「え〜みんな私みたいだと思っていましたー・・・みんな違うんですねー・・」


これは授業の中である生徒さんが気づいた言葉です。

　この生徒さんはたいへんイメージ力が発達した方で、何かをしようとした時やイメージしてくださいと言われると、すぐに臨場感たっぷりにイメージできる方なんです。
　そして誰しも自分と同じように「イメージ」ができると思われていたようです。

授業のワークの中で、他の方はイメージ力より別のチャンネル・・・この方の場合は論理的・合理的な考えが優先される・・・その面が発達した方でした。

ひとつひとつ積み上げていかれるタイプです。


その方の話を聞いて、「みんな同じじゃないんですねー」

「みんな　イメージが先だと思ってましたー・・・」

　と驚きを隠せない様子でした。


このように直接目の前で体感することにより、より理解が深まります。

　この場面が私が大事にしている実践するということにつながります。

「百聞は一見にしかず・・・・習うよりなれろ・・・」こんなところでしょうか。


　人はそれぞれいろんな特徴があります。

それがいつしか「先入観」というものが出来てしまい、その先入観で話をしてしまうことがよくあります。

　そうしますとなぜか相手に理解されない・・・・
「ふつうはこうだろう・・・」と押し付けに近い形になりますとやっかいなことになります。

先入観や凝り固まった知識をシャッフルする機会はとても大切です。

わかったようでわかっていない・・・そのため私自身も「学ぶ」ことを忘れないようにしています。

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