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2022年10月

    「コーチ!どうやってそんなに人の才能を見つけられるんですか!?」


    「コーチ!どうやってそんなに人の才能を見つけられるんですか!?」

    受講生の保田さん(仮称)が、「たった一人の社員の才能を見つけ、才能を開花させ、会社に大きな利益をもたらした話」や私の普段の人の才能を見つけ、それを伸ばす話に興味津々で聞いてこられました。

    それは、自然に!

    いつも通り…普段通りで…。

    私はそんな感覚なのですが、保田さんには、「コーチがなんかすごいことやってる!」と映ったようです。


    「コーチ!質問の仕方とか…才能の見つけ方とかあるのですか?」

    ありますよ!

    保田さんには是非身につけていただいて、いろんな方々の才能を発見してあげてください!

    保田さんには純粋に相手の良いところを見つけようとするところ

    相手には長所や才能があると信じる気持ちがある

    そして、そのことに何も疑問を持たないところ

    さらに好奇心旺盛。

    豊富な人生経験がある。

    これらがベースにあるので、

    直観力を駆使すること

    好奇心を相手にフル活用すること

    相手が才能に気づくことにワクワクすること


    さらに、

    魔法の質問法があります。

    保田さんの場合は、…
    ※詳細は割愛します。

    と保田さんに合った質問法をお教えしました。

    「なるほど!よくわかりました!」と。

    信じる気持ち

    直観力

    好奇心

    ワクワク

    質問法

    により、相手の才能が見え始めます。


    しかしこの時点では、相手には自覚がほとんどありません。

    自覚を促すエピソード探しを行います。


    そうすると、徐々に才能の自覚が始まります。


    そこからさらに、

    その才能の展開のイメージを共有していきます。

    横への水平展開

    未来への縦展開

    などのスキルを駆使していきます。

    少し専門的になりましたか、私はコーチとしてこのようなことを、自然に行っていることになります。

    わかりやすく、簡単な方法は、

    相手に才能があることを信じて、

    好奇心を持って、一緒にワクワクしながら話をすることです。


    これをセルフコーチング(自分自身に行うコーチング)に置き換え、自分の才能探しを行うことも可能です。

    そのヒントは、

    自分が興味あること、

    好きなこと

    を書き出してみることです。

    好きなこと、興味があることは才能の合図!

    それを紐解いていきますと、

    自分がいかに才能に溢れているかに気がつきます。

    才能に気づくだけで、

    自信を持つのと同じ感覚になります。

    モチベーションが上がり、行動力に繋がります。


    まずは、

    自分には何か才能がある!

    そう信じるところからスタートしたいものですね。


    企業の人事、研修、採用担当の方

    部下を育成する立場にある方

    教職にある方

    などには是非本格的に身につけていただきたいスキルです。


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    「叱られない」「ゆるい職場」が若手の離職の一因に。

    2022.10.25読売新聞の記事が目にとまりました。

    「叱られない」「ゆるい職場」に危機感を抱いた若手社員たちが今、職場を去り始めている。

    というもの。
     
    なかなか衝撃的な記事ですねー

    以前にもブログで触れましたし、実際の管理職研修等で警告を発してきたことが、いよいよクローズアップされてきたと感じます。

    リモートワークは、ある程度経験を積み、仕事がわかっている人には、メリットも多々ありますが、まだ仕事を覚えていない、若手社員には、成長を鈍化させる。取り残された感を強める。孤立してしまう。などの新たな問題を生みます。

    その結果、離職してしまうことに。

    記事によりますと、

    東京都内の大手通信会社に勤める入社3年目の男性(24)は、職場に不満をためている。優しい上司は、そのことにおそらく気づいていない。「叱られたことがない」というのが不満の理由だからだ。


     2020年4月の入社直後からコロナ禍でリモートワークとなった。上司はパソコンの画面越しに「いいよ、大丈夫だよ」というだけで厳しい指導を受けたことがない。「このままでは自分はダメになる」。男性は転職を心に決めた。


    ……

    とある。


    私は、コーチングの授業の際、仕事の現実的なところでは、承認(ほめる)は、叱るための準備の面もあります。とお伝えしています。


    世の中、


    パワハラ等のハラスメントに過剰反応してしまった管理職やリーダーの立場の人が、「しからない」という選択をしてしまったこと、


    また、褒めて育てるという極端な風潮に煽られている傾向が影響していると感じます。


    ……

    さらに記事では、


     「ゆるい職場」に危機感を抱いた若手社員たちが今、職場を去り始めている。


     「ウィズコロナ」で行動制限が緩和される中、職場や高齢者、商店街などのコミュニティーで、変化に不安を抱えたり、対応できずに取り残されたりする人たちがいる。

    損保ジャパンの企業内大学のゼミに参加する木幡さん(広島市中区で)

     職場に不満を募らせる男性会社員(24)が、大手通信会社からの転職を考えるようになったのは、社外の刺激がきっかけだった。

     入社3年目に入った今年度、打ち合わせの場で取引先で働く同年代の男性社員の知識と提案の質の高さに目を見張った。1年目は何の発言もしなかったのに、いつの間にか成長し、差をつけられていた。上司や先輩から丁寧な指導を受けている印象を持った。


     自分の職場はリモート勤務が中心で、上司と対面で会った回数は数えるほど。販売促進の業務などに携わってきたが、叱られた経験がなく、力量に自信が持てないでいる。

     職場は残業が少なく、給料も高いが、「このままゆるい職場にいると、社会に取り残されてしまう」と危機感を募らせている。

    「成長したい」


    …とある。


    「承認欲求」より、「成長欲求」が勝るケースです。


    この成長欲求こそ、企業が育成しないといけないことであり、実際に持っている若手社員は、企業の財産です。


    その人材を退職に追い込みなど、あってはならないことです。


    実にもったいない話です。


    ……さらに記事によると、


     「『ゆるい職場』が若手の離職の一因になっている」と指摘するのは、リクルートワークス研究所の主任研究員の古屋星斗さんだ。


     同研究所が2021年11月に大企業の社員ら2680人に行った調査では、新入社員当時の労働時間は若手(19〜21年卒)が週44・4時間と、中堅(1999〜2004年卒)より5時間短かった。上司や先輩から叱られる機会がないと答えた割合は、中堅の10%に対し、若手は25%に上った。


    長時間労働やハラスメントの対策で職場環境が改善する一方、ストレスは高まっている傾向もうかがえる。ストレス実感の設問で「不安」と答えたのは若手が76%と中堅よりも10ポイント近く高かった。若手は「別の会社や部署で通用しなくなる」と感じる人が5割に上った。


     古屋さんは、コロナ禍でリモートワークが浸透したことで、仕事の負荷が軽く、叱られる機会も少ないといった「ゆるい職場」が増え、若手の危機感が大きくなったとみる。コロナ禍で業種によっては大企業でも人員整理が行われ、終身雇用制の不透明感がさらに増したことで、若手は自身のスキルアップを重視するようになった。


     関西在住の男性会社員(23)は21年春、第1志望だった大手旅行会社に就職した。しかし、コロナ禍で業界の業績は低迷。「終身雇用はあてにならない」と痛感した。


     会社は従前の対面の窓口販売にこだわり、デジタル化に消極的に見える。社会で通用するスキルが身につかないと焦り、6月から転職活動を始めた。「自分が成長できるなら、今度は小さな会社でもいい」と思う。


     古屋さんは「若者にとっての安定の定義は、大企業に勤めることから、どんな状況でも渡り歩けるよう経験やスキルを蓄積することに変わった」と指摘する。


     求める働き方が、世代によって二分されている傾向もみえてきた。


     プロバイダー大手のビッグローブ(東京)による今年3月の調査では、20歳代の6割が新年度から出社頻度を「増やしたい」と回答したのに対し、30〜50歳代は逆に7割が「増やしたくない」と回答。仕事に慣れたミドル世代は子育てや介護、副業などに充てる時間が確保できるリモート勤務を好む傾向も浮かぶ。


    多様化する働き方のニーズに企業はどう応えるのか。

     保険会社大手の損害保険ジャパンは20年10月から、従業員に様々な知識や技術を身につける機会を提供しようと、オンラインによる企業内大学を開設した。若手からベテランまで幅広い年代の社員に好評で、マーケティングやデジタルなど8学部に分かれ、半年単位で行うゼミの参加者は延べ850人に達した。


    今春、SDGs(持続可能な開発目標)を学んだ木幡慶斗(こわたけいと)さん(26)は「日常業務と違う知識が得られ、自分の幅が広がっていると感じる」と満足度は高い。


    人事部の高田剛毅さん(39)は「これからは企業も社内価値ではなく、市場価値が高い人材が育つ環境作りが重要だ」と話す。

     コロナ禍で生じた世代間の温度差をいかに埋めるか、働き手や企業の模索が続く。


    ………


    「大企業」「高給」では、若手社員は縛れなくなってきてるようですね。


    ジムカの成功事例をどんどん挙げていきたいと思います。


    若手社員の皆様には、


    一生のスキル、どこに行っても必要なコミュニケーションスキルは、最低でも身につけていただきたいと願います。


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    【リーダー育成】大企業病に立ち向かう○○さん

    経営者コーチングにより、会社が抱える様々な問題解決、改善を図るのは、トップダウンを行うことができるため、比較的スピーディーに事が進みます。

    (その際、人と組織の動かし方、具体的にどのような言葉を使っていくのか、新たな役割、仕組みの設定などをアドバイスさせていただいております。また経営者ご自身の「よい判断」がしやすいようなコンディションの整えも行なっています。)

    しかし、一企業人が「会社を変える」というのは並大抵のことではありませんが、実際に「変えた」ケースをこのブログや体験談などでもご紹介しております。

    変えようと思うと変えられる

    それは、トップや上層部でなくても、諦めなければ、チャレンジを継続できれば可能です。

    実際に、社員数数千人規模の上場企業の社員の方が、ジムカで学ばれ、小さな規模から成功事例を作り、上を動かし、さらに結果を残し、東京の本社にもその手法が展開されており、今では会社の文化になり始めたようです。

    離職率がゼロ、メンタル不調者ゼロを数ヶ月達成しておられます。

    「働きやすい職場」

    が定着しているようです。

    このケースは、映画にしたいような感動的なシーンが多数あります。

    会社の規模の大小ではなく、

    それぞれに応じた動かし方があります。

    ……
    タイトルに書いた「大企業病」

    その一つが、他人に無関心になることです。

    会社の規模が大きいと、さらにその傾向が顕著に現れます。

    他人に無関心、それは他部署に無関心、さらに会社の動向に無関心となり、

    そのような人が増えた会社の行く末は、目に見えています。

    ……

    ○○さんは誰もが知る大企業に勤めています。

    そこで起こっている問題は、

    社員を含め、派遣等のスタッフの離職率が高い上に、「鬱」による休職など、メンタル不調者をたくさん出してしまっていることです。

    「これではいけない」とこの問題に正面から向き合っている○○さん。

    ジムカで学ぶみなさんの成功事例を励みに、

    大企業病に陥っている管理職と対峙しています。

    定期的な会議の場で、

    現状の問題と、それを解決するために根本的に取り組まねばならない問題がある!

    それが、スタッフ、社員のため、組織のため、会社発展のため、お客様のためになると一緒懸命説き続けています。

    しかし大企業病に蝕まれた人間は、

    自分に関すること以外はやらない

    評価の対象にならないことはやらない

    稼働がかかること(他に労力と時間がかかること)はやらない

    こんな病に蝕まれています。

    そこに挑んでいくことはたいへんなことです。

    ○○さんは、そんなたいへんなことに挑んでいます。

    コーチとして、○○さんを必死でサポートしているわけです。

    ある時、

    ○○さんが支社のトップと話す機会が得られるとチャンスが巡ってきたようです。

    ○○さんが目指す方向、会社の現状、そのために何が必要かを話したそうです。

    そうすると、

    「よく管理職と対峙してくれた!○○さんのやろうとしてくれていることが会社にとって重要なことだ!是非続けてほしい!」

    とトップのお墨付きをいただいたようです。

    諦めずに続けるものですねー

    こんなことが起こりますから。

    これをきっかけに、○○さんは反転攻勢の真っ最中です。

    ○○さんには、

    大義があり、正義があり、社員スタッフを思う愛があります。

    これを持ち続ける限り、

    必ず賛同者が現れ、

    結果が出始め、

    認められ、○○さんのやろうとしていることがスタンダードになっていくことでしょう。

    これからまだまだ険しい道のりが続きますが、

    達成した時の、スタッフや社員の喜びをイメージし、組織や会社の発展をイメージしながら取り組んで参りましょう!

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    【リーダー研修】「職場に男女の問題から端を発し、組織崩壊の危機に。」

    マンツーマンのリーダー研修を行なう際には、普段表にはでないが(出さないが)実は大きな問題。

    そんなご相談が多く寄せられます。

    様々なケースがありますが、「職場の男女間の問題」がもつれにもつれて、第三者を巻き込むばかりか、チーム(組織)全体に悪影響をもたらし、
    退職者が続出するなどの問題に発展することもあります。

    朝霧さん(仮称)から、

    「コーチ!どうでも良い問題なんですが、職場で男女間の問題がこじれて、たいへんなんです。

    ほんと、いい加減にしてほしいし、

    どうでもいい問題で、

    仕事しろよ! と言いたくなるんですよ!」


    (笑)朝霧さんの気持ちはよくわかります。

    朝霧さんは、現在仕事が恋人状態(笑)

    仕事に邁進している人からすると、

    情けない、どうでも良いような問題かと思います。

    皆が、朝霧さんのように意識が高かったら起こらない問題でしょう。

    しかし、現実には起こります。

    朝霧さんは、これは仕事には関係ない…個人的な問題!と今めんどくさい気持ちが勝ってるかと思います。

    せっかくの機会ですから、ここから学びましょう。


    まず、今回のケース、仕事(職場や会社)に関係ないか、検証してみましょう。

    …検証を進めると、

    最悪のケース、有望社員スタッフが、ごろっと退職することが考えられます。

    さらにある社員の行為は、相手の動き次第では、告訴されることも。

    そうすると、社名がさらされ、会社もかなりのダメージを受けます。

    朝霧さん! …本件、仕事とは関係ないですか?

    「あー関係ないどころか下手したらたいへんなことになりますねー」

    どうやらほっとけない事案のようですね。


    ただ今回は、

    朝霧さんからすると、全く興味がない問題、つまりリーダーとしてイヤイヤ取り組むことになってしまいます。

    朝霧さんは、合理的に考える左脳派!

    今回のケースを、

    図表化し、登場人物をゲームの主役、脇役、エキストラなどに置き換えて考えてみませんか!?

    具体的には…

    と説明していきますと、

    「おもしろい!おもしろいですねー」

    さっきまでめんどくさい!と言ってたじゃないですか?(笑)

    「言ってましたねーははは…おもしろいですねー
    ははは…」

    仕事のことに、男女の問題が絡み、複雑に絡み合った問題。これをゲームプランの最善案(理想案)に置き換えると、退職者ゼロ、しかも関係社員の意識改革がはかれ、成長を促すことができる!

    さらに業績向上まで見込めますよ!

    「やります!ただ順番やアプローチの仕方、言い方を間違えたら失敗しますねー」

    その通り!

    失敗パターンを説明し、失敗しないように意識付けし、再度理想案の具体的アプローチ法を確認しました。

    ……

    仕事は仕事!プライベートはプライベートとはっきり別けたいたいところですが、

    実際にはなかなかそうはいきません。

    しかし、プライベートな問題を解決改善することで、仕事のパフォーマンスが上がるケースは多々あります。

    仕事中に、プライベートな問題に長く時間を割くわけにはいきませんので、

    ゲームプランのトレーニングをしていくことで、

    理想案の作成から、最善最短アプローチが可能になります。


    リーダーの立場の方には、是非身につけいただきたいスキルです。

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    真面目で真っ直ぐな若者!情熱もあり、夢と希望を持ち、将来性抜群!…出した課題とは。

    真面目で真っ直ぐな若者!情熱もあり、夢と希望を持ち、将来性抜群!

    向上心と行動力を持ち合わせる。

    一見、非のつけどころがない。


    この若者に課したコーチの課題とは。

    「メイドカフェ!」

    『え➖➖っメ メ メイドカフェですかー?』

    そうメイドカフェに行ってきなさい!


    『え➖➖っ…』
    頭を抱える若者(笑)


    コーチもそうだったよ!
    一度だけ行ったことがあるよ。

    正直なところ、くだらない…と思う反面、どんな人が行っていて、どんな風に接客をしてるのかと思う興味が半分。

    過去にも、

    高学歴の方、会社のしかるべきポジションについている人もチャレンジしたんだ。

    ○○くんもチャレンジしてみない?


    『わ、わ、わかりました!チャレンジしてみます!」ということで前回のレッスンを終え、今回その報告を受けることに。

    『コーチ!行って来ました!』


    どうだった?

    「正直なところ、こんな人とは友達になりたくない…と思えるような人ばかりでした!」

    (笑)そうですか(笑)


    接客はどうでしたか?

    「はまります!」

    はまるんかいっ!(笑)

    あんだけ嫌がってたのに!(笑)

    どこが!?

    「○○△□※…で(笑)」

    わっはっは…(笑)

    他に気づいたことは?

    『彼女達は、どんな客に対しても、(僕が友達になりなくないと思えるようなタイプでも)
    平等に、ご主人様ー!と接して、相手を喜ばそうとしてました!
    すごいと思いました!
    プロだと思いました!」

    よく気づいたね!

    お客に目を向けると、いろんな価値観や境遇の人が、満足を求めてやってくる。

    一方、迎える側のメイドさんは、誰に対しても分け隔てなく、平等に、同じように接している。

    プロ意識を見ることができるよねー

    しかも、自然体で。

    コーチがなぜこんな課題を出したのかがよくわかりました!

    なんで?

    「一生懸命になると視野が狭くなりがちの僕に視野を広げなさい…ということだと理解しました。」

    ワッハッハ…(笑)

    そう!

    視野を広げ、

    抽出し、

    吟味する!


    このフローを身につけるためには、

    人の価値観を受け入れる必要がある。

    自分の価値観で、すぐに良い悪いとジャッジしない!

    視野が狭くなると、選択肢が少なくなり、独善的で、最善の答えが導き出せなくなるんだ。


    「すごく理解できました!」

    ……

    こうしてこの若者の長所を生かすこと、

    リスクを抑えるコーチングとなりました。


    「それにしても、メイドカフェに行きなさい!
    というコーチはいませんよ!」(笑)


    わっはっは(笑)

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    「承認」こそコーチングの醍醐味!


    「人前で褒められたくない」これが今の若者の傾向だそうです。

    その理由としては、

    恥ずかしい

    個別にそっと褒めてほしい

    人からどう思われているのか気になる

    嫉妬されるのが嫌(怖い)

    などだそうです。


    金沢大学の金間教授によると、

    今の若者の特徴として、

    目立ちたくない

    競争が嫌い

    自分の意見は言わない

    他人の感情が怖い


    などが背景にあるようです。

    良い悪いは別にしまして、私が普段接している若者の傾向としまして、

    そうも言えるが、そうとも言えない

    という感覚です。

    個人差が大きいと思います。

    気になりますのが、

    「人からどう思われているのかが気になる」

    というフレーズです。

    確かにこの傾向は強いと思います。

    なぜか…

    いろいろ聞いてみますと、

    やはり、SNSやグループLINE、裏アカウントなどでの、人の裏側の気持ちを露骨に見る機会が増えたのが原因のようです。

    昔は、噂話でしか入ってこなかったことが、

    今は、ダイレクトに入ってくるようになりました。

    人間関係の成長の段階で対応力をつけていくプロセスが無くなり、対応力のあまり無い(育ってない)状況で、ダイレクトに人の裏側の気持ちを耳にしますと、受け入れがたい感情、どう処理して良いのかわかわからない感情、人の感情と比べてしまい、自分の感情がわからなくなる…などの弊害が起こりはじめました。

    そうすると、

    目立ちたくない

    競争が嫌い

    自分の意見は言わない

    他人の感情が怖い

    こういう傾向が出てくるのも頷けます。

    ある受講生の方のお子さんが言ったそうです。

    「彼女はいらない。女子は怖い…」と。

    その言葉が「今」を物語っているようで、なんとも言えない気持ちになりましたが、

    現状はキチンと押さえとく必要があります。

    実際、高校生や大学生にコーチングを行う際に、

    成人に話すような内容を含まないといけないケースが増えています。

    例えば、

    嫉妬心が強い人の背景や環境、心理状態や行動パターンなどです。

    心(対応力)が育ってない状況で受けた、いじめ(陰湿なものからあからさまなものまで)などによる心の傷は、ダイレクトに心に届いています。

    これを、科学的に分析するイメージです。

    なぜ、相手がそんなことをするのか、がわかった時点で心に少し余裕ができます。

    そこから、今度は自分の心の整えと、相手にどう向き合えばよいのかを覚えていきます。

    この一連の作業は、

    主に成人に行っていたことですが、

    中学生、高校生、大学生の早い時期に行う必要があると感じています。

    ……

    話を戻しまして、若者もやはり「褒められる」ことは嬉しいようです。

    ただ個別に褒めるのか、公の前で褒めるのかは、
    普段からのコミュニケーションで掴んでおく必要がありますね。

    受講生の○○さん。

    コーチングの醍醐味である「承認」を実践する場がありました。

    承認は、コーチングの三大スキルの一つ。

    褒める

    認める

    具体的に褒める

    褒められて嬉しい人とそうでない人の特徴を理解し、

    褒め方のトレーニングを行うことから始まり、

    相手との共感力を身につけ、信頼関係ができたタイミングでの「承認」

    さらに、存在そのものを承認するスキルへと積み上げていくスキルになります。

    もっと言うなら、

    「叱る」「指示する」「アドバイス」を行うなど、一見コーチングとは全く無縁であり、コーチング理論から逸脱しているようなことでも、

    相手のため、相手の成長のために必要なことを行うためにも必要でありたいへん効果的なスキルです。

    ○○さんには、さらに超実践的なジムカならではの承認法を伝授いたしました。

    そして、お子さんに行ったところ、

    お子さんが「ボロボロ泣いたそうです」

    よっぽど嬉しかったのでしょう。

    今までこんなことはなかったようです。


    お母さんの承認が、

    お子さんの傷ついた心に刺さった矢を抜いた瞬間でした。

    カウンセリング的に共感するだけ

    ただ受け入れるだけの受容

    心に響かぬ褒め言葉を並べるだけ

    そんなことではなく、

    心に刺さった矢を抜ききるぐらいの「承認力」を
    ○○さんは実践したわけです。

    多くの皆様に身につけ、実践していただきたいスキルです。

    その効果を実感した時、

    承認こそ、コーチングの醍醐味!と感じていただけることでしょう。IMG_2406


    職場で自分を装って働き続けた結果。

    職場で自分を装って働き続けた結果、「現在心身ともに疲弊しています。」
    そんな声が印象に残りました。

    「自分を装う」とは、自分をよく見せると言うことです。

    自分を装わねばならない理由として、

    他の評価されている人と比べてしまうこと。

    自分のネガティブな面を出すと、部下や他の人に気を使わせてしまうこと。ネガティブな影響を与えてしまうこと。

    理想の上司であろうとすること。

    などが挙げられます。

    会社勤めをする上で、評価を気にすることや周囲からどのように思われているかは、多かれ少なかれ、気になるところです。

    気にするなと言うことの方が無理があると思います。

    しかし、気にし過ぎると、「心身ともに疲弊しています」と言う状態になりかねません。

    これまでにも多くの同様のケースのご相談を受けてきましたし、解決や改善を図ってきました。

    やはり、

    原点は、「自分のこと」です。

    自分は、本当にそんなに繕わなくてはならない自分なのか…

    ここをよく知ることです。

    自分のことが一番よくわかっていない

    多くの人がそうです。

    自分がわかっていないだけではなく、

    過小評価しているケース、

    欠点や短所を過大解釈しているケースもよく見られます。


    自分のことをよく知るためには、

    「コーチング」を受けてみるのは、極めて有効です。

    多くの皆様が最終的に、自分を装うことではなく、自分自身に気づくことが大事!

    さらに、気づいたことをどのように具体的にいかすのかを自分に落とし込み、実践していくことが大事!

    と気づいていかれます。

    自分をよく知ることは、

    自分のアイテムを増やすこと。

    アイテムを認識しますと、アイテムをどう使おうかと言う発想になります。

    ほとんどのケースで、

    なんだ…自分にあるもの(アイテム)を使えばいいだけなのか…

    自分を繕い、装い、気を使う必要なんてないんだ…

    となります。

    こうなりますと、随分気持ちが楽になり、余裕が持てるようになります。

    余裕が持てるようになりますと、

    次なるコーチングで、

    欠点や短所を直せば良いだけです。

    具体的には、

    短所の認識を変える

    短所を長所に変える

    短所の有効利用

    短所の根源部分を直すアプローチ(コーチング)と、新たな習慣づけを行う。

    などです。


    仕事はたいへんなことが多くあります。

    しかし、できるだけ、楽にできることは、

    楽〜にしていきたいものですね。


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    【マネジャー研修】あなたのウイークポイントはここ!はっきり言います!


    宝田さん(仮称)が「コーチ!ご報告があります!」と久々に私の元を尋ねてくれました。


    「ついに、全店舗で黒字化達成しました!」と。


    宝田さんやりましたー

    ついにやりましたねー

    コロナ禍のたいへんな時期にありながらの偉業達成には大きな意味がありますよ!


    ところで社長は?

    「すごく喜んでくれました!」


    それはよかった!

    「社長は、赤字の時も信じてくれたので、恩が返せてよかったです。」


    いやいや素晴らしい!

    嬉しい報告をありがとうございます。


    宝田さんの努力が大きいですよ!


    ……

    宝田さんは、元々ある人間力をパワーアップし、コーチングコミュニケーション力を身につけることで、


    「人を動かす」


    ことができるようになったお一人。


    しかも、「人」を成長させながら、動かしている。


    さらに、「組織ごと動かす」ところまで来ています。


    その結果、


    売上をどんどん上げていかれました。


    さらに、今回の全店舗黒字化を達成されました。


    ……

    そんな宝田さんの功績を讃えつつも、現状に酔ってるわけにはいきません。


    私に見えているのは、


    この先さらに事業を拡大していく際に予測できるリスクです。


    宝田さんのストロングポイントは何ですか?


    「バランスよくできることでしょうか


    宝田さんのストロングポイントは、


    「人!」


    自身の人柄、部下への愛情、部下の育成への熱い情熱、またその気持ちを全身で表現できること。それが部下を惹きつける魅力となり、部下を動かす原動力となっているんですよ!


    ところで宝田さんの最大のウイークポイントは?


    いろいろあると思いますが


    宝田さんは、これから会社を背負ってた

    つ立場になりますし、将来の展望も持っています。これから実績を上げ、立場も上がっていきますと、誰もあなたを叱ってくれなくなり、失敗した時だけ責任を取らされることになります。

    そうならないために、あえてはっきり言います。


    あなたの最大の弱点は「人!」です。


    「えっ…」


    最大のストロングポイントが「人」でありながら、最大のウイークポイントも「人」である。


    「はあ…」


    宝田さんは、人を信頼し、人を大切にします。


    それが、過剰になり過ぎた時に、


    任せっ放し!になり、悪い兆候に気付けないことで、問題が大きくなって初めてきづくことになり、その対応に追われ、事によっては責任を取らされることになります。


    そうなると、部下にも会社にも、自分にも大きなダメージを与えます。


    これを避けねばなりません!


    「確かに過去にもそんなことがありました」と。


    ちゃんとわかってますね。


    では、具体的には、このようにしましょう!

    ご本人や会社を特定できる内容となりますので割愛させていただきます。


    ……

    調子の良い時、活躍している時、成果や結果を出している時、偉業を達成している時、そんな時こそ、コーチング(コーチ・メンター)が必要です。


    宝田さんは、そのことがよくわかったようです。


    立場が上がれば上がるほど、


    誰も何も言ってくれなくなります。


    ですから、私はあえてはっきり言います!


    宝田さんが、順調に大きく成長し、活躍を続ける時、部下や会社が発展していくことでしょう。


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    『人には分け隔てなく平等に接したいです。』こんなに心がきれいな高校生〇〇さんの悩みからの脱出!【パーソナルコーチング】


    「笑顔が大好き。人を笑顔にしたい。

    人助けをしたい。
    人を喜ばせたい。
    人に優しくできる。
    人に平等に分け隔てなく平等に接したい。
    その場を明るくしたい。
    ぽつんと一人でいる人をほっとけないんです。」

    などなどたくさんの価値観をお話しいただいたのは高校生の〇〇さん。

    こんなにきれいな心を持った高校生がいることに
    感動しました。

    しかし、感動ばかりしてられません。

    心がきれいが故の悩みがあります。

    しっかり心を整理してあげないといけません。


    今回、娘さんの状況を案じたお母様からのSOS(パーソナルコーチング)の依頼がありました。

    以下パーソナルコーチング終了後、お母様にお送りしたメールです。(一部修正しております)

    ………
    〇〇様

    〇〇〇さんの心の美しさに出会えたことは、私の財産になりました。
    私の方が心が豊かになれた気がします。

    よくこんな素敵な子に育てられましたね。
    お母様も立派です!

    ところで、今日のコーチングで出た〇〇〇さんの中心的価値観(生涯大切にすること)
    や大切なポイントをメールいたします。

    なりたい自分、そうありたい自分を大切にする。好きな自分を選択する

    〇〇〇さんの価値観
    笑顔が大好き。人を笑顔にしたい。
    人助けをしたい。
    人を喜ばせたい。
    人に優しくできる。
    人に平等に分け隔てなく接することができる。
    その場を明るくしたい。

    今日のところは、これだけ出てきましたが、
    今後まだまだ出てくると思います。

    こうなりたいこうありたいと思う自分が好き!

    これを掛け算の九九のように練習することで、自信以上のものが出てきますし、
    他人の目を気にせず自分らしく生きれるようになります。
    また、迷った時の判断がしやすくなります。

    好きな自分を選ぶ!

    是非〇〇〇さんに身につけてほしいと思います。
    〇〇〇さんのような美しく尊い心を持った人が、真っ直ぐに育ってくれることを心から願い、応援していきたいと思います。

    稲田コーチ^^

    ………

    コーチング終了後、一番いい状態が100としたら今どのくらいですか?
    と尋ねますと、

    「100です!」と笑顔で返ってきました。

    よかったー
    ほんととよかった!

    人のことを考え過ぎて、自分を見失う状態になっていました。

    自分のことがよくわからなくなったために、

    悩みが悩みを生み、複雑に絡み合った状態に陥っていました。

    相当苦しかったと思います。

    ここに至るまで、

    スクールカウンセラー、病院、カウンセリング、心理士などに同じことを何度も話したし、また同じことを話すのは嫌だ…

    そんな気持ちもあったようです。

    余計にややこしくなったところからのコーチングでしたが、

    〇〇〇さんが心を開いてくれ、私の経験にも耳を傾けてくれ、笑ったり、真剣に聴き入ったりしてくれましたので、どんどん良いところを引き出していくことができました。

    さらに、考え方、気持ちの持ち方の整理、そして弱点を補強していきました。

    そうすると、気持ちがぐんぐん上がっていかれ、ついに100点中、100点まで上がりました。

    理想は、このままきれいな心で生涯を過ごすことです。

    しかし、社会に出ますと、それはそれは、思い通りにならない人、価値観の全く合わない人、危害を加えてくる人、嫉妬深い人など人の問題や、会社や組織の問題が重なってきます。

    そうしますと、きれいな心は、弱い心と化し、

    自分が潰れてしまうか、はたまた性格がガラリと変わり、鬼の心になってしまうか、様々なケースがありますが、いずれにしてもきれいな心を保つことが難しくなります。

    そこで、どうすればきれいな心が保てるかと申しますと、JIMCCA ジムカが実践実証しております、知恵と工夫と表現力とコミュニケーション力を養うことでそれが叶います。

    その時、きれいな心は、弱さではなく、最大の武器になります。

    〇〇〇さんには、まだ難しいことは言えませんので、今の心を生涯持ち続けること、だれが何と言おうと。

    「はい!」

    と大きく頷いてくれました。

    そのベースさえできれば、後は徐々にスキルを積み上げるお手伝いができれば最高です。

    心のきれいな方が、社会に潰されてしまうことがよくあります。

    私は、それは間違っていると思います。

    きれいな心を持つ人が社会で活躍すればするほど、周囲の人に良い影響を与えることが可能です。

    それは、会社、組織や社会をよくすることに繋がります。

    〇〇〇さんのようなきれいな心を持つ人が活躍できる社会の一助になりたいと強く思います。

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