
唐川さん(仮称)から嬉しいご報告をいただきました。
唐川さんは現在組織のボトムアップ(スキルアップ・レベルアップによる業績向上)がミッションとして掲げられています。
道のりはかなり険しいものがあります。
・マンネリ化した部下の意識と行動の改革による業績向上をはからねばなりません。
この難題に取り組んだ唐川さん。
配属先の雰囲気は、「私達の牙城を崩さないでください」と言わんばかりの閉鎖的なよくある雰囲気です。
お約束通り、「おつぼね様」がご健在(笑)
周囲がおつぼね様の機嫌を損ねぬよう無難に無難に適度(適当)なポジションを保ち仕事をしています。
新しく来た人には風当たりが強い。
これもだいたいお決まりのコース(笑)
この状態が「当たり前」だと思っているところが恐ろしい。
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唐川さんとは研修を通じて対策を練り、綿密な打ち合わせ。
手ごわい「おつぼね様」対策。
飛ばしてしまうように上に働きかけるだけでは芸がない。
そこでとった策は、「おつぼね様」を味方につけてしまおうというもの。
そして、会社組織の上役等にはそれぞれの役割に応じて接し方を具体的に綿密に行おうという筋書きです。
それにはまず、「おつぼね様」に唐川さんの実力を認めさせねばなりません。
そこから次への展開です。
気合の入った6月。
唐川さんは見事に九州一位の実績を収めました。
これには周囲も認めざるを得なくなりました。
予定通りの展開です。
そして唐川さんは打ち合わせ通り、その成果におごることなく、「おつぼね様」のおかげであるということを遠回しに多方面に言うようにしました。
ここから「おつぼね様」の唐川さんに対する態度が豹変(良い方に)
その態度を敏感に感じた他の社員も唐川さんを認めはじめました。
それから7月に入り、今度は組織全体に活気が戻り、業績が好調に推移しているようです。
ポイント(押さえどころ)をしっかり押さえて、周囲(上層部)を巻き込んでの見事な展開になりました。
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リーダーと言えども、それぞれのタイプ(特徴・個性・持ち味)があります。
唐川さんは、「率先垂範」ができる上に、「人徳」と「繊細なセンス」による人の動かし方を兼ね備えた理想的なリーダーと言えます。
JIMCCAが管理職・リーダー研修で目指す理想的な姿でもあります。
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唐川さんがいる組織(チーム)は今後さらに向上していくことでしょう。
さらに唐川さんの役目が大きくなればなるだけ今度は会社全体が向上していくことでしょう。
唐川さんの今後に大いに期待しています。
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