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2024年05月

親も子も一緒に前に進みましょう!

仕事、家族、子育て、人間関係、現在の状況などは、全て繋がっていて、決して切り離すことはできません。

職場の人間関係がうまくいかない人は、えてして家族やプライベートの人間関係もうまくいってないものです。

夫婦間、親子間などプライベートな人間関係を改善することで、職場の人間関係が改善されたケースは枚挙ににいとまがありません。

もちろん、プライベートの成功事例を解説し、

職場の相性の悪い人、関係が悪化している人に当てはめる作業を行います。

家族で練習し、

コツを掴み、

職場に応用する。

このような流れです。

そして、相手の状況や変化に応じて、

次の手、その次の手…と繰り出していきます。

(JIMCCA では、それぞれの皆さんらしさを生かしながら、現状に具体的にどのようにアプローチしていくか、個別のプランを立ててアドバイスしていくやり方を行っております。

ですから、基本的には、「個別のセッション授業&研修」が基本スタイルです。)

……

お子さんが過去に大病をし、そのことで親御さんが「自分達のせいじゃないか。もっとしてあげれることがあったんじゃないか。」と自分達を責め、その気持ちにずっと蓋をしたまま、何年も過ごしてらっしゃるケースがあります。

そのため、どことなくお子さんに対しよそよそしかったり、遠慮して言いたいことが言えなかったりしてしまいます。

大抵の場合、お子さんも親御さんの気持ちに気づいていて、その話題に触れないように気を遣っています。

親子それぞれに気を遣いあって、互いに遠慮して、微妙な距離感を産んでしまいます。

私の子供も生後2週間で心臓の手術を行い、奇跡的に生還してくれました。

しかし、術後の手術の後を見た時、

「親としてもっと何かできたのではないか、
手術を回避できる方法があったのではないか、」
など、自分達を責めた経験があります。

子供に、「ごめんな。ごめんな。こんな思いをさせて…」と謝る私の顔を見て、

ニコっと満面の笑顔で答えるんです。

「ごめんな。ごめんな。」
何度謝っても、

ニコっとするんです。

謝れば謝るほど、笑い返してくるんです。

なぜだろう…

最初はピンときませんでした。

そのうち、「父さん気にすることないよ!
…ぼくは大丈夫!」と言っているような気がしたんです。

目がそう語ったような気がしました。

その後、

ふと発想が変わる日が訪れました!

「この子は選ばれし子!
だれもが経験できることではない経験をした子!
きっと何か役目があって生まれて来た子に違いない!
この子はその役目を果たすための才能を必ず持っている。
その才能を見つけ、伸ばしてあげることが、
親としてやるべきことなんじゃないか!」

そんな考えに至りました。

不憫だ…
可哀想だ…
親の責任だ…

などと思っては、前に進もうとする子供の足を引っ張ることになるし、たいへん失礼なことです。

発想を変え、子供に向き合いますと、

子供の笑顔が、無理してない自然な子供らしい笑顔に変わりました。

その時は、

親の勝手な思い込みで、子供に無理させてたんだなあ
と反省しました。

息子はその後、スポーツができるまでになり、
小さな細い体でも懸命に動く姿が、
周りの子供達に希望を与える姿になっていました。

……

このような私の体験からも言えることです。

お子さんが過去に大病をし、そのことで親御さんが「自分達のせいじゃないか。もっとしてあげれることがあったんじゃないか。」と自分達を責め、その気持ちにずっと蓋をしたまま、何年も過ごして、苦しい思いを引きずってらっしゃる親子さんには、

その子は選ばれし子!
だれもが経験できることではない経験をした子!
きっと何か役目があって生まれて来た子に違いない!
この子はその役目を果たすための才能を必ず持っている。
その才能を見つけ、伸ばしてあげることが、
親としての努め。

もう自分達を責めるのはやめよう!

ひたすらその子を、その子の持って生まれた人生を信じよう!

そんな風に思っていただきたいと思います。

子供は想像以上にたくましいものです。

さあ!親子揃って、過去に囚われず、未来に向かって歩を進めましょう。

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ある企業のマネジャーから預かり研修を続けてきた二人が、マネジャーのピンチに「今度は私達がマネジャーを助けます!」と。

ある企業のマネジャーから預かり研修を続けてきた二人が、マネジャーのピンチに「今度は私達がマネジャーを助けます!」と。

なんとも頼もしい話にマネジャーも感動。

他店舗展開を行い、業績好調を続けていたある企業も、仕入れ価格の高騰、人件費、光熱費の高騰の影響をくらい、売上高は好調なるも、業績が悪化する事態に。

この状況は、こちらの企業様だけでなく、飲食業、サービス業を中心に、広がりはじめています。

そんな折、

以前から会社の期待を担う若手社員2人が私共に研修に見えてました。

最初は、視座が低く、意識や目標が会社が求めるのとはほど遠い状況にありました。

ただ、素直で前向きで、回を重ねる事に、

関連部署全体に興味をしめすことや、他店舗の売上や関連部署全体の売上を気にするまでに意識が向上していきました。

リーダーシップも兼ね備えるようになり、

部下とのコミュニケーション力も向上し、

所属部署では欠かせない存在に成長していきました。

先日、そんなお二人が偶然一緒に研修を受講する機会がありました。

成長した彼らから出てくる言葉は、

ピンチをチャンスに変える前向きな言葉の数々。

いろんな策が出てきました!

客単価を上げるための策です。

聞いてて面白く、また頼もしく思いました。

そして彼らの口から出た言葉。

「今までマネージャーに助けられてきました!
今度は、我々2人が部署を引っ張り、売上を上げ、マネジャーを助けます!」と。

早速マネジャーに報告しましたら、たいへん喜び、感激しておられました。

育ててきて良かったですねー

まさかこのような日がくるとは…

だから人材育成はやめられませんね!

………

ピンチの時に実力が出る!

と言われますが、ほんとにそうです!

彼ら2人は、

ピンチをむしろ楽しんでいるかのよう。

これからが楽しみですね。


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JIMCCA ジムカの受講生の皆様のご活躍が止まりません。

JIMCCA ジムカの受講生の皆様の皆様のご活躍が止まりません。嬉しいかぎりです。

国の金融機関の要職に就かれたり、医療機関での要職に就かれたり、企業の要職や重職に就いたなどのご報告が止まらない状況です。

どちらのケースも、

要職・重職に就くことを目的にしたわけではありません。

結果的にそうなった。

というのが共通した特徴です。

私自身の過去の体験からもそうですが、
「不幸」に陥る人はなぜ不幸に陥るのか、
「幸せ」になる人はなぜ幸せになるのか、

自分らしさの自分とは何か。
その自分の長所・能力・才能を発揮するためにはどうしたらよいのか。
どうしたら「良い人生を送れるのか」

人間関係の悩みが多いのはなぜか。
どうしたら改善できるのか。

など、その研究は、28の時より、30年以上続けています。

その結果に基づくき、基本中の基本となりますのが、JIMCCA ジムカの提唱しております「黄金バランス理論」になります。

考え方

心の状態

行動の習慣

を400問の設問(簡易版は25問)に答えていただき、現状を導き出し、ご本人の自覚のもと、バランスを整えていきます。

これが、人間力のベースとなります。

この人間力を整える段階で、現実的な好転が見られるようになります。

さらに、対人関係強化のために、I式コーチングのスキルを上乗せしていきます。

そして、現実的な様々な解決方法をコンサルしていきます。

このような事を行っていきますと、自然に現実が好転していかれます。

特に,社会的地位が高くなるとかならないとかはあまり関係ありません。

ご自身が望む姿が一番重要になります。

上記のように目立つ活躍をされる方には、その役割がある人として、力が及ぶ範囲の方々のためになる事を実施していただくようお願いしております。

……

今現在、不調を抱える方、現実がうまくいかない方も、やる事は一緒です。

上記のプロセスの通りです。

費やす時間差はあります。

結果は必ず後からついてきます。

結果が出ますと、自信がつき、いよいよ好転の循環が始まります。

成功事例があることを支えに、

じっくりと一つ一つ積み上げていきたいものです。
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ある社長のコーチングで心に刺さった言葉。

社長というお立場の方は、日々選択と決断の連続。迷われる事も多いという。

判断一つで、会社が傾くこともあり、一方機会損失を被ることもあります。

故に、その判断には相当悩むことも多々あり、ストレスもかなりかかっていることを伺い知ります。

本当にたいへんなお立場であることをお察しいたします。

目先のことだけではなく、先のことも考えねばなりません。地域のこと、業界全体のこと、社員とその家族のこともしかり。

できるだけ、ストレスや負荷を取り除き、コーチングでコンディションを整え、良いコンディションで良い判断をなさっていただきたいと願います。

……

ある社長様の心に刺さった言葉、

それは、「迷った時には、「誠実」を選ぶ」

という言葉でした。

実際、「この言葉がすっと入ってきました!」

とのことでした。

誠実とは、相手の利益と自社の利益をバランスよく考えること。

一時的に相手の利益に傾いても、長いスパンで自社の利益も考えること。

自社の利益に傾いたら、長いスパンで相手の利益も考えること。

迷ったら誠実を選ぶ

この言葉を受けて、社長は判断を決めたようでした。


向き合う方に、何が刺さるか、響くのかがわからないところにコーチングの醍醐味があります。

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AI時代を生き抜く

AIの進化の凄まじさは旧知の通りです。

多くの仕事がAIに取って代わられると言われています。

戦々恐々ですね〜

携帯電話が出てきただけで、身近な人の電話番号を覚えるという記憶力が退化(低下)しましたから、

なんでもかんでもAIに依存する時代になると人間の持つ様々な力が退化していくような気がします。

思考力

イメージ力

創造力

感性、感受性

など。

これって人間がロボット化してしまうのではないかと心配になります。

便利になればなるほど、失うものが出てくるということですねー

一方で、AIにできないことは何か。

人間が持つ愛の深さや深く繊細な感性、

人と人とが心を通わせるコミュニケーション

相手の気持ちを察する力(慮る力)

誰か、何かの役に立ちたいと思う心

「奇跡」を呼び込む、「運」をよくするなど非科学的な力。

など、総じて本来人間が持つ力ではないでしょうか。

くしくも、AIの登場と進化により、

人が人たる所以がクローズアップされるという良い面も出てきています。

人が人であるかぎり、AIの存在を恐れることは無いと思います。

ただ、退化が予想される部分は、退化しないようなトレーニングを継続していきたいですね。

JIMCCA ジムカが行ってることは、その人の持つ素晴らしさを引き出し、現実にマッチさせ、現実をよりよくすることです。

また、それを実際にコーチとして、身の回りで行っていく人を養成しています。

人対人

フェーストゥフェイス
が基本です。

それこそ、人と直接話すことによる「感じる力」
を得るためです。

AI時代を共に乗り越えて参りましょう。

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私共JIMCCA には、「社長」と言われる立場の方もお見えになります。 

私共JIMCCA には、「社長」と言われる立場の方もお見えになります。

『社長」には社長の担う役割があり、一番は、社員とその家族が安心して暮らせる経済的基盤を整えてあげること。
さらに、社員の働きがいや成長の場を提供すること、福利厚生を整えてあげること、など総じて「社員の幸福」を担う役割があります。

それは、社長の生きがいややりがいでもあります。

そんな社長のパフォーマンスを最大級に引き上げること「ハイパフォーマー化」が、「社長」のお立場の方へのJIMCCA の役割でもあります。

社長も長くやっていますと、

経年劣化が始まります。

意識、考え方の偏り。

性格のバランスが悪くなる。

行動習慣にいつのまにか悪い癖がついてしまう。

本来の社長の魅力を失っている(小さくなっている)

など、自分では気づかないところで劣化が始まります。

社長の劣化はすなわち、会社の業績、突き詰めれば社員の幸福度を下げることに繋がります。

私共は、社長を指導するというような偉そうな立場ではありません。

社長の持てる力を最大限に引き出し、(ハイパフォーマンス)会社の業績向上や社員の幸福度を上げるためのお手伝いをする。
つまり、縁の下の力持ちの役割です。

欧米諸国では、社長がコーチを持つのがあたり前になってきているようです。

私自身、社長の立場でもありますので、

「外野からいちいち知ったようなことをいわれたくない」

その気持ちもすごくわかります。

ですから、あくまでも本来の社長の持つパフォーマンスの向上のお手伝い。

と言う役割に徹しています。

実は私自身にも、「コーチ」と呼べるような方々が存在します。

それにより、

自身のハイパフォーマンスを保てるように努力しています。

私自身のパフォーマンスは、

受講生の皆様やご相談者の皆様、企業の研修先の皆様のパフォーマンスに直結しますので、

バランスを崩さぬよう、

ハイパフォーマンスが発揮できるよう、

常に心がけて調整しております。

………

企業の平均寿命はわずか数年と言われておりますが、一方100年以上続く会社も多数あります。

「続く」

という方に意識を向け、

その時その時のハイパフォーマンスをできるだけ続けていただきたいと願います。

そのお手伝いができれば幸いです。

社員の幸福度を上げる気持ちを共有し、

ハイパフォーマンスを維持し、

新しい事に共に取り組んで参りましょう。

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周囲から理解されず、働きにくい状況に。

人には、「人に認められたい」「人に必要とされたい」そんな気持ちが潜在的にあるようです。

その気持ちが強いと、

会社や他人からの評価が低いとひどく落ち込んでしまいます。

仕事が遅い

仕事ができない

覚えが悪い

成果、結果が出ていない

他の人と比べあなたは何をしているんだ!

上司からこのような言葉を浴びせられ、落ち込む人が後をたちません。

ほとんどのケースで、

上司の価値観や主観(上司のものさし)、

上司の人間的な未熟さ(意識・考え方・性格・表現力を含むコミュニケーション力など)

相対的評価(他の社員と比較)

後は、上司の単なる機嫌。

などによるものです。

また、人は人に迎合する習慣があり、

誰かが誰かをいじめていると自分も同じようにいじめてしまうなど。

上司の上記のものさしにより、批判(いじめ)の対象になってしまいますと、周りが迎合し始めます。

そうなりますと、一つの勢力になり、周りは見て見ぬふりをしたり、できるだけ関わらないようにしようとなります。

この空気感が、

周囲から理解されず、働きにくい状況にある

と認識するようになります。

この状況はほんとにきついですねー

………

しかし、上司からの評価なんか全く気にすることはありませんし、そんな上司に迎合するような人間なども気に留める必要はありません。

JIMCCA の受講生の中にも、過去に同様のケースが多々ありました。

そのほとんどのケースで、結果を出せば全て解決していきました。

上場企業や有名企業であればあるほどその傾向は顕著でした。

結果を出せば、

大抵上司が手のひらを返します。

褒め始めるのです。

それを見た周りも迎合し始めるのです。

そんな時は、

こいつら上っ面だけで、中身がないやつらばかりだ…そう思うと思いますが、

そこはぐっと辛抱。

上司や周りの人間のおかげで、

自分の強みを見つめ直し、再認識することができ、そのおかげでそれをどう生かそうかという、
自己成長の機会に繋がった。

学ぼうとする気持ちになり、コミュニケーション力も格段に向上した。

自分の信念が明確になった。

などポジティブに考え、恨みつらみ、遺恨を残さないことが懸命です。

………

周囲から理解されず、働きにくい状況に悩まれている方には、

まずは、自分再発見のチャンス!自己成長のチャンスと捉えましょう!

中途半端に評価が高いと、その上司や周りの迎合人間のように、自己成長の機会を逸してしまいます。

悩んだ分

苦しんだ分だけ、

必ず人は成長します!

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知的好奇心・知的欲求を満たすことと自分の良さを出すことをブレンドする。

読書、特に自分が興味ある分野の読書で得られるワクワク感は、知的好奇心や知的欲求を満たされ、満足感や喜び、幸福感を得られることもあり、とてもよいことだと思います。

◯◯さんは、毎日ある偉人の言葉を読むようにしているそうです。

毎朝知的好奇心がくすぐられ、朝の良いスタートが切れるようです。

とても良い習慣ですねー

ある日、〇〇さんが、特に興味を引いた言葉があったそうです。

「人に喜びを与える言葉を発することが知性である」(このような旨)

早速、その日から実施。

いつものように会社に行き、「知性…知性…」と意識してすごしていると、

同僚から、「どうしたの?体調でも悪いの?」と心配されたそうです。

えっ体調悪くないのにどうしてそんな風に見えるんだろう…

気がつくと、

「知性」を意識するあまり、頭で考え、言葉を選ぶようになり、言葉数が減ったようです。

……

そのあたりを解説していきました。

結論から言うと、

〇〇さんは、いつも通り喋ったらいいんですよ!

とお話しました。

「えっ…知性が…」

そんな顔されてましたが(笑)

◯◯さんは、普段から他人思いで他人のことをしっかり考えている人ですよ!
それに明るく、面白く、場を和ませることができる人ですよ!

だから普通にどんどん喋ったらいいんですよ!

相手が困っている時には、自然と困った人を助けようとする言葉がでますでしょ。

「はい」

それが「知性」、人を喜ばせる言葉なんです。

既にできているんですよ!

◯◯さんは、ハートがいいのですから!

どんどん喋りましょう!

「はい!」

………

知的好奇心、知的欲求を満たそうとした時に、

◯◯さんのように、思わぬ落とし穴に落ちてしまう(落ちそうになる)ことがあります。

優先するのは、自分の良さ、自分らしさです。
ここをしっかりと押さえておきたいですね。

〇〇さんの場合、「知性」を出すためには、

自分の良さ、自分らしさをしっかり認識することで、自然と知性が現れます。

その時、本来の明るくし、面白さを失うことはありません。

自分の良さ、自分らしさを生かすために、

知的好奇心や知的欲求がある。

そんな整理の仕方が良いと思います。

……

この整理の仕方は、

本だけではなく、誰かの話を聞いた時にも同様です。

自分の良さ、自分らしさを生かすために、大いに知的好奇心、知的欲求を満たしていきたいものですね。




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※自分の良さや自分らしさを正しく認識するためには、是非JIMCCA のコーチングを受けていただければと思います。


「評価は後からついてくる」の実例。

昔から言われ続ける「善因善果」とは、良い行いをすれば、良い行いが返ってくる。
ということです。

これをわかりやすく地で行った方からのご報告がありました。

それは、転勤前の一年以上前から手がけた営業案件。

Aさんは、持ち前の誠実さ、明るさ、粘り強さ、相手(顧客)を思う気持ちで、その営業案件の先方企業の担当者にアプローチを続けておりました。

Aさんは、その担当者と信頼関係を築いていきました。その甲斐あってか、担当者は、「Aさんみたいに親身なって提案してくれる人はいない」

と、社内で本格的に検討することになりました。
その額、数千万の案件です。

Aさんには慎重に進めるように、さらに担当者との関係性を崩さないように、具体的なアドバイスを送りました。

ところが、Aさんの会社の上層部が、これを聞きつけ、Aさんに先方に催促するようになりました。
「早くしろ!何もたもたしてるんだ!」と。

あげくの果てに額が大きいので、担当をAさんから他の人間に変えようと画策し始めました。

Aさんが苦労して担当者と積み上げてきた人間関係。それを功を急ぎ、担当まで変えようとする
上層部の傲慢さ。

これには、Aさんも意気消沈。

しかし、Aさんは、担当者との良好な関係を維持することに努めました。

しかし、上層部の強引さで、Aさんを飛ばして他の担当に訪問させました。

これに気づき、危機感を感じたAさんは、必死に上層部に掛け合うも全く聞く耳を持ってもらえません。

そこに一通のメールが届きました。

それは、先方企業の担当者からです。

「Aさんの会社の別の会社の方から今後の進め方の提案がありました。しかし、その際、Aさんとのこれまでのやりとりや信頼関係があったからこそ、本部と掛け合おうと思っています。Aさん抜きにこの案件は検討できません。と伝えました。」

とはっきり書かれていたそうです。

上層部にそのメールをそのまま見せたところ、
顔が青ざめ、急に手のひら返し。

しどろもどろに、Aさんが再び窓口になるように指示したそうです。

Aさん!手柄なんて人にくれてやりましょう!

先方企業が喜び、会社に利益がもたらされたらそれでいいじゃないですか!

Aさんは、その言葉に、「そうですね!」と同意し、先方担当者と、自社の専門チームの橋渡しを上手に行いました。

その後、Aさんは転勤が決まり、2ヶ月経った時、

例の案件がさらに金額が大きくなり、受注がほぼ確定したとの連絡があったそうです。

本来なら、大型契約の当事者となり、社長表彰ものですが、陰の功労者として評価を上げたようです。

Aさんは、転勤先でも困ったことがあると、本社が積極的にフォローしてくれ、仕事がしやすくなったとのこと。

Aさんの誠実な取り組みが、このように周り回って巡ってくるということ。

自分のやったことが周り回って違う形で自分に返ってきた。

そんな経験をされました。

働くビジネスパーソンの多くは、

組織、上層部の不合理、不条理さを経験されているのではないでしょうか。

私どもJIMCCA ジムカにもそのての相談が後をたちません。

やけ酒を飲みたくなるような、

会社を辞めてしまおうか、

何のために一生懸命に働いているんだ!

そんな本音も聞こえきます。


しかし、Aさんのケースのように、良い心で良いことを行えば、必ず良いこと、良い結果が返ってくる。

そう信じたいところです。

ここで一つ、良い事、良い結果が返ってくるまでには、タイムラグがあるということ。

数ヶ月や数年後というケースがあります。

ここは押さえておきたいところですね。

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大丈夫!何回でもやり直せます!

「挫折」を味わい苦しむ方も多数いらっしゃいます。

一度挫折を味わい、

時を経て、

また頑張ろう…と思い頑張り始めるも、

また「やっぱり無理…」と挫折してしまい、

乗り越えることがどんどんと遠のいてしまうことがあります。

メンタル不調(心の風邪ひき)で休職し、

復職したものの、また休職せざるを得ない状況に至る方もたくさんいらっしゃいます。

挫折を味わう事も苦しいですが、

挫折を乗り越えようとしてまた挫折してしまう苦しみは想像を絶します。

このように苦しむ方を一人でもお救いできたらと日々思い、

パーソナルコーチングやパーソナルカウンセリング(個別のご相談)

で向き合っております。

これまで多くの皆様が復職し、社会復帰されています。


・心の安定
(カウンセリング及び日々の習慣を変える。
不安やトラウマを取り除く(正しく上書きする)
など。

・自己肯定
(自分ではなかなかきづけない自分の良い面を
コーチと一緒に洗い出す)

・考え方の整え
(捉え方、受け止め方、客観的に見る力、
などポジティブ傾向になるような整え。)

・長所や能力、才能の認識とその向上を図るトレーニング。

・苦手の分析や克服するためのトレーニング。

これらのことを時間をかけ、自分のペースで、

ごく身近な場面で練習し、少しずつできたこと、できることを実感していきます。

この時、小さな一つづつをコーチにお知らせいただきますと、コーチは必ず褒めます。
(承認、或いは強承認。またはできたことの意味を解説していきます。)

または、トライしできなかったこともコーチにお知らせいただきます。
(この時コーチは、トライしようとした気持ちを承認します。そしてまた次やってみよう、次は違うやり方でやってみようという気持ちになるよう
に伴走します)

このような事を繰り返すことで、

薄い半紙を一枚一枚重ねていくように、心の厚みを増していきます。

心の厚みが増してきますと、

対応力が増し、挫折感を味わいにくくなります。

次の段階として、

「挫折は良い経験」

自分の成長に必要なこと。

そんな風に捉えられるようになりますと、もはや最強の状態です。

えてしてそのような心境の時には、

挫折の反対の「希望」や喜び、楽しみの状態が増していくのが不思議なところです。

JIMCCA でも、

メンタル不調から復活し、「希望」に生きている方がたくさんいらっしゃいます。

今、挫折を味わい苦しむ方には、

大丈夫!やり方はあります!

しかも何回でもやり直せます!

そうお伝えしたいと思います。

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I式コーチングのJIMCCA

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稲田 昇(いなだ の...

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