実は退職じゃないんです!
「どういうことですか?」
静かにはたらくこと。つまり与えられた最低限の仕事しかしないことなんです。
※「静かな退職(quiet quitting)」とは、仕事に対して最低限の要求を満たす範囲で働くことを指す言葉です。これは、社員が仕事に対して積極的な努力を減らし、基本的な職務内容だけをこなすようにする状態を意味します。特に、過剰な責任を負わず、仕事の範囲内で必要なタスクをこなすことに集中し、職場での過度な努力や過剰な時間投資を避ける姿勢です。
この概念は、特に過労や燃え尽き症候群(バーンアウト)を避けるため、または自己の生活バランスを優先するために選ばれることが多いです。
(CHAT GPTより)
……
働き過ぎによる過労や燃え尽き症候群を一時的に避けるためには必要な措置だと思います。
優先すべきは、命、身体、健康ですから。
一方で管理職の方から、
「部下に静かなる退職者(働かない。与えられたことしかしない。回りが多忙でも定時で帰る。職場の雰囲気を悪くする。)がいるのですが、どうすればよいでしょうか?」
こんなご質問を受けることもあります。
さらに、
JIMCCA のアカデミーの受講生で会社員の方から
「今の会社では働き甲斐がないので、手を抜こうと思うのですが…それってどうなんでしょう?」
このような質問を受けることがあります。
「静かなる退職者」に困ってる立場の方、
「静かなる退職者」を選ぼうとしている立場の方、
双方からご相談を受け、詳しく聞くことでその全容が見えてきます。
会社側は、
「静かなる退職者」を出さないための、
・報酬・評価基準・キャリアプランなどの見直し
・チームコミュニケーションの構築
を軸に細かいところに着手する必要があります。
「静かなる退職」を選ぼうとする個人からの相談には、
その選択による未来を考えてもらいます。
ほとんどのケースで良い未来は見えてきません。
会社は利益を出す宿命がありますで、
静かなる異動(作業を中心とした部署への異動、
退職への誘導)などを行います。
こうなるとますます意欲がなくなります。
そこで転職活動を実施しましても、
モチベーションが下がった状態では、良い転職が叶わないものです。
まずは、
今の環境の中で最善を尽くしたいところです。
「良い転職」をイメージし、そこで求められる人材を意識して日々過ごし、実際に転職するかどうかは、最善を尽くして、環境がどうなるかを見定めて決めていきたいですね。
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