それは、心が整わないまま、コミュニケーションスキルやコーチングスキル等を身につけても、相手に心を見透かされてしまうからなんです。
最初のうちは、ボロを隠せても、時間の経過とともにボロが出てきます。
そのうち、
「あなたに言われたくない」
と、相手の方が意識的、無意識的に心を閉ざしてしまいます。
そうなりますと、コミュニケーションも何もあったもんじゃなくなります。
また、心の整い方が、
自分自身に起こること、環境や未来、人生そのものに大きな影響をもたらすからなんです。
これは、ジムカの体験談を読んでいただいてもお分かりいただけるかと思います。
……
富士さん(仮称)は、
心の整えの中でも難しい「怒らない。イライラしない。」に取り組み中です。
アンガーマネジメントの怒りの感情のコントロールを行う。
そんな対処療法的な表面的なアプローチではありません。
富士さんの怒りの元にアプローチしていきました。
子供の頃より、「思い通りにならない」時に、怒りが出てくるようです。
結局、ワガママなんですね(笑)
で済ませるわけにはいきません。
富士さん!
あなたには決定的に足りないものがあります!
それは、○○です!
(○○は伏せさせていただきます)
わかったようでわかっていない。
できているようでできていない。
捉え方が浅はか過ぎるんです!
とはっきり申し上げました。
ズバリの直球でしたが、
富士さんは、腑に落ちたようでした。
これまで、怒りを出しては自己嫌悪を繰り返しているうちに、
感情そのものを出さない選択をしていました。
(このようなケースは、よくあります。)
良い感情を出しにくくなった富士さん。
まずはそこから!
○○を練習し、感覚的にものにし、
どんどん良い感情を出していきましょう!
もう遠慮することはありません!
「ようやく原因がわかりました。…そしてどうしたらいいのかもわかりました。」と富士さん。
ようやく良い感情を出すきっかけが掴めたようです。
一緒に受講された塩田さん(仮称)も、
「表情がおだやかになりましたねー」
と驚いてらっしゃいました。
富士さん!
さあ!遠慮なく良い感情を出していきましょう!
あなたの中にある怒りのマグマもすーっと溶けていく感覚が掴めたと思います。
これからは、穏やかに、豊かに人生を謳歌していきましょう!
