昨日は福岡県は八女市にある高校に行ってきました。
野球で有名なこの高校は、進路指導の先生もとてもご熱心で、就職指導もたいへん熱心に行われています。
昨日は、2年生が対象です。
2年生のこの時期から、就職希望の生徒に少しづつ自覚させていこうという狙いがあるようです。
6月だけでものべ1000人ぐらいの高校生と接する機会がもてました。
私の願いは、「何かひとつ心に響け!!」
エネルギーを充電し・・・(これはイメージです。 自分の中から出てくる炎が天井を突き破るぐらいに出てくるイメージ・・・オーラが大きくなるイメージ・・)
要するに、「フルパワー」で臨むということなんです。
昨日の2年生の中の3分の1は真剣に・・・3分の1は他人事・・・後の3分の1はちょうどその中間という感じです。
ある生徒は言いました。
「ぼくの夢は甲子園に出ることです。
そのためには練習します。
さらにそのためには、心を鍛えます。
具体的な目標は全国制覇です。
ぼくが自信があるのは投手です。
夢が叶ったら、今度は後輩のために教えに来たいです。
とにかく僕の夢は甲子園に行くことです。
こんな夢を堂々と語れる高校生はほんとに輝いています。
また、後の3分の1を意識して話しました・・・・私の兄は高校を卒業し、就職し・・・・後悔を繰り返しました。
「こんなはずじゃない・・・・自分にはもっと何かできるはずだ・・・」
そして、英会話を習い、パソコンスクールに通い・・・自分を一生懸命磨いていた矢先に、亡くなりました。
30という若さです。
みなさんには、後悔しない人生・・・この瞬間 瞬間を大事に生きて欲しい・・・
そう語りかけました。
彼、彼女らにどう響いたかはわかりません。
おりしも、今朝の新聞で都市部の自殺者の増加の記事がありました。
これは、深刻な問題です。
また、「捨てる命があったら私にください・・・・」こんなタイトルの本が書店にありました。これは、バレー選手が志半ばで病に臥し、亡くなったその半生を描いた内容です。
生きたくても生きられない人がいる・・・この現実を3分の1の高校生に知ってほしいと思います。
何でもやろうと思えばやれるのにそれをしない・・・それって「生きている」ことなんだろうか・・・・そのことを自問してほしいと思いました。
コメントする