2:6:2の法則からすると、会社の中に20%はいるはずですが、それをもはるかに下回っています。
「できる人」とはいったんどんな人なのでしょうか。
わかりやすく表現しますと、
会社から見て「辞められたら困る人」、そして「替えが効かない人」と言う事になります。
この観点で、会社の中の人を見てみましょう。
「辞められたら困る人」ですと、作業量の観点から「今抜けられると困る人」は、まあまあいると思いますが、「替えが効かない」となるとかなり絞られてきます。
では、「替えが効かない人」とはどんな人なのでしょうか。
⭕️人間力がある人
人から信頼され、人や回りを巻き込む力がある人、人にポジティブな影響力がある人。
⭕️視座が高い人
経営者や経営陣、上司の立場になって発想や言動行動ができる人。
⭕️行動力のある人
同僚、部下など相手の立場になって考え、行動できる人(察する力が優れている)
⭕️業務遂行能力が高い人
目標(ゴール)に対し、最善策を講じ、自他を動かし結果を出せる人(柔軟な思考、豊富な創造力、企画力と、計画力、ロードマップ(道筋)を描ける人。
⭕️コミュニケーション能力の高い人(コーチング力のある人)
職場の心理的安全性、エンゲージメントを高めること、チームビルディングとチームで結果が出せること、部下との対話力(1on1ミーティング)があること。リーダーシップとフォロワーシップができる人。
知識や実務、スキルだけでは、「替えが効かない」とはなりません。
上記の5つの項目を持ち合わせている人が、
「辞められたら困る」上に「替えが効かない」となるわけで、会社からしても将来を託す有望人材
と位置付けるわけです。
……
JIMCCA 福岡コーチングアカデミーの受講生の方の多くの方々は、いつのまにか上記の5つの項目を身につけ、それぞれの会社や組織の中で、力を発揮し、もはや「替えが効かない人」になっている人が多数見られます。
その方々からすると、当たり前に思えるかも知れませんが、実は、3%の人材になっているということなのです。
ジムカからどんどん排出していきたいですね。
