授業はLIVE・・・ゲスト(受講生の方)の皆さんも何かに気づいていかれます。
先日もご本人曰く、「人生観が変わりました・・・」と言われるぐらいの気づきがありました。
そのゲストはとても努力家でまじめな方です。
国家資格を持ち、その資格を生かした仕事をなさっています。
しかし、何か仕事での行き詰まりを感じていらっしゃいました。
これまで努力を人一倍してきた・・・
努力を積み重ねてきた・・・
国家資格も取得した・・・
なのになぜ行き詰まりを感じるのだろう・・・
そう感じていらっしゃいました。
そこで、授業の中で実際に「気づく」ということはどういうことなのかを体験していただくカリキュラムをこなし、
「気づく」という感覚を身につけてもらいました。(思い出していただきまいた)
・・・この状態でかなり気づきやすい状況になってきました・・・
錆びた気づきの扉に油をさすイメージです。
さらに、いろんな角度から油をさしていきました。
「あなたはこれまでどんなものを積み重ねてきましたか?」
・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・
最終的に アスファルトを積み重ねてこられてきたことに気づかれました。
そこでこんなお話をさせていただきました。
ど根性大根(ど根性植物)の話です。
アスファルトを積み重ねていきますとアスファルトの下は見えません・・・・
しかしアスファルトの下にいる植物(ど根性大根)は、アスファルトの隙間を見つけては、「よし!見つけた!」と言わんばかりに上は上へと伸び、大根の花を咲かせ、実を結びます。
アスファルトの上から見るとその姿は奇跡としか思えませんが、植物からすると
アスファルトでなければもっともっと花を咲かせ実を結ぶことができるのに・・・
と思っているような気がします。
(・・・まるでイソップ物語みたいになってきました(笑))
そんなお話をさせていただき、さらに、
「あなたがこれまでしてきた人一倍の努力・・・
その努力がもし大地を踏み固めるような努力・・・
アスファルトでない土の積み重ねの努力だとしたら・・・
その土の下にはあなたが気づかない植物の芽が育ち、やがて地上に現れ、花を咲かせ実を結んだのではないでしょうか・・・・
あなたの中には、あなたが気づかない「伸びようとする芽」が常にあり・・・
その芽に気づき、その芽を育て、その芽を実らせる・・・
あなたは今回そのことに気づかれたのではないでしょうか・・・」
そうお話しました。
人一倍努力している・・・がんばっている・・・
その努力がアスファルトの上に積み重なったものなのか・・・
土を踏み固めて積み重ねたものなのか・・・
そんなことを考えさせられる一幕でした・・・・。
END
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