湘南高校の期末試験が終わりようやく練習再開。
湘南高校の試験はたいへんです。
というより勉強量が半端ではありません・・・。
朝課外授業・・放課後課外授業・・土曜サポート授業・・・模擬試験・・週末課題
みんなよくやってるなー・・・といつも感心しています。
それはそれとして目指すは文武両道。
今回はまず、視聴覚教室にてDVDを見てのミーティング。
テーマは「勝負脳」の応用です。
「7分ぐらいのビデオ・・・最後に一人づづ感想を言ってもらいます」
・・・・こうすると寝る子がいなくなるんですよね・・(笑)
「じゃあ ひとりづつ感想・・・」
『具体的な目標が大事だと思いました・・・』
『練習を一生懸命することの意味が解りました・・・』
『マイナス言葉を使わないようにしようと思いました・・・』など・・。
意外だったのが、「マイナス言葉」についての感想が多かったことです。
『普段、マイナス言葉を使っているので気をつけます・・』など。
スーさんが 『もっと気持ちをプラスにしようと思います』そう言いました。
「そうだ!そうなんだよ。
思っていても、思っているだけでマイナス言葉使うのと同じ意味を持つんだ・・・。
言葉として口に出たか出なかっただけのことなんだよ!」
「じゃあ どうすればいい?」
『・・・声を出す・・・」
「そう・・コーチがいつも声を出せと言ってるのはそういう意味があるんだ・・」
それから「コーチが怒ることにも意味がある・・・緊張感を持って一生懸命やらないと結果がどうなるかが分かっているからその「緊張感」をもたせるためなんだ。」
「みんなが「緊張感」を自主的に出してほしい。」
「コーチがいようがいまいがそうしてほしい・・・」
そんな話をしました。
生徒達も なぜ具体的な目標がいるのか なぜ緊張感を持ち一生懸命練習する必要があるのか なぜマイナス言葉を使わないようにするのか その意味が具体的(科学的論理的)に理解してくれたと思います。
よく勉強する子が多いので一度理解すると飲み込みが早いようです。
ミーティングが終わったころ
一人近づいてきました。
部停の発端となった生徒です。
「すみませんでした・・・」
『・・・しっかり反省したのか・・・」
「はい・・・」
『みんなは受け入れてくれたのか・・・・」
「はい・・・」
『お前はいい仲間を持ったなー・・・この仲間と最後までやりとげろ!・・・」
『がんばれ!!』
「はい・・・」
この短いやりとりをしました。
その後練習スタート。
仲間達は彼をしっかり受け入れていました。
あんなに傷ついたのに・・・
あんなにつらい経験をしたのに・・・
あんなに犠牲になったのに・・・
なのにしっかり仲間として受け入れていました。
こいつらはなんてやつらだ・・・・。
私はこいつらがますます好きになりました。
「いならしくん・・・どうして許すことができたんだ?」
『バスケ部には腹黒いやつはおらんけん・・・」
・・・その言葉が脳裏に焼きつきました。
またひとつ彼らから学びました。
許されざることを許す・・・・それは腹黒くないこと・・・純粋なことなんですね。
こいつらー・・・もう何も言えねェ・・・


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