新年早々 昨日と今日にかけて人が倒れている場に出くわしました。
昨日はデパートの中で、エスカレータにもたれかかるように倒れている人がいましたが、係員の発見が早く、事なきを得ました。
今朝のこと、FCAが現在入っているビルの向かい側に同じオーナー会社のビルがあり、そちらに警備室があります。
朝7:00前に自転車で走っていますと、警備室の近くで人が倒れていました。
私は慌てて「大丈夫ですか?」と声をかけました。
眼鏡は片方割れて、出血もありました。
「大丈夫ですか?」ともう一度聞くと、
「大丈夫です」という返事。
どう見ても大丈夫ではない様子・・・
「救急車を呼びましょう・・・」と近くに警備室にかけより状況を説明し救急車を呼ぶようにお願いしました。
そうすると、「しばらくそのままにしときましょう」という返事。
・・・ん・・・
倒れた方が気になったのでもう一度その方の元へ・・・
やはり自力で起きられないぐらいの状況・・・
再び警備室に行き、救急車をお願いしたところ・・・・
そこにいた警備員が、自分の方を人差し指で指差し、「・・・オレが・・?」
という返事・・・。
その言葉についに、「大噴火」
「お前はそれでも人間か! 人間の心を持ってないのかー!!」
そう叫び、カバンの中からスマートフォンを取り出し119番しようとしましたが、
こんな時スマートフォンは操作が多くてじれったいですねー・・・
あせりもあるのでしょうが・・・
119発信・・・とはいかないですねー・・・
こんな体験めったにないでしょうが・・・
もたもたしていると、
警備員が登場・・・
「ここは私がやります」との言葉。
おやおや・・と思いながらも、
私が、「いやいやだったらやらなくていい」と言いましたら、
「ここは任せて仕事に行かれてください・・・」との返事。
どういう風向きか・・・
119番を確認してその場を任せることにしました。
しばらくして救急車が来ました・・・・
この後、警備員の彼は「人を助ける」ということ、「人を助けることをさけた自分」に気付き、おそらく後日救急車に乗って助かった方から心より感謝とお礼の言葉を言われることでしょう・・・
その時に大いに自分を見つめなおすことでしょう・・・
後悔の念と、
そして人を助ける(感謝される)喜びと・・・
今後の彼の人生を変えるぐらいの経験になるんだろうなと思いました。
今回の警備員の彼の行動(初動)は、彼だけの問題ではない気がします。
ビルの管理会社(オーナー会社)の社風が末端にまで出ていると感じます。
いたるところにそのことを感じます。
・・・ついには、「人として、人の心を失うぐらいに失墜していたのか・・・」
上に立つ人・・・
経営者の「ココロ」の在り方の大切さと末端に浸透する怖さを感じます。
また、経営者や上に立つ人間がどうであろうと、「人」としての心を失ってはいけない・・・ということも強く感じます。
人の命より大切なものってあるのでしょうか・・・
作者を忘れましたがこの言葉が頭をよぎりました・・・・
END


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