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2024年06月

    待った!彼を早期退職させてはいけません!


    待った!彼を早期退職させてはいけません!


    「早期退職」

    この言葉はいまや当たり前のように聞かれるようになりました。


    企業が経営改革の名のもとに、業績の悪化や、売却準備のために帳簿の見栄えをよくするために実施されることがよくある。


    退職金の割増が提示される。


    知人から先日「退職勧告を受けた」と連絡がありました。


    その知人は、年齢は50代後半ですが、

    お客様からの信頼が厚く、営業力は半端なく優れている。経験値、体力、知力も充実している。チームマネジメント、チームビルディングにも優れた人間だ。


    えっ!?

    ◯◯さんがなんで!?


    聞いてみると、顧客本位の発想で、会社の上司にたてつくことがあるらしい。


    これが、上司に煙たがられる原因となり、

    今回の早期退職勧告に至ったよう。


    顧客本位の発想は、強いて言えば会社の利益につながること。


    彼の退職勧告はあり得ません。


    むしろ、定年後の再契約をしなくちゃいけない人材です。


    いったいどこを見て会社の運営を行っているのだろうかと疑問が湧いてきます。


    しかし、優秀な人間ほどこのような状況下で会社を去るケースも多い。


    現実に目を向けると、50代の転職は困難のようです。


    表向きの理由はいろいろつけられ断られますが、本音を伺うと、


    プライドが高い

    扱いづらい

    言うことを聞かない

    自分のやり方に固執している

    頼みづらい

    従って、チームに馴染めない。

    組織の輪を乱す。

    なと、ビジネスパーソンとしての「老害」が懸念されています。


    確かに、私がサラリーマン時代、上司の「老害」を感じることがあり、そのイメージが強く残っているので、敬遠されがちなのもよくわかります。


    しかし、一定の研修を行えば、ほとんどのケースで、


    「よく働くよいおじさん」

    になります。


    「よく働く良いおじさん」

    は、企業組織、若い社員とも馴染みやすいばかりか、経験値も豊富で頼りがいがある。


    「よく働く良いおじさん」

    であれば、企業側も積極的に採用を行うようになることでしょう。


    ジムカもこのジャンルの社会課題解決のために動いていこうと思います。


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    東京から福岡本校にご来校。社会課題解決に話の花が咲く。

    JIMCCA の受講生の皆様が全国各地で、それぞれの立場や役割に応じてのご活躍を心より嬉しく思います。

    目立たないところで、会社の業績や組織のパフォーマンス(生産性)を向上させながら、社会課題解決に取り組まれる皆様には心より敬意を表します。

    東京からお越しいただいた〇〇さん。
    出世され、会社の特命を受けるポジションに。

    ある複数の社会課題解決のために、社を上げて取り組むための旗振り役を任されたよう。

    やはりそうなられますよねー

    〇〇さんの働きぶりからしますと、そんな命を受けると思いました。

    全ての内容をお話するわけにはいきませんが、

    社会課題の一つ、

    「人手不足」

    の問題をディスカッションさせていただきました。

    この仕組みを作ると、「人手不足」はかなり解消できるだろう。その際起こり得る問題は、こう解決すればよい。

    企業側の懸念事項もとり除け、求職者側にもメリットがもたらされます。

    この仕組みが全国に広がると、国力も上がる。

    こんな楽しみなプランの話をすることができました。

    〇〇さんの目にも輝きが増し、

    「これからやることが具体的になってきました!」と。

    実に楽しみになってきました。

    ………

    JIMCCA の受講生の皆様の多くは、

    最初はご自身の問題や課題解決を行うも、

    時間の経過とともに(成長とともに)

    他者のためや社会課題解決のために何かできないかなどを考えられるようになります。

    人間の素晴らしさを、本質的な素晴らしさを
    見せていただいております。

    ………

    自分の課題解決が、社会の課題解決に間接的、直接的に繋がることも多く、

    まずは、自分の課題解決から始めたいものですね。

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    叱れない上司が急増中。部下はどう思っているのでしょうか?

    「ホウレンソウ」に対し、「おひたし」という言葉があります。

    ホウレンソウは、ご存知の通り、仕事の基本のキ、報告・連絡・相談 です。

    「おひたし」とは、

    怒らない
    否定しない
    助ける
    指示する

    の頭文字をとっての言葉だとか。

    ほうれん草のおひたし…
    なかなかのアイデアですね。

    ただこのような言葉が生まれてくる背景には、

    上司の人望のなさ(人望のない上司の多さ)が見え隠れします。

    部下の話をよく聞き、相談によくのり、的確なアドバイスができる信頼のおける上司には、

    部下は自然と、報告、連絡、相談をあたり前に行います。

    部下側からすると、頼りにならない上司には、

    相談するのも無駄、言ってもしょうがないと思うと、ホウレンソウをしないか、適当に害が及ばぬ程度にやるかどちらかです。

    上司側からしますと、

    何でホウレンソウがないんだ!
    とその理由に気づいてない場合が多いです。

    仕事上の支障を最小限に抑えるためにやむなく、
    ほうれんそうをルール化しなくたちゃいけなくなった背景があると思います。

    おひたし

    に関しては、

    ハラスメントに敏感な世情、メンタルヘルスの観点、若手社員の意識などを考慮して出来上がった言葉なのでしょう。

    前述の人望のない上司が、よくやりがちな、

    部下を怒る

    否定する

    いじめる

    無視する

    ことを、戒めるための用語であるように思います。

    人望のない上司には必須の戒め言葉なのでしょう。

    一方若手社員の本音を聞きますと、
    (比較的前向きな社員)

    自分が成長するために、

    叱ってほしい

    悪いところは悪いと言ってほしい

    もう少し信頼して仕事を任せてほしい

    そんな声が聞こえてきます。

    そのような前向きな社員に、

    おひたし

    は、逆効果だと言えそうですね。

    前向きで成長をしたいと思っている部下には、

    どんどん叱ってあげる。

    そのことで成長した先の姿のイメージの共有と
    上司の人望作りが前提にありますが。

    伸びる人、伸びたい人がどんどん伸びる社会であってほしいと願います。

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    「うれしい」という感覚がよくわからない…そんな方も意外と多くいらっしゃいます。

    『「嬉しい」という感覚がよくわからないんです』
    そう本音をもらす方もいらっしゃいます。

    「うれしい」と言う感覚がよくわからないと、

    人を喜ばそうと思わない
    (どうやって人を喜ばしていいのかわからない)

    人を褒めようと思わない
    (どうやって人を褒めていいのかわからない)

    「嬉しさ」をうまく表現できないので、あまり人から褒められなくなったり、人からプレゼントやお土産、差し入れなどがされなくなっていきます。

    また、人から相手にされにくくなり、人とのコミュニケーションがうまくいかないことがあります。

    人とのコミュニケーションがうまくいかないと、仕事などで弊害が出てきます。
    (上司から注意を受けることもあります)

    そうしますと、

    よくわからないまま、「人が喜ぶ」ことを、

    方程式のように記憶しようとします。

    人をほめる🟰人が喜ぶ

    人にプレゼントをする🟰人が喜ぶ

    などです。

    しかしながら、ほめるタイミングや状況に応じた褒め方、褒める言葉のチョイスなど微妙な対応が出来ず、なかなかうまくコミュニケーションが取れず、それが悩みになることがあります。

    専門家に相談すると、

    「特性」として自覚しましょう。

    または、「受けいれましょう」

    などと言われることが多いようです。

    確かに、そのように割り切った方が良いケースもあると思いますが、

    できれば、「嬉しい」と感覚的にわかるに越したことはありません。

    実際、こういう気持ちが「嬉しい」という感覚なんだ!

    と、コツを掴んだ方がたくさんいらっしゃいます。

    トレーニングで改善、克服していかれる方が多数あります。

    ですから、私は「特性」として捉える前に、

    コツを掴むトレーニングをしてみよう!

    そう考えていただきたいと思います。

    諦めるのは、最後で良いと思います。

    ……

    「人が喜ぶことをやりましょう。人が嫌がることは止めましょう。」

    あたり前のように使われている言葉ですが、

    実は、このことを実際に行うのが難しいと思っている方も意外と多くいらっしゃいます。

    ……

    表面的に他人に合わせるのは、心労につながります。

    人の気持ちがわかりにくい方には、まず自分の気持ちをわかるためのトレーニングを行い、

    自然に他人とコミュニケーションができるようになっていただきたいと思います。

    そこから、他人とのコミュニケーションが楽しい

    そう思えるようになれば最高ですね!

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    大人の悩みから見えてくる子育て。

    2歳の子を持つお母さん。

    「どうしても怒っちゃうんですよねー。怒っちゃいけないとわかってるんですが…」

    と悩みが。

    2歳の子は、好奇心旺盛ですので、何でもやっちゃいますから、

    「それダメ!」
    「何でそんなことするの!」

    そんな言葉が出やすいと思います。

    仕事をしているお母さんも多く、仕事のストレス、人間関係のストレスにより、イライラがたまり、怒りやすい状況に陥ることがよくあります。

    この上、旦那さんに対するストレスが重なりますと、大変です。

    お子さんへの怒り方が、酷くなってしまうことがあります。

    この際、

    「あなたなんか生まれてこなきゃよかったのよ!」

    「あなたが生まれることを望んでなかった!」

    など、心にもないことを感情のまま言ってしまうことがあります。

    ……

    ある成人女性の悩みで「母親との関係性が悪く、見ただけでイライラするんです」と。

    紐解いていきますと、

    「私は望まれて生まれてきてない」

    と。

    どうしてそう思うのですか?と聞きますと、

    「母親が言ったその言葉を覚えているんです」
    とのこと。

    この方の場合、職場の女性上司に対しても苦手意識があり、うまくコミュニケーションが取れない
    との悩みも同時に持たれていました。

    これがトラウマの怖さですねー

    結局この方の場合、

    母親に対するトラウマを取ることと、

    職場の女性上司とのコミュニケーションの取り方をスキルアップすることで、両方を解決されていかれました。

    ……

    このように、成人しても、30歳、40歳、50歳になっても、影響が続きます。

    頭では、昔の事、もう忘れた…と思っていても、

    心の記憶はそうはいかないようです。

    親が冗談で言ったことでも子供がそのまま受けとめてしまうことがあります。

    そんな実例もありました。

    そうすると、子供に対する接し方(子育て)は、
    どうすれば良いかが見えてきます。

    絶対に存在を否定するような言葉を使わない

    逆に存在を肯定する言葉を使う

    これは必須になります。

    ……

    しかし、「わかっているのですが…ついつい…」

    このケースの対策としては、総合的な取り組みが必要です。

    トラウマ退治
    性格の整え
    (穏やかになるように)
    コミュニケーション力の強化
    (表現力を身につける)
    職場でのストレスを減らすコミュニケーションの取り方を身につける。
    旦那さんとのコミュニケーションの取り方を見直し、最善策を講じる。
    など、総合的に整え、高めていくことで、

    自分に余裕が持てるようになります。

    余裕があると、子供への向き合い方も自然とおおらかになります。

    当然、トラウマになるような言葉を使わなくなります。

    このような手順を踏みますと、無理なく自然にできるようになり、

    「してはいけない」と自分に禁止を出し続けるストレスがかからなくなります。

    「してはいけない」→「してしまった」→自己嫌悪→自信喪失

    このようなサイクルも無くなるわけです。

    子供の心は純粋そのものです。

    手がかかる時こそ、子供の心を育てるチャンスです。

    親も人間的に同時に育てるチャンスです。

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