シルバーウイークも湘南高校バスケ部は練習に励んでいました。

あれ？・・・いつもより少ないなー・・・

「キャプテン藤吉・・・休みが多いみたいだけど・・・どうした？」

　「インフルエンザや体調不良・・・旅行にいってたり・・・」


ここで集合！（笑）

「君らは高い目標を掲げて、全員でそれを目指している・・・そうじゃなかったかな？」

　　「はい。そうです。ぼく達は強くなりたいと思っています・・・」



「今、ぼく達と言ったけど、○○はぼく達に入らないの？」

　　「いえ・・・・」


「○○は試合に出ることがないと思ってどうでもいいと思っている？」

　　「・・・・」


「これがキャプテン藤吉が旅行に行きますと言って休んだらどうなの？」

　　「・・・・」


「○○だから黙認？・・・無関心？・・・」


　　「・・・・」



「君らは何度もミーティングを繰り返し、少ない練習時間をカバーするためにはどうしたらいいかを考え、自分がチームのために何ができるかを考え、チームワークを高める・・・チーム全員でそんな課題に取り組んできたのではなかったの？」


・・・・沈黙



「今日の練習参加のメンバーを見てみろ、
怪我をして練習ができなくても、審判や得点係を進んでやっている人間がいる・・・」


・・・・沈黙



「彼らはチームの一員として、自分がチームのために今自分ができることを実行している・・・」

「・・・こんな姿がチームをひとつにしていくのではないの？」



・・・沈黙



「旅行も行かないで休まないで練習に来ている君らの方がおかしいの？」




「チームがひとつになって目標を目指していて・・・休む時には申し訳ない・・・そんな気持ちが出るのがふつうじゃないの？」




「それは試合に出れる選手・・・そうじゃない選手・・・そんなことは関係ないんじゃないの？・・・」






彼らがそんな問いかけにすこしづつ気付きはじめました。



チームと自分の係わり方に気付いたようです・・・



この日はそれぞれが自分がチームのために何ができるかを考え実行している姿になっていました・・・。


審判・・・

得点・・・

モップ・・・

声かけ・・・



さあ　次は悪びれた様子もなく旅行に行った○○に対し、チームがどのように接していくのか・・・

様子をみていきたいと思います。

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