昨日の授業の中で面白い親子の会話のシーンがありました。
ゲスト(受講生の方)の教科書(JIMCCA認定教科書)を見たその方のお母様が、
「こんなに薄い教科書で大丈夫なの?」と問われ、
「内容が濃いいのだから大丈夫。」
とお答えになったそうです(笑)
年代や親子関係などがよく伝わる面白い話だなと思いました。
母親や子供を心配するものですね。
さらに分厚い読み物(教科書)だと安心するという習慣(勉強した気になる)
逆に薄いと不安になるという習慣から出た言葉だと思います。
もし教科書を分厚く難解にしようと思えばできますし、量を増やそうと思えばいくらでもできます。(笑)
実際、2年前にブログを編集して冊子にしようと試みましたら、アッというまに20冊を超えました。(笑)
この内容全部教科書に入れたいけれど入れたら読むだけでたいへんだと思いました。
(夏には執筆活動を本格化する予定です。)
私は、実践と効果と結果にこだわり続けていますので、教科書をできるだけわかりやすく、ワークをたくさんとり入れ、さらに余白をたくさん作ることを意識しています。
それは、「授業はライブ」というこだわりもあるからなんです。
ゲストのその人ならではの答や今必要な気付きがたくさん出てきます。
それを書き込んでいただくことでその人ならではのオリジナルの教科書が完成するというストーリーがあるのです。
アートですねー・・・(笑)
(最近少し自画自賛が多くなってきたような・・・・(笑)
これも自分へのプラスのストロークですね。)
コーチングやカウンセリング、コミュニケーション、実践心理学は感覚的な面が非常に多く、例えば、「愛」とか「おもいやり」と言われても測定して数値化することはできません。
しかし、その感覚的なものを体得(理屈ではなく体で覚えるイメージです)しなければ、人と良好なコミュニケーションがとれず、しいて言えば、自身の人生にも影響を及ぼしかねません。
一方、感覚的なことを、効果や結果から逆算し、体験経験値から最善の方法を導き出す合理的な面も現実を生きる上で必要なことになります。
この相反するようにみえる双方のバランスをとることが重要不可欠であり、私が最も大切にしている要素のひとつになります。
IMC[I式コーチング]はこのバランス感覚を大切にしています。
・・・・以上 IMC[I式コーチング]の教科書のなぞを解くのコーナーでした。
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ちょうどタイミングよく、HPのIMC[I式コーチング]とは? がリニューアルされました。その内容をご紹介します。
これからも中身の濃いもの深いもの、わかりにくいものをいかにわかりやすく表現していくのか・・・というのがひとつのテーマですねー・・・
引き続き進化していきます。
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IMC[I式コーチング]とは?
●「北風と太陽」の例え
イソップ物語の「北風と太陽」は、 北風がビュービューと無理やりに旅人のコートを脱がそうとしたのに対し、 太陽は、ぽかぽかと日差しを照らすことにより旅人がコートを脱いだという話です。
「無理やり」ではなく、「自分から」行動を起こすことの例えによく用いられます。
「太陽」の役割がIMC「コーチ」。 旅人が自分からコートを脱いでいくように導くことがIMC「コーチング」というイメージです。
●二人乗りの手漕ぎボートの例え
手漕ぎボートの漕ぎ手は相手の方を見ていても(後ろ向きに)漕いで進んで行けます。 それは相手を信じているからこそできることです。
相手は進みたい方向(目的地)を漕ぎ手にリクエストします。
漕ぎ手は相手を目的地に運ぶ役目を担います。 漕ぎ手がIMC「コーチ」。相手を目的地まで運ぶプロセスがIMC「コーチング」のイメージです。
●馬車の例え
約500年前の馬車は今でいう最高級の乗り物。
その馬車で「大切な人を、その人が望むところにお届けする」という 「馬車」がコーチングの語源と言われています。
「I式コーチング」は、これに加え、「大切な自分自身を、 自分用の馬車で、自分自身が望むところに届ける」というもう1台の「馬車」があり、 自分用の馬車と相手用の馬車がバランスよく走るというニュアンスです。
●気球の例え
気球が地上にある時には、「重り」で着地しています。 上空に上がる時にもその「重り」を積み込んだまま舞い上がっていきます。
一度上空に上がりそこから見る景色は広大ではるか彼方へ広がって見えます。
その時地上の姿は小さく見え、その姿を目にした時には、
「なんと小さなことで悩んでいたのだろう」と解決する問題もたくさんあります。
「重り」に相当するものが、不安や悩み、トラウマなどとしますと、 その「重り」を積み込んだまま上空にあがりますと、 その時点で軽くなった「重り」がたくさん見られます。
そして少し軽くなった自分(今までと少し変わった自分)がさらに 「重り」を軽くしていきましょう(問題を解決していきましょう) というのがIMCコーチングのイメージです。
ゲスト(相手の方)を無理なく負担が少なく、 できるだけ最短で問題解決を図るように導いていきます。
アインシュタインはそのことをこのように表現しています。
「この世に存在する数々の問題は、その問題が発生したときと同じ考え方では解決できない」と。
●IMC[I式コーチング]とは?
一言で言い表すと、「愛式コーチング」。つまり愛のあるコーチングです。 その愛とは大局から物事を見る愛(大愛)です。 ゲスト(相手の方)に大きな視点(観点)と理想と現実のバランスを考えて接していきます。
例えるなら、つばさを痛めた渡り鳥がいるとします。
その姿を見たら、もちろん痛めたつばさを治療し、癒してあげる必要があります。 食べ物を与え、できる限りのことをしてあげたいと思います。
しかしその状態が続きますと、その渡り鳥も、居心地がよく、 その場にずっといたいと思いはじめるでしょう。
渡り鳥の本来の目的は次の目的地に行くことです。 大局(大愛)から見ますと、その渡り鳥を再び大空に飛び立てるようリードしてあげる必要があります。
傷を癒し、コンディションを整え、飛び立つトレーニングと新しい飛行法を身につけたら、 本来の目的(目的地)に向かい、飛び立っていくのをサポートするのがIMCコーチングのイメージです。
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