生かしてらっしゃいます。



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正義の反対もまた正義!?

正義の反対は悪ではなく、
「正義の反対は正義」
「互いに自分が正義だと思っている。正義と正義がぶつかるときに争いが起こる。」
あるテレビドラマの俳優のセリフが印象に残りました。

職場や様々な人間関係の中で、言い合い、喧嘩など人と人が争うシーンを時折見かけます。

また、人間関係のご相談の中で、

すぐに人と対立してしまう。

人と言い合いになってしまう。

すぐにカッとなって暴言を吐いてしまう。

人と喧嘩をしては、自己嫌悪になり、落ち込んでしまう。

などのご相談もよく寄せられます。

このような光景を目にした方からは、


仲悪いんじゃない?

どっちも気が強いからねー

○○さんは短気だからねからねー

ほっとけ!

などの言葉も耳にします。

なぜ対立がなくならないのでしょう。

よく意地の張り合いと言われますが、

対立しやすい人の傾向に、

価値観に固執する

プライドが高い

負けず嫌い(引けない)

相手への敬意が少ない

正義感が強い

などの傾向が見られます。

……
那珂さん(仮称)はとても正義感が強く、人の役に立とうと思っている人。

しかし、職場の上司、同僚などと対立を繰り返している。

自分の価値観を押し付けようとする習慣がある。

自分の価値観を押し付けようとすると、相手は押し返そうとする。

そうすると言い争いと対立を生んでいきます。

対立すると、その場にいたくなくなる。

つまり、仕事を辞めたくなります。

人間関係につかれ、

仕事がばからしくなり、

何もかも嫌になり、

その場から消えてしまいたくなります。

何度も繰り返してきて、

そんな自分の姿を見て、ますます自分が嫌になります。

……

那珂さんは自分が正しいと思っています。
(自分が正義だと)
悪いのは上司や周り、会社だと思っています。

不条理や不合理を感じています。

対立する相手もまた、自分が正しいと思っています。(自分が正義だと)


悪いのは那珂さんだと思っています。

これが対立の構図です。

やっかいですね〜

これが、「正義の反対は正義」と言われる所以です。

……

まずは、相手を尊重し、敬意を持ってみましょう。

相手を嫌うのも、喧嘩するのも簡単。

まずは、敬意です。

敬意を持つためには、相手をよく知ることです。

相手が持つ言い分(つまり価値観)が出来上がった背景は何なのだろう

何があったのだろう

どんな苦労や努力をしてきたのだろう

そんな事を意識しながら、

好き嫌いの感情をおいて、まず聞いてみることです。

大概深く聞きますと、ドラマが出てきます。

そのドラマを聞くと、相手に寛容になれます。

相手に寛容になれれば、

相手の努力や優れたところ、よいところが見えてきます。

そうすると、相手を尊重する気持ち、つまり「敬意」が自然と持てるようになります。

那珂さんは本来は争いを好まない人、和を大切にする人なんです。

ですから、対立後に「自分が嫌」と言う感情が合図として出てきているのです。

和を大切にする自分を認め、

そのためにどうすれば良いのかを考えましょう。

正義は相手を尊重した上でなりたつのです。

相手を知り、深く理解しようとする姿勢が相手への敬意を示す事になります。

この姿勢で向き合うと、相手もまた那珂さんに敬意を持つようになります。

この状態から忌憚のない意見を交換してみましょう。

きっと今までにない展開が見られることでしょう。

正義はかざすものでも、振り回すものでも
押し付けるものでもありません。

自分が正しいと相手も思っています。

相手に敬意を持ち、忌憚のない意見を言うことが大事です。

正義は、相手への敬意と思いやりの上で成り立ち、飾らない言葉の交換をすることだと思います。

お互いに歩みよることで、折り合いをつけることだと思います。


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「嫌な職場の上司」もう少しもう少しと頑張ったら「すごくいい上司」が異動してきた。

職場の嫌な上司に悩まされる人は後を絶ちません。

それこそいろんなパターンがあります。

パワハラ系

モラハラ系

その他ハラスメント系
などなど、

人間性の伴わない上司(性格の悪い上司)の元で働くのは一苦労です。

退職を余儀なくされる人、鬱などメンタル不調を起こす人、離職していく人

様々な弊害が起こります。

かく言う薬師寺さん(仮称)は、上司からネチネチと重箱の隅をつつくようなハラスメントを受け続けていました。

休みは取らせない

失敗を糾弾する

このようなことが一年間毎日続いたようです。

その上司のタイプ、行動パターン、周りからの評価、上司のそのまた上の上司の接し方などを聞いてみると、

明らかに厄介もの扱い。

このパターンは、異動先、受け入れ先が無いので異動させられないケースが多い。

本人も評価されてないこと歓迎されてないことを汲み取り、

余計に、意地悪、ナーバス、悪い面が出ていることがわかります。

本人はそれで良いかも知れませんが、部下の方がたいへん!

薬師寺さんも意欲を奪われていくのがわかりました。

このような時には、

メンタルが壊れるまでは我慢してはいけない
メンタルを壊さない
メンタルと連動する体調が一番大事です。

体調によっては休みをとることが必要です。

メンタルと体調の状況を見ながら、

薬師寺さんが自分を見失わないこと

評価に値する人

さらに、今の経験が必ずこの先に生かせること

今の現状から少しでも学ぶことがあること

仕事内容そのものからはスキルアップできること

必ずいつか上司が変わること


だから先を考え過ぎず、今日一日、半日、1時間…と目の前の仕事を淡々とこなすこと

など、

あと少し、あと少しだけ頑張ってみよう

今日一日、今日一日だけ頑張ってみよう

薬師寺さんを励ましました。

薬師寺さんの周りの方々からもフォローがあり、なんとか踏ん張りました。


その結果、

薬師寺さんは苦手分野を次々と克服し、スキルアップしていきました。

嫌な上司の言葉のダメージを減らす工夫

「傾聴しないスキル」を使い、
(※「コーチング」「カウセリング」は通常「傾聴」、つまり相手の話をしっかり聴くことを優先し、そのトレーニングを行います。それは相手との信頼関係を築く土台となるからです。
一方、傾聴の習慣ができますと、聴かなくていい相手の話も聴いてしまう習慣ができてしまい、自身の心にダメージを受けることになるリスクがあります。JIMCCA では、現実的に状況に応じ、「傾聴しないスキル」(相手には聞いてると思われる)も学びます。)

心へのダメージを蓄積しないよう、いなしながら、流しながら、淡々と「傾聴しないスキル」を駆使します。

これを行っても、現実的にはストレスが蓄積していきます。

それを補うため、
良き仲間、良き理解者との時間を持つ

ウォーキング、ランニング、ジムなどで身体を動かす。

趣味に夢中になる時間を作る

などを行うと効果があります。



薬師寺さんが心を折ることなく、

あまり先のことを考え過ぎず、

今日一日、半日、1時間…と目の前の仕事を淡々とこなすことをやっていこう

あと少し、あと少しだけ頑張ってみよう

今日一日、今日一日だけ頑張ってみよう


そう言い聞かせること、一年。

ついに、

「嫌な上司の異動」が発表されました。

薬師寺さんのスキルアップや成長と引き換えのごとく嫌な上司の異動。

来ましたね〜

よく乗り越えましたね。

新たに着任した上司が、評判もよく素晴らしい上司。

ギフトまでついてきましたね。

心が一瞬にして晴れ、重荷が降り、希望が湧いてきましたねー

薬師寺さん!こんなことがあるんですよ!

一年前には見えなかった一年後のこと。

さあ!これからが本番!

新たな目標に向かって頑張っていきましょう!

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「くせがすごいんじゃ。」悩みの本質に向き合う。

いろんなことが思い通りにいかず、悩みを抱えている人も多い。私どもJIMCCA ジムカにも日々様々なご相談が寄せられます。

身内や身近な方には相談できない悩みも実に多いです。

悩みの深さ

心のダメージの深さ

によりその向き合い方が変わってきます。

向き合い方は、個々に違いますが、おおよそのフローは、

心のダメージを和らげる段階

心を軽くする段階

自己認識・自己承認(自己肯定)を高める段階

ネガティブ原因を取り除く段階

ポジティブな習慣をつける段階

成長を促す段階

現実的に実践をする段階

自己実現(自分が求める姿になるまたは近づく)段階

じっくり時間をかけて、一つづつ積み上げ、習慣化し、同じ悩みで再発しないことが大事になります。

さらに、その体験経験を、「成長」に結びつけることが大切になります。

過去の体験経験の意味を知ることや、今後に生かすことで、その後の自己実現を含めた人生が大きく変わります。

※個々にアプローチが異なります。
総合的、複合的、現実的なバランスを考えて組み立てます。

必ず最後に成長・現実的な実践・自己実現がきます。

時間をかけ、このような段階を踏み、現実的に生かすこと、さらに自己実現するために、多くの皆様が、半年、一年、一年半、それ以上をコースで学ばれています。

その体験談は、体験談のところで可能な範囲でご紹介させていただいております。

……

このような段階があることを意識するだけでもかなり違います。

自身が、心のダメージを軽減する、心を軽くする段階であると認識しますと、

人からの慰めの言葉

気持ちを和らげる心配りや言葉

励ましの言葉など、

「がんばらなくていいですよ」

「あなたは何も悪くないですよ」

「あなたらしくあればいいんですよ」

「人と比べなくていいんですよ」

「あなたにはこんないいところがありますよ」

などなど、せっかくいただいた今必要な言葉はしっかり心に受けとめ、心の栄養、心の糧にしていきましょう。

そのことでこの段階の目的は果たせます。

とても大切な段階です。

しかし、

しかし、

悩み、心のダメージの原因が無くなったわけではありません。

当然、再発します。

再発しますと、さらにダメージが強くなることがよくあります。

人生を狂わしかねません。

段階の後半に臨まない限り、また同じような場面に出くわした時に、同じような悩みや心のダメージを受けます。

この段階の「リピーターさん」になってはいけないと思います。

この段階の「リピーターさん」を商売にされている方もいるので、

自身が「段階」を認識し、次の段階に進むという「自立」をしていかないといけないと思います。

「リピーターさん」は、

「がんばらなくていいですよ」

「あなたは何も悪くないですよ」

「あなたらしくあればいいんですよ」

「人と比べなくていいんですよ」

「あなたにはこんないいところがありますよ」

こんな言葉で、その時の自分を慰めているに過ぎず、全く成長をしていないのです。

「リピーターさん」の多くは、

心に癖を持っています。

その癖の強さにより、現実的な人間関係などの悩みの深さが違ってきます。

その癖があること、

癖の強さが、自分の行手を遮っている

そう自覚することで、

癖に向き合おうとする前向きさが出てきます。

「リピーターさん」を脱皮する方が増えてほしいものです。

どんなに素晴らしい未来が、人生が待っていることか。

そんな経験体験をされた方を数多く見てきました。


「癖がすごいんじゃ!」

から、「癖がのーなったんじゃ」

になっていきたいものですね。


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「すいませんすいません」より「ありがとう」を多く。

「すいませんすいません」が口癖になってる内野さん(仮称)

会話する度に「すいませんすいません」となぜかすぐ謝る。

そうするとこちらは、「いえいえいえいえ」となる。

「すいませんすいません」
いえいえそんなことはありませんよ。

という会話に。

内野さん(仮称)は、気が弱いのかというと、そうではありません。
気性の激しさも持っています。

なのになぜ「すいません」とすぐに謝るのか。

「すいません」と自分がへり下ることで、相手との対立を回避するコミュニケーションツールとして身についたものだと察します。

そこに至るまでには、過去の辛い経験や失敗の経験があったと想像できます。

厳しい親から謝ることを強要された。

体罰や暴力を受けて、謝ることでその場を逃れた。

人と比べて自分にダメ出しをし続けることで、
自信を無くした状態になった。

このようなケースが考えられます。

……

過度にすいませんすいませんと謝りますと、

相手がつけあがり、

上からものを言う

強くあたってくる

いろいろ押し付けてくる

そんなことを招くケースがよくあります。

内野さんを見てますと、

人から強く当たられたり、人から押し付けられたり、利用されていりなあと感じるシーンがよく見られます。

人間の酷い習慣の一つ、

相手の容姿、立場、性格などにより、態度を変える習慣。

内野さんはモロにその習慣を受けていると感じました。

……

すいませんすいませんと過度にへり下ると

相手はわかりやすく言うと、いじめてきます。

では、いじめられないために偉そうな態度を取ると、今度は嫌われてしまいます。

ではどうさしたらよいかと言うと、

内野さんのケースは、まず相手の攻撃を止めるため、

ありがとう

を増やすことです。

気が利かなくてすいません ではなく、

それをしてもらってありがとうございます。

ありがとうありがとう

を増やすことです。

是非試していただきたいと思います。

その後は、過度にへり下る習慣を、その原因とともに無くして参りましょう。

さらに、内野さんの良いところを伸ばし、

過度にへり下る姿を、

バランスの良い謙虚な姿へと変えていきましょう。

……

内野さんのように過度にへり下る傾向がある方も多いかと思います。

そのために、いじめられる方も多いと思います。

心中お察し申し上げます。

まずは、是非ありがとう

ありがとうを増やしていきましょう。

きっと何か変化を感じると思います。

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【就職・転職】あなたは「適正検査」で落とされているかもしれません。

JIMCCAジムカでは企業様の管理職・リーダー研修を賜る機会が多くあります。
そのリーダー研修では、「形」だけでなく、現実的な「成果」に落とし込むため、実際の仕事の場面に置き換えてカリキュラムを進めていきます。
 そのため、現実に起こる様々な問題、「職場の人間関係」「仕事の成果」「部下のマネージメントや育て方」「退職者」「休職者」「採用」などのその企業ならではの問題を具体的に相談を受け、その具体的対処方法を「研修」という形式で行っているわけです。コンサル付き研修とでも言えそうです。
 20年に渡りそのようなことを行っておりますと、そのノウハウが蓄積され、効果や結果の率も年々上がっております。そうしますと、今度は、「コンサルに入ってもらえませんか?」とコンサルの依頼が来るようになりました。

企業様が抱えるその時代、その時の様々な問題(悩み)があります。

コロナ禍の今、経営的な面を除き、「休職者」「採用」に関する「メンタルヘルス」のご相談が増加しております。

企業様は、「休職者を出したくない」「休職者を早期に復職させたい」そして、「採用時にそのリスクをできるだけ回避したい。」という意向を概ねお持ちです。

採用時にリスク回避の手段の一つが、「適性検査」となるわけです。

適正検査は、決してその人物の人間的価値を計る目的ではなく、それぞれの企業が求める「人物像」や「社の価値観(企業理念や企業風土)」に合うかどうかを見ることが主目的となります。
同時に、「メンタルヘルスのリスク回避」が採用可否判断の大きな判断材料になってきています。

一方、JIMCCAジムカでは、個人様向けのコーチングスクール(JIMCCA福岡コーチングアカデミー)を営んでおります。

そこには、体験談に見られるように、就職・転職、スキルアップなど多種多様な目的でお越しになられますが、「メンタルヘルスの不調」を機に来校される方も多数いらっしゃいます。

学校、職場環境、人間関係、家族関係、過去のトラウマなど理由(原因)はそれぞれ異なりますが、それぞれの皆様が、「頭と心と行動」のバランスを調え、ご自身の長所と才能を具体的にどのように生かすかを身に付け、さらにIMCコーチングを学ぶことで対人関係力(コミュニケーション力)をアップし、実践の場でご活用なさっています。

「業績向上」「就職転職の成功」「社内表彰」「出世」「人間関係の改善」「家族・親子関係改善」など現実的な変化も著しく、到底「メンタルヘルスの不調」があったとは思えない状況に多くの皆様がなられています。

個人の皆様の大多数は、会社や組織に属しておられます。

会社として社員研修の中で、私が個人様に関わらせていただいていることをやらせていただければ、
「メンタルヘルス」の問題を引き起こさない、問題を改善解決できるのになと思うことがよくあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のテーマは、「適性検査」です。
就職転職時にそれは行われます。
「なぜ試験に落ちたのだろう?」そんな時には、就業後のメンタルヘルスのリスクの兆候が出ていたのかもしれません。

「メンタルヘルス」は先に書きましたように、克服された方のように、「調えればよい」だけです。

練習(トレーニング・訓練)が必要なこともありますが、「調えてしまえばよいのです」

学生の皆さんや就職、転職活動中の皆様には是非希望をもっていただきたいと願います。

堂々と適正検査を受けられるようになりましょう。

そうすれば、企業側(採用側)もメンタルヘルスのリスクを考慮する必要がなくなります。

双方によいことだと思います。

企業様、個人様、双方に向き合ってきましたJIMCCAジムカですので、双方の悩みや問題もわかりますし気持ちもわかります。

双方にとって一番良い形が作れますよう、JIMCCAジムカとして力を尽くしていきたいと思います。

企業様からのご相談、個人様からのご相談がございましたら是非一度JIMCCAジムカにご連絡ください。

サイトのお問い合わせ画面をご利用ください。

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「あなたはカウンセラー辞めなさい」そう思えるシーンに、私がコーチを始めた原点を思い出す。

ものすごく落ち込んだ方が私のもとにご相談に見えました。

何やらカウンセリングを受けに行き、相手のカウンセラー言葉や態度に、とても傷つき落ち込んだとのこと。

トラウマになるようなダメージをいくつも受けた状態でした。

相手カウンセラーは、

・質問すると感情をあらわにし抑えつけようとする(反発したと捉える)

・自分の考えと違うと否定をしてくる

・自分自身の体験談ばかり言う(一方的に長々と話す。学問的見地がない)

・「あなたは○○なのよ!」「○○だからうまくいかないのよ!」と決めつけて言いはじめる

など、具体的なシーンやセリフとともに、ご相談者の涙とともに語られました。

私から見ると、

そのカウンセラーの言葉がご相談者の心にいくつもの矢が刺さった状態に映りました。

一つずつ解説し、別の捉え方を示していきました。(刺さった矢を抜く作業)

まずは、

全体像を大きく捉え、

相手カウンセラーに言い返すように意見や質問を言えたことは、あなたの心が自立しているということ。

いいことですよ。

私から見ると、カウンセリングが必要なのはそのカウンセラーの方。

自身のブロックやトラウマに苛まれた状態から脱しきれてません。

ご相談者が「何か違う」と感じるのは至極真っ当なこと。
……
矛盾していると感じたこと、おかしいと思ったことを無理矢理受け入れてしまうと、

心が苦しくなります。

心に悪い習慣がつきます。

ひとたび心に悪い習慣がつくと、さまざまな現実的場面で、自己否定に陥ったり、反発心が強く出たりします。

その結果、人間関係がうまくいかない

仕事がうまくいかない

人生がうまくいかない

ということにつながることが多くあります。

……

具体的なシーンと言葉を思い出し、吐き出してもらいました。

「あなたは○○なのよ!」

→そんなことはありません。
あなたの心の本質が優しさに満ちています。

人に喜んでもらいたい

そう思っているから、自然に出てきた言葉をカウンセラーに曲解され、決めつけられたのですよ。

ご相談者も涙とともに、納得して心に刺さった矢を抜いていかれました。

一つ一つ、解説し、矢を抜いていきました。

「こんなにも違うのですね」と、

ご相談者にみるみる表情が和らいでいきました。

……

多くの人は、心が弱った状態でカウンセリングに行きます。

その状態は、心につけ込まれやすい危険な状態とも言えます。
カウンセラー自身の偏った考えや思い込みを埋め込まれたり、極度の依存性に陥ったり、間違った捉え方を修正せずに全てをオッケーにしてしまい、ご相談者の成長を阻害してしまうケースが後をたちません。

心の状態は、人生に直結します。

ですからとても大切なことなんです。

カウンセラーにも、大きく2種類あります。


カウンセラーに向いていて、努力とともに役目として行っているケース。

全くカウンセラーに向いておらず、むしろ未熟なところを満たそう(改めよう)とするケース。

教師や医師、様々なケースにもあてはまることかと思います。

……

人の心に向き合う仕事は、

人の人生に向き合う仕事

心の状態により、人間関係、仕事、プライベート、経済面などあらゆるところに影響します。

心の状態は人生に直結します。



私のコーチとしての原点を思い出す一連の出来事でした。

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I式コーチングのJIMCCA

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稲田昇プロフィール

稲田 昇(いなだ の...

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