湘南高校男子バスケ部第3章の主役達のラストゲームが昨日ありました。


第3章の主役達・・・

弱すぎるぐらい弱かった彼ら・・・



その彼らが以前暴言を吐かれたり突き飛ばされたりして萎縮して負けたチームとのファイナルゲーム・・・。



彼らが乗り越えなければならない壁が最後に用意されていました。


できれば1回戦2回戦は勝たしてやりたかったのですが、そう甘くはないようです。


何たる天の計らいなのか・・・


このチームと対戦するとは・・・・


何か因縁めいたものを感じました。




相手はやんちゃなチーム・・・

立ち上がりはくらいついていきましたが、

結局、前半終えて30点ぐらい差がついてしまいました・・・



いつもの彼らはここで力尽きるところ。


しかし今回は違っていました。


後半から怒涛の追撃で一時10点差まで詰め寄りました。



最後の最後まで戦う姿に、以前の弱っちー 姿はありませんでした・・・



試合後、大黒柱に成長したMくんが言いました。

「ぼくは 中学までは全然だめでした・・・でも今はやればできるということがわかりました・・・・」


私は言いました。

「確かに、最初はチームの足手まといになっていた・・・しかし、練習後に一人筋トレをしたり・・・その努力をコーチはちゃんとわかっていた・・・そして最後に花開いた・・・この経験を一生の宝にしなさい!・・・お前はやればできるということを!!・・・・」





キャプテンが言いました。「コーチに迷惑ばかりかけました・・・」



「そんなことがあるか・・・よく頑張ったな!  最後の最後は立派だったぞ!」







Iが言いました。「コーチ・・・オレ 性格が悪くて・・・・」


「そんなことがあるかー・・・お前は最高にいいやつだ! コーチはお前と同年代に生まれてお前と友達になりたかったよ・・・






Sくん・・・無言・・・


「S・・・お前ほど頑張るやつはいない・・・自分に厳しくしすぎるな・・・もっと楽しめ・・・」

この言葉に Sくん  ・・・号泣・・・






Mくんに言いました。


「お前は一番スピードが無かった選手・・・それがキャプテンを助けるぐらいになった・・・よくがんばったぞ・・・」







Kくん・・・

「自分の思い通りにならないと すねていたよな・・・それが今日は試合に出れなくても 必死で応援してたよな・・・

・・・成長したな・・・」




Kくん・・・「ぼくは・・・ぼくは・・・この経験をこれからの受験やその後の人生に生かします・・・コーチありがとうございました・・・」と言ってくれました。







ISくんが言いまいた・・・

「今日ぼくは全然だめでした・・・」


「○○!・・・おととい見たお前が本当のお前の姿だ・・・・コーチは評価しているから起用を考えたんだ・・・・」






Oくん・・・君は伸び率NO1!!




一言づづ話しました・・・


彼らは最後に「この仲間達とバスケができてよかったです・・・」と言いました。



この言葉にホッと安堵しました。






結果は1回戦で敗退となりましたが、

選手達がはじめて見せた大粒の涙が実に清々しく光っていました。




このチームのコーチでいれたことを誇りに思いました。


バスケを通して彼らは多くのものを手に入れたと感じました。





私は、第3章を終えた時点でバスケのコーチとしての一線を退く予定です。




4章に入るかどうかは未定ですが、I式コーチングのコーチの方に力を注ぐ必用がありますので・・・難しいと思っています。









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