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2025年10月

    「先生!疑ぐり深い人とどう向き合えばいいでしょうか?」

    「先生!疑ぐり深い人とどう向き合えばいいでしょうか?」


    もう少し具体的に教えてもらえますか?


    「私の言葉を全く信用しないのです。

    言っても言っても言葉が入っていかないのです!」


    なるほど!


    答えは、ほっとくことです。


    それを言ったら身も蓋もないですねー

    (笑)


    私の場合、状況に応じてその方の本質に向き合うか向き合わないかをまず判断しています。


    本質に向き合う場面とは、

    コーチングの場面や、悩みや問題に繋がる場面、さらに、やたら失礼な質問をどんどんされる場面などです。


    日常ですと、

    人を不快にさせる質問をする人などがあてはまります。


    「それは事実ですか?」「本当のことですか?」「そんなわけありません。それは勘違いじゃないですか?」


    など、

    一般的には、

    「なんと失礼なやつなんだ!」と怒り💢の感情が出てしまうシーンです。


    こんなことにいちいち反応していたら

    相手の思うつぼです。


    ですから、まずは自分のメンタルを乱されないようにすることです。


    そのためには、

    本質を見抜くことです。


    私の場合、

    「本当は人を信じたいのに、信じることが怖い人なんだろうな。

    安心したいし、人と繋がりたいんだろうに。

    怖がらずに素直になればいいのになぁ

    ただそうなったしまった過去の経験や環境があるんだろうなぁ

    この人も被害者かもしれないなぁ」


    そんなふうに捉えます。


    そうすると、怒りの感情が出なくなります。


    次に、相手の土俵(フィールド)で話さず、自分の土俵(フィールド)で話します。


    例えば、


    「ジムカのコーチングの体験談の多さは本当ですか!?」


    に対し、


    Aさんの場合、元々このような状況だったのが、このようなことがあって、

    このようになられたんですよ

    人のチカラになれるコーチングは素晴らしいんですよー

    人の役に立つ喜び、人と繋がる安心感。信じたクライアントから自分も信頼される喜びが得られんですよー

    ワッハッハ…

    こんな感じです。


    結局、最初の不快感(質問)をスルーして、自分の話したいことを話します。その中に相手の本質に響くようなワードを入れるようにしています。


    そのワードが相手に気づきを促すコーチング効果となることがあります。


    この言葉は、相手に届きやすい言葉でもあります。


    このように、相手のペースに合わせず、自分のペースで、相手に響きやすい言葉を使うこと。


    それでも、だめなら時間を置くか話題を変えるか、その場を離れるかし、

    自分のコンディションも守りたいところですね。


    ちなみに、疑ぐり深い人は、以下のような理由があるようです。


    1. 過去の裏切りや失望の経験:信頼していた人に裏切られた、嘘をつかれた、損をした経験があると、「もう二度とだまされたくない」という防衛反応が強まります。


    家庭環境:幼少期に親や身近な大人が約束を守らなかったり、感情的に不安定だったりすると、「人は信用できない」という学習が起きやすくなります。


    2. 自己防衛の心理

    傷つくことへの恐れ:「信じて傷つくより、最初から疑っておいた方が安全」という無意識の戦略。

    自己肯定感の低さ:自分に自信がない人ほど、「相手は自分を利用するかもしれない」「見下しているかも」と不安になりやすい。


    3. 認知の傾向

    過度の警戒心:物事を“リスク”の観点から先に見る癖がある。

    白黒思考:「完全に信じられる」か「まったく信じられない」かの極端な判断をしやすい。

    確認癖:安心感を得るために、何度も確かめたり、裏を取ったりする。


    4. 環境・文化的要因

    競争的・不信的な環境(例:職場での派閥、評価主義、SNS上の炎上文化など)が疑いの強さを助長することもあります。

    家庭や社会での教え:「人を簡単に信じるな」「用心して生きろ」という価値観が根づいている場合も。


    5. 性格的・気質的な側面

    神経質・慎重なタイプ:生まれつきリスクを回避する傾向が強い。

    不安傾向が高い人:想像力が豊かで、悪い結果を想定してしまいやすい。


    ……

    自分を信じれる人は人を信じられます。人を信じることができると、人の協力が得られます。

    人の協力が得られると、目標が達成しやすくなります。

    つまり、自己実現が叶いやすくなります。


    ですから、人を信じられないのは実にもったいないことなのです。


    まずは、自分と人を信じられる自分でありたいですね。

    ➕世の中には人を騙す人、利用する人がいますので、その時には、機能として、「疑う」スキルを使い、自分を守りたいですね。


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    某教育委員会からの依頼で教諭向けコーチング研修を実施。

    某教育委員会からの依頼により、教諭向けコーチング研修を実施してきました。

    先生方の向こうには、数千、数万人の生徒の未来があります。

    高校生という多感な時期に、

    先生の言動行動に、生徒は生涯の傷を作ったり、
    ポジティブな勇気や希望を刻むケースが多々あります。

    私共JIMCCA は、これまでに、学校生活の最中、先生の言動行動により、不登校になってしまった生徒さん、メンタル不調を起こした生徒さんに向き合うケース。

    過去の部活の顧問の先生から受けた暴言がトラウマになり、その後の人生で肝心なところで前に進めなくなったケース。

    また、教育熱心な先生方が、生徒対応、保護者対応でメンタル不調を起こしてしまったケースなどに向き合ってきました。

    また、現役の先生方が、教育現場にIMCコーチングが必要だと、多数受講いただきました。

    さらに、私自身が、高校生の部活の外部コーチを引き受けた時期もあります。

    これらの実体験を踏まえ、

    先生方のメンタル管理

    生徒、同僚、保護者対応

    など実践的な研修となりました。

    教育委員会の方々からも、
    「先生はいろんな学校を回られてるのですか?」
    「新任の先生に受けさせたい」
    「有意義な研修でした」

    などのお言葉をいただきました。

    参加された先生方からも、

    「生徒への向き合い方が変わります」
    などの手ごたえのある感想をいただきました。

    私自身も手ごたえを感じました。

    熱心に話を聞いていただき、たくさんの質問もいただきました。

    先生方の向こうには、数千、数万人の生徒の未来があります。

    また、超多忙な先生方には、

    IMCコーチングという対人スキルが極めて有効です。

    それが、先生方のメンタルを守ることにも繋がります。

    ……
    先生方こそ、

    良い教育を受ける必要があるのです。

    ぶっちゃけ、今回の研修の報酬は、民間企業の研修の報酬の、1/20以下です。

    それだけ少ない予算配分しかなされていません。

    ここに問題があります。

    今回も、研修内容の設計から資料の作成、現場の問題点のQ &A作成に費やした時間は、30時間弱です。

    この段階で、報酬に対して大きな赤字になります。

    ですので、一般的には、喜んで引き受けるところは少ないでしょう。

    引き受けてるところがあっても、

    講師の実績作りが目的か、

    他の目的があるか、

    あまり良い内容、良い講師の研修を受けるのは難しいでしょう。

    ……
    私は、今回報酬金額を聞く前に、「お引き受けします」と引き受けました。

    それは、先生方こそ良い教育を受けないといけない。

    先生方の向こうには、数千、数万人の生徒の未来がある。

    との思いを馳せているからなんです。

    こんな思いが先生方に届きますよう、切に願います。


    大切な人をその人の望むところにお届けする。

    これはコーチングの原点です。

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    「今日のレッスンに参加するしないで今後の人生も大きく変わる気がします。」


    グループレッスンの後に感想をいただきました。
    レッスン後に、どのように受け止め、何に気づき、今後にどう活かすかが大事ですので、そのことを知れることが、とても嬉しく感じます。

    また、今後のその方の向き合い方が掴めることで
    その方の導き方が変わっていきます。

    つまり、成長速度が早くなります。

    ◯◯さんいつも感想をありがとうございます。

    ………

    「先程は素敵なレッスンを有難うございました。
    今日のレッスンに参加するしないで今後の人生も大きく変わる気がします。

    日々何を思って過ごしているかで、些細のことのようでも
    実は大きなチャンスを自ら遠ざけてしまうと思いました。

    私もビジョンをしっかり持ちながら、そしてそのような自己管理ができるように、努めていきます😃」

    ……
    ビジョンを持ち生きている人は、7%
    あとの93%はそうではない。
    ビジョンを持ち生きている人は、心身共に豊かな人生を送っていた。
    ある調査結果です。

    基準が明確でないので、何とも言えない結果ですが、私の体感的には、概ねそんな感じです。

    ビジョンを持つ効果は、

    自分軸(主体的な生き方)を作ってくれます。

    困難・試練の受け止め方が、ビジョンにつながると思うことで、ポジティブになりやすく、乗り越えが早く、成長を伴います。
    (成長が早い)

    出会う人間や得られる情報が変わっていきます。

    その他たくさんの効果があります。

    一方、流される人間(行き当たりばったり、主体性がない)

    現状に振り回され、
    後悔することを繰り返します。

    「また同じ失敗を繰り返してる」
    そんな方です。


    ……


    「日々何を思って過ごしているかで、些細のことのようでも、実は大きなチャンスを自ら遠ざけてしまうと思いました。」

    その通りです。

    ◯◯さんは、そこに気づいたことで今後の人生がさらに変わっていくことでしょう。

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    ◯◯さん内定おめでとうございます!やりましたねー!!

    ◯◯さんから、
    「コーチ!今日内定もらいました!」とのご連絡が。

    やりましたねー
    素晴らしい!

    かなりの難関企業。
    誰でも入れるものではありません。

    転職でつまづき、

    自信喪失からのスタートでしたね!

    かなりダメージを受けてらっしゃいましたね。

    徐々に自分を取り戻し、自信がついてきたところから、弱点克服に成功。

    苦手を克服されました。

    最初は、今回の選択に躊躇されていました。

    自分にダメ出しをしていたところがお有りでしたので、そこへのこだわりが強く、

    「なんとかしなくちゃ!」
    と意地を張ってるように見えました。

    自分らしい方向になかなか舵が切れませんでしたね。

    ところが、

    自分の良さを思い出し、さらに認識を深め、
    自信の源としたあたりから急浮上されました。

    元々のポテンシャルが高いことを認め、それを活かそう!

    そうなったら、

    進む方向が明確になりましたね!

    さらに、10年後の自分、20年後の自分にフォーカスしたコーチングにより、

    迷いが全くなくられました。

    ……

    自分の将来

    この先の人生

    自分の仕事と今後

    に悩む方が非常に多いです。

    悩めども、自分でどうしたらいいのかわからない

    出口が見えない方も多いです。

    キャリアカウンセラーに相談

    コーチやカウンセラーに相談

    はたまた、占いやスピリチュアル系に相談

    などの経験を持つ方も多いです。

    ……

    ◯◯さんが経験した、

    悩み、迷い、自信喪失による不安

    から、どのように脱出したかを、今後はコーチとして、周りの方のために役立たせていただきたい
    と思います。

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    プロコーチコースのグルコンより


    プロコーチコースのグルコンを終えて、早速感想をいただきました。
    Sさん素敵な感想をありがとうございます。

    ………


    今日も深い学びの時間をご一緒できて、本当にありがとうございました✨  
    この2時間半、もし金額に換算したら…なんて思ってしまいました(笑)

    ◯◯さんが加わられて、場がさらに深く、大きく広がっていく予感がしています🌿

    私はいつも、稲田式コーチングは日本の文化として永く継承されるべきものだと感じています。  
    「どうすれば文化になるの?」とコパイロットに尋ねたところ…

     🌱 育成(継承)  
     📜 記録(アーカイブ)  
     🎙️ 発信(共有・伝播)  

    この3つが鍵だそうです。

    今、プロコーチの皆さんが「育成」を担い、◯◯さんが「発信」を体現され、  
    そして今日、⬜︎⬜︎さんが加わったことで「記録」と「発信」がさらに世界へ広がっていく——そんな希望を感じました。

    コーチがお一人で20年以上かけて守り育ててこられた稲田式コーチング。  
    ⬜︎⬜︎さんにもぜひ、心と身体で感じとっていただき、研究者として正しく世界に伝えていただけたら…  
    それはまるで、ソクラテスの思想を記録したプラトンのような営みだと感じています(sparkle)

    次回も楽しみにしています😊





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    この仕事(コーチング)の楽しみ

    この仕事(コーチング)を20年以上続けてきて、何が楽しいかと言いますと、
    「人を伸ばすこと」に尽きます。

    ビフォーアフターと言うテレビの番組がありますが、不便な状態→想像以上の状態に!

    その時、感動と笑顔が家族中に広がります。

    ビフォーアフターの役割でいうと、建築家🟰匠

    となるのでしょう。

    ……

    「人を伸ばす」
    とは、ご本人が気づいている長所、短所を整理し、
    気づいていない長所・短所を整理し、

    さらに気づいていないポテンシャル(潜在的な力)とリミティングビリーフ(トラウマ、心のブレーキ)を整えていきます。

    まさしくアートなんです。

    さらに、現実的なコミュニケーション力や様々なスキルを上乗せしていきます。

    そうしますと、

    人は想像以上に伸びます。

    具体的には、体験談で見られるように、

    仕事が順調になった。

    自分や家族が幸せになった。

    夢が叶った。

    転職に成功した。

    やりたいことが見つかり始められた。

    など100人いたら100通りあります。

    ……

    こんなことを長年やってますと、

    少し人と話すと、

    「伸ばしたい!」

    と言う気持ちが出てきます。

    また、「伸びるのに伸ばさないのはもったいない」

    そうも思います。

    ……
    新しいコーチが次々と誕生し、

    また、コーチの芽も誕生しています。

    実に楽しみであります。

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