待った!彼を早期退職させてはいけません!
「早期退職」
この言葉はいまや当たり前のように聞かれるようになりました。
企業が経営改革の名のもとに、業績の悪化や、売却準備のために帳簿の見栄えをよくするために実施されることがよくある。
退職金の割増が提示される。
知人から先日「退職勧告を受けた」と連絡がありました。
その知人は、年齢は50代後半ですが、
お客様からの信頼が厚く、営業力は半端なく優れている。経験値、体力、知力も充実している。チームマネジメント、チームビルディングにも優れた人間だ。
えっ!?
◯◯さんがなんで!?
聞いてみると、顧客本位の発想で、会社の上司にたてつくことがあるらしい。
これが、上司に煙たがられる原因となり、
今回の早期退職勧告に至ったよう。
顧客本位の発想は、強いて言えば会社の利益につながること。
彼の退職勧告はあり得ません。
むしろ、定年後の再契約をしなくちゃいけない人材です。
いったいどこを見て会社の運営を行っているのだろうかと疑問が湧いてきます。
しかし、優秀な人間ほどこのような状況下で会社を去るケースも多い。
…
現実に目を向けると、50代の転職は困難のようです。
表向きの理由はいろいろつけられ断られますが、本音を伺うと、
プライドが高い
扱いづらい
言うことを聞かない
自分のやり方に固執している
頼みづらい
従って、チームに馴染めない。
組織の輪を乱す。
なと、ビジネスパーソンとしての「老害」が懸念されています。
確かに、私がサラリーマン時代、上司の「老害」を感じることがあり、そのイメージが強く残っているので、敬遠されがちなのもよくわかります。
しかし、一定の研修を行えば、ほとんどのケースで、
「よく働くよいおじさん」
になります。
「よく働く良いおじさん」
は、企業組織、若い社員とも馴染みやすいばかりか、経験値も豊富で頼りがいがある。
「よく働く良いおじさん」
であれば、企業側も積極的に採用を行うようになることでしょう。
ジムカもこのジャンルの社会課題解決のために動いていこうと思います。